Q 46歳、海外で治療中
今度胚移植を初めて行いますが、子宮口がとてもとても狭いので、胚移植までに日本のクリニックで子宮口を開いて来てくださいとドクターに言われました。子宮口が狭いと胚移植がしにくいからとのことでした。これまで、5年間日本で一通り治療を受けましたが、このように言われたのは初めてです(流産3回)。
今までベストな位置に胚移植出来ていなかったのかもしれないと思ったり、どのくらい前処置で開くのかわかりませんが、胚移植に不利な状況を避けられるのか不安です。子宮口を開く処置は何通りかあると聞きましたが、直前に日本でする場合はどの方法が有効だと思われますか。子宮口がとても狭い人は、胚移植に、それほどに、不利なのですか。子宮口を開いた状態で渡米して、その状態でも膣座薬は使えるのですか。日本のバックアップクリニックがまだ見つかっておらず不安ですのでお答え下さると有難いです。
A 「子宮口が狭いと胚移植がしにくい」のは間違いありませんが、これまで日本で通常通り移植できている方の子宮口が急に狭くなることはまずありません。このような場合に、私なら、海外のドクターの技術に疑いを持ちます。「胚移植までに日本のクリニックで子宮口を開いて来てください」との発言も、海外のドクター自らが実施すれば良いわけで、日本で実施するメリットはないでしょう。この発言も、私には、移植がうまくいかなかった場合を想定した責任逃れの作戦(日本のクリニックのせいにする)に思えてしまいます。転院をお勧めします。
なお、このQ&Aは、約2ヶ月前の質問にお答えしております。