Q 41歳、自然周期2回
1回目 体外受精→受精せず
2回目 顕微授精→着床せず
当初から顕微授精で凍結胚盤胞を希望していたのですが、「初め体外受精、次に顕微授精、そして胚盤胞」という具合に希望を引き延ばしにやる段取りがいやでしたので、転院をすることにしました。次の病院は ショート・ロングを主流としておりまして、ショートを行う予定にしております。
ネットで検索すると、「ショート→自然周期」という流れでやっている方が多く、自分のような「自然周期→ショート」という流れはどうなんだろうと考えました。今までは成功には至っていないものの、ホルモン値や卵の質はよくなっているし、自然周期の方が卵の質が良くなるとのことだから、「自然周期→自然周期」の方がいいのではと考えましたが、ショートも一度合っているかどうか トライしてよろしいでしょうか。「自然周期→ショート」という流れは問題ないでしょうか。
A 「自然周期の方が卵の質が良くなる」という確かな根拠はありません。自然周期の施設では自然周期しか行っておりませんので、自然周期と刺激周期の比較ができないはずですが、自然周期がよいという説を唱えておられます。刺激周期の施設では、刺激周期と自然周期の両者を行っているのが普通です(その方に合った方法を取り入れています)。
その方に適した方法があると私は考えておりますので、その方に最適な方法を行うのが妊娠への近道だと考えています。ぜひ、ショート法を一度トライして欲しいと思います。