TPP合意法案、週内にも衆院通過!
とはいかず、山本農相の発言で頓挫してしまいました。
まあ、いずれ可決となるでしょう。
そもそもTPPはなぜ組まれたのか?
わかりやすく言うと、お互いグローバルに行きましょう!と言うことです。
世界基準をつくっていき、古き悪しき制度を改革していこうというものです。
これは70年前からずっと言われてきました。
お互い国と国との貿易で国力を上げてきた世界各国。まず改革すべきことは何か。
それが「関税」でした。
関税は国と国との貿易で、自国の製品が海外の製品と対抗するためにかける税金です。
最も具現化されたのがTPPなんです!
では日本はTPP合意をしたのか。
TPPに参加・合意すれば、農業の自由化や聖域といわれた「高い関税引き下げ」、法人税の減税という規制改革ができると考えたからです。
株の話になりますが...
外国人投資家も日本が2013年にTPP参加を表明したことで規制緩和が期待できるとして、日本株に投資しました。
TPP関連銘柄としては、井関農機、日清製粉グループ、林兼産業、協和発酵キリン、明治HD、日本農薬、クミアイ化学工業、プリマハム、アリアケジャパン、伊藤忠商事、双日、三菱商事などでしょうか。
法案が週内にも衆院を通過するとの見方から、これら銘柄のほとんどが上がっていました。
ただ、ここ2、3日は失望売りが出てくるね。