2回目の手術 | lifestyle atelier MAGNOLIA 料理とアロマ、暮らしの教室

lifestyle atelier MAGNOLIA 料理とアロマ、暮らしの教室

東京都目黒区 おもてなし料理教室 アロマテラピー教室



2回目の手術も、おかげさまで無事に終わりました!


たくさんの祈りを捧げてくださり、ありがとうございました。


ご縁のある皆様から、神社行ってみおちゃんのことお祈りしてきたよって、神社の写真を何人も送ってきてくれたり、手術の時間に教会で牧師様たちが祭壇でお祈りを捧げてくださったり、お花やケーキやスイカが家族に届けられたり、友人が作り置きごはんを作りに行ってくれたり、手術日は一粒万倍日と天赦日という一年で最も最強幸運日だったり…なんだかもう皆様と宇宙からの愛と祈りと光を身体中に満たして手術に臨みました。






手術は無事に成功しました。


顎下と、耳の前からエラの下まで、大きな傷が左右にできました。




1回目の手術で術後の嘔吐が大変だったので、今回は顎間固定をしていることもあり、嘔吐すると命の危険があったので、一つの鼻の穴には人工呼吸器を手術翌日まで、そしてもう一つの鼻の穴には胃管を3日間挿入していて、それが本当に本当に辛かった


3日間飲まず食わず、管が喉にあたって痛くて痛くて、痛すぎて眠れなくて、1秒1秒が苦痛のなか、夜が明けるのを待ち、先生が来るのを待ち、3日目の最後のほうは力無く泣きながら、もう限界なんですってなんど訴えたことか…死ぬかと思った…


その胃管もやっとやっと、昨日の朝抜けて


今日やっと、傷のドレーンを2本外して、繋がっている管は点滴だけになりました。


びっくりするほど顔が腫れ上がっているのと、顔面神経が麻痺してしまっていて右側は動きませんが、時と共に良くなっていくでしょう。


左右の耳の触覚も全然ないけど、きっと良くなるはず。


クローバー


私は無宗教者で、自分の魂の声と宇宙からのメッセージを自分なりに受け取りながら前向きに生きてますが、

これはほんとにすごいなぁとバイブルにしている本があります。


ロダンやドビュッシーと親交のあった、カリール・ジブランという哲学者/画家の散文詩で

「預言者」というタイトルから想像すると、とても宗教っぽい本なのかと思いきや、宗教や宗派を超越した人間の普遍的なテーマ(愛、自由、子供、友情、苦しみ、仕事、別れ、死など)について、とても美しい言葉で真理が綴られています。




世界30か国語以上に翻訳出版されている超名作。

あまり有名でないのが不思議なほどですが、魂の琴線に触れる一冊ですので、かなりおすすめ。

ポケットサイズなのもいいです。


これを15歳のときに草案したというのだから、この人は間違いなく、人々に真理を伝えるライトワーカーとして生まれたんだろうなぁと思います。


今回、苦しみの中にあったときに久しぶりにこの本を開きました。


「苦しみについて」の一部を抜粋します。




----


苦しみの多くは自ら選んだもの。


それは、あなたがた自身のなかの、うちなる薬師が、病んでいる自分を癒そうとして盛った苦い苦い一服。

 それゆえに、この薬師を信じなさい。そしてその薬を沈黙と静穏のうちに飲みほしなさい。

 なぜなら、その手がどんなに耐えがたく厳しくても、「見えない方」の優しい手で導かれているのですから。

 そのもたらす杯がどんなにあなたがたの唇を焼こうとも、「陶工である方」がご自分の聖なる涙でしめらせた土で作られているのですから。


----



響きました。


私自身の中の、内なる薬師を信じます。

今回のことは、私のために起きたんだと思います。

私は守られていて、導かれています


私がここから何を学び、これからどう生きていくのか。


何度も人工呼吸器に繋がれて

体が思うように動かなくて

病室から空を見上げるたびに、天国に帰っていったファンちゃんやゑみさんを思い出します。


彼女たちは、天国に帰ってしまったけれど、わたしにはまだ命がある。

まだ、世のため人のためにやるべきことがあるということです。


生々しい手術の傷口と腫れ上がった顔を見ながら思うのは

健康であること、大切な人と一緒にごはんを食べられることがどれだけ特別で幸せな時間なのか…

同じ病棟に入院してらっしゃるのはほとんどがご老人で、いずれみんな年老いて、天に帰る日がくる。

幸せな時間は有限で、当たり前の日常こそが、限りある奇跡で、とても輝いているということ。


私は、大切な人たちとの穏やかな時間を宝物のように大切に愛でながら、人の幸せやよろこびのために、私の人生の時間をかけて大切なことを伝えていきたい、人に寄り添い、癒し、力になりたい、ということ。


ツールや形は変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。


とにかく、なるべくエゴを捨てれる、魂にフィットするものとやり方で、人に良いエネルギーを手渡せると確信できる方法で。


いつか笑顔が戻った時に、ゆっくりスタートさせてください。


今回ばかりは、絶対に焦りたくない。

この経験を、しっかり噛みしめたい。


いまはゆっくり自分の体と心をいたわり、向き合い、治します。



食事は、ずっと流動食。

ワイヤーで上下の顎が固定されて1ミリも口が開かないので、隙間からスポイトで注入して食べてます。

やせると思いきや、点滴もずっとしてるから、体重が減らないのが残念…笑

ダイエットしたいんだけどなぁ。笑


2週間後、また、ちょっとした手術をします。


毎日フランキンセンスを足裏に塗りながら、引き続きがんばります!!