プロ野球のポストシーズンは今週末からですが、メジャーでは一足先にポストシーズンが開幕しています
1試合のみの勝負で行われるワイルドカードゲーム
アメリカン・リーグはヤンキースがツインズに勝利し、5年ぶりとなるディビジョンシリーズ進出
一方、ナショナル・リーグはダイヤモンドボックスがロッキーズとの乱打戦を制し、こちらは6年ぶりのディビジョンシリーズへ駒を進めました
そして、今はディビジョンシリーズの真っ只中
ディビジョンシリーズは3戦先勝方式。
アメリカン・リーグは、「アストロズvsレッドソックス」「インディアンスvsヤンキース」の組み合わせ。
アストロズとインディアンスがホームで連勝スタートを飾りました
今日行われた第3戦
負けたらシーズン終了となる崖っぷちの試合で、すばらしいピッチングを見せてくれました
安定した立ち上がりを見せると、4回ワンアウト3塁のピンチでは、3番と4番を連続三振
スプリットを連投して、狙って三振を奪った感じでした
5回には初めて先頭の出塁を許すも、内野ゴロを打たせてダブルプレー。
ヒヤリとしたのは6回
先頭のペレスにヒットを打たれると、ワンアウト後にリンドーの打球はライトへ
思った以上に伸びた打球を、ライトのジャッジがフェンス際でジャンプしてキャッチ
2メートル3センチという長身と長い腕でなければ、捕れなったかもしれません
打球は完全にフェンスを越えていたので、マー君を救うナイスプレーでした
打線の方は、リーグ最多タイの18勝を挙げたカラスコの前に沈黙。
スピードがあるツーシームと、キレのあるスライダーにまったく対応できませんでした
ただ、6回ツーアウトからフォアボール2つとヒットで満塁のチャンスを作ると、インディアンスは早くも中継ぎの切り札・ミラーを投入
ここは抑えられるも、7回に待望の1点が
バードがライトスタンドに運ぶ先制ソロ
打った直後から本人がものすごく興奮してたね
貴重な1点でした
ちなみに、シーズン中から、バードはいつか日本に来るんじゃないかなぁ~と思っていた選手。
左打ちの内野手で、パンチ力があります
イメージとしては、10歳若いギャレットみたいな感じ
グレッグ・バード、覚えておいてください(笑)
マー君は7回3安打7三振1四球無失点のナイスピッチング
ヤンキースの先発がポストシーズンで6回以上を無失点に抑えたのは、2010年以来のことだとか
それだけの快投だったということですね
8回、マー君をリリーフしたロバートソンがワンアウトからフォアボールを与えると、早くもクローザーのチャップマンを投入
最速167キロをマークするなど、4つの三振を奪うピッチングで1点を守り抜き、1-0でヤンキースが勝利しました
マー君はポストシーズン初勝利
まだまだ劣勢ではあるものの、明日はチーム最多勝のセベリーノが先発ということで、望みをつなげました
ヤンキースと同じように、レッドソックスもホームでアストロズに雪辱
初回に3点を先制される苦しい立ち上がりでしたが、打線が15安打10得点と爆発
本来は先発の一角ながら、ブルペンに回っているプライスが4回無失点と流れを引き寄せたことも大きかったと思います
さて、運命の第4戦はいかに
ナショナル・リーグの組み合わせは、「ナショナルズvsカブス」「ドジャースvsダイヤモンドボックス」
ホームで連勝したドジャースは、明日行われる第3戦でダルビッシュが先発
一気にスイープなるか注目ですね
ナショナルズとカブスは1勝1敗。
ワールドチャンピオン連覇を狙うカブスは、第2戦で痛い逆転負けを喫して、シリーズの流れはまだわかりません
メジャーリーグのポストシーズンを見ると、この舞台っていいなぁ~とつくづく思います。
選手冥利にも尽きるだろうし、応援する方も力入ります
ワールドシリーズ第7戦で、日本人投手が先発で対決するような、夢の戦いになればうれしいな