2年ぶりの「日展・東海展」 | 三重中勢の旬便り・・第二章・・ (津の表具師がお届けするARTなお話)

三重中勢の旬便り・・第二章・・ (津の表具師がお届けするARTなお話)

三重中勢地区(津市)にて、表具師を生業としています。地元に生かされている管理人の視点が捉えた、「旬」の話題をお伝えします。 ☆コメントは内容を確認後に公開させていただきます。

津市の表具屋「松尾表具店・店主」がお届けする今日のお話。

 

節分の昨日、名古屋で開催中の「日展・東海展」を観てきました。

 

<おなじみの赤い看板>

 

東京に次いで来場者が多い愛知の日展ですが、昨年は愛知県美術館が改装中ということで名古屋では2年ぶりの開催となりました。

今回からSNSなどでの発信にも期待してということか、ほとんどの作品が撮影および公開可能(もちろんフラッシュ、三脚は禁止で人の写り込みには注意してという規定はあります)ということで、気になった作品をいろいろ撮影してきました。

 

第1科・日本画から紹介していきたいと思います。(画像は小さくしてあります)

 

<しぐれる・吉川咲江>

<ジレンマ・福本百恵>

<たわわ・諸星美貴>

<松・岡村倫行>

<白映に赤・長谷川喜久>

<時空巡り童士Ⅱ・間瀬静江>

<風の森・猪熊佳子>

<予感・新川美湖>

 

続いて第2科・洋画からは人物画ばかりを。

 

<睦月・宇野孝之>

<廃墟の鳩・石井康博>

<コンサートの夢・池田清明>

<R嬢・高梨芳実>

<黒のマニスクリプトへのオマージュ・藤森兼明>

<繍衣立像・中山忠彦>

<而今・湯山俊久>

<すばらしき世界・児島新太郎>

<花の装い・福井欧夏>

<覚醒・小川尊一>

<新らしい時代に・坂𦚰郁子>

<メロディ・中村裕二>

<キトラ追想・藤井あかね>

 

第3科・彫刻、第4科・工芸、第5科・書は展示風景から

 


<彫刻から・・惹かれた作品の「天地人-天使のため息-阿部鉄太郎」は三方向から>

 

<工芸と書も力作がたくさん並んでいました>

 

大作が多い日展だけに見ごたえ十分な展覧会で、毎年会期終盤にはみるだけでも大変な人出となります。

関心あります方はぜひお早めに。

 

◆改組・第5回日展(東海展)
◆2019年1月30日(水)~2月17日(日)
 午前10時~午後6時(入場は閉館30分前まで)
 ※毎週金曜日は午後8時まで、最終日は午後4時まで
◆愛知県美術館ギャラリー
(名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター8階) 
◆有料催事(中学生以下無料)