久々にガネーシャに会いたくなり電話をした。
僕の考えたことを聞いてもらいたかったからだ。
そしていつもの公園のベンチへ。

「お久しぶりです」

『元気にしとったかぁ?』

「はい!」

「ちょっと考えたこと聞いてもらいたいです。」

そう言って僕は、ノートに書きとめていたことを話した。
しかし返事はあっけないものだった。

『それでええんちゃう?ワシが教えたことなんやから自信持ってきぃ。
あとな、教えを受けてる時以外はタメ口でええんやで?
自分ら人間は職場でも上司にはほとんどの子が敬語しかつかわんやろ?
目上の人を立てるのもええけどな。
本心から付き合いしたい上司がもしいるんやったら、休憩の時や仕事が終わったら
タメ口で話したいこと話せばええんやで。
仕事以外の時間は心を開いた友達の気持ちで接してみればええで
自分が心開けば相手も開いてくれるもんや。
そうすれば職場も楽しく過ごしていけるんやでぇ~』

僕達は本音と建前等都合の良いように教えられて自分を出すことは子供と言われてきた。
しかしガネーシャはそんな人生つまらんと言う。
そんな話を聞いて又僕は嬉しくなる。

ガネーシャに会えると物凄く元気をもらえる。
色々笑って話してくれるガネーシャ。
課題の中にあった人を笑わせるってのがあるけど。
ガネーシャを無理に笑わせるよりは、ガネーシャの話を聞いてるだけでも
良い感じがする。
それくらいガネーシャがお話をしてくれるときは良く笑って話している。
人の話を聞くだけでも相手を笑わせることもできるんじゃないかと思う。
ガネーシャは地球上では大変恐れ多い神様として知られ日本名も
大聖歓喜自在天またの名を聖天様で有名だ。

7代の富を一気に持って来る事ができ、怒らせるとその逆にもできる。
半端な気持ちでは付き合えない神様だ。
それゆえに情報も少ない。
やっぱり、歴史上の伝記より直接本人に聞くのが一番だ。

今まで教えてもらったこと。

特に好きな食べ物

プリン 大根(切干大根の味噌汁)チョコレート 甘酒 カクテル 昔風スパゲティー

ガネーシャの好きな言葉

恩 切苦 逆運  祖 和  可
オン キリク ギャクウン ソ ワ  カ

言葉の意味

感謝します。一切の苦が逆運となり、先祖代々願う和みが可能となる事に。

性格

子供のように無邪気な性格で自分の友達が傷つけられることを凄く嫌う
自分自身がどれだけ裏切られたり傷つけられるより友を大事にする。
ものすごく几帳面だが、相手の緊張をほぐすため普段はだらしなく見せる。

もっともっと色々な人にガネーシャを好きになってもらいたいと僕は思う。
教えは無理に広めようとは思わない。
だって、自分がその教えを守って過ごして行けば自然と回りに広まるしね♪
やり足りない事はいっぱいある。

人に親切にすること。
自分自身の物事の中途半端
頑張る姿勢
協調性等々・・・・

数え上げると切がない・・
その結果が今の自分があるのだろう。
これらは自分の意思次第でどうのでも変われる。
実際にガネーシャに教わってから実践してきたことは
なんてことないことばかりだけど、今までできなかったことが多い。

色々な角度で見て楽しみながら行動する。
そうすることで自然と良いほうに向かうことが出来る。
すると余裕を持ってできる。
良い連鎖が不思議と続いていく。
それを、やるやらないは自分次第だ!!
ノートに今後の目標を具体的に書く。
楽しみながらする目標って夢になる。
その夢を一つ一つ達成できるよう頑張ろうと思える♪

ほどほどの課題は僕にとって永遠の課題にもなりそうだ。

そのときメッセが来た。
去年から付き合いのあるモヤットからだ。
彼も又僕と同じようにいい方向に向かっている友達なのだ。

去年までの彼はどことなくおっさん臭く鳳はずっと年配の人だと思っていた。
物凄く気が利くし優しい彼なんだけど、固いイメージがあって
あまり馬鹿話をしたことはなかった。
一つ壁を挟んで会話しているような感じが常にあった。

しかし、今年僕がガネーシャとの出会いを思い切って彼にも話した。
へたするともう付き合いも途切れてしまうかもしれない・・・
内心はかなりドキドキのまま話した。
しかし反応は意外な物だった。

ノリノリで話を聞いてくれて色々賛同もしてくれた。
自分自身は作り上げていた人物像とは全く違った人になった。
何か胸のつっかえが取れた感じになりとてもすっきりした。
それからというもの行政書士の話だけでなく、色々な世界観を一緒に
話せることが出来ることになった。
本音で話せるって物凄く楽しい。
この年齢になってそんあ友達が出来るとは思ってもいなかったし
作れるとも思ってなかっただけに毎回とても楽しくお話ができる。

それからは彼の印象がどんどん変り始めた。
そして僕がお気に入りだった本も鳳が進めるわけでもないのに
買いにいって、めちゃくちゃ気に入ってくれた。

そして今思えばMIXIで知り合いになったマイミクさんやアメーバーで知り合った
方も、とっても前向きな方ばかりで、今までの流れが逆転したかのように
良い輪が広がりつつある。
僕にとっては皆神様であり、大事な知人だ。
まだまだ深いお話をしたことない方もまだいるけど。
これからもこんな僕ですが、宜しくお願いします。


ほどほどの課題は簡単そうで意外と簡単そうで難しい。
何を基準にほどほどにすればいいのか?っと難しく考えてしまう。
そもそも基準って何?
そんな事を考えて過ごす日々が続いた。
ただ考えているだけでもしょうがないし、何かしたらそろそろかな?と考えて
辞めたり、もう少し続けようとかオフレコしたりして過ごした。
やりすぎな事やり足りないこと。
頭の悪い自分がいっぺんに考えてもどうしようもない。
わけて考える。
やりすぎなこと自分自身のことはなかなかわからない。
世の中のやりすぎなことを考えてみる。

新聞の勧誘の人
選挙の票獲得するためになりふりかまわない人
宗教勧誘する人
パパラッチの人
モンスターペアレンツ
戦争

ちょっと考えても結構でてくる。
上記の人の共通点を考えてみる。
大体は良いことを大義名分に言ってくる。
でもされるほうには煙たい存在になる。
なんでだろう?共通点は何か?

一つだけでてくる答えがある。

相手の気持ちは考えない。
むろんそうじゃない人も沢山いる、でもそうじゃない人が多すぎるから。
悪い印象が先にくる。

当たり前のことといえばそれまでだが、相手の気持ちを考える。
自分自身も分かってはいるつもりでも、なかなか行動できてることじゃない。
私利私欲こいつが邪魔だ。
この魔物が人々に住み着いて悪さをしている!

敵は分かった!あとはやっつけるだけだ!
僕の装備している、心を武器にこれから戦って行こう♪
武器なんて必要なし。物で釣る必要なんてなし。

心のスキルをこれからバージョンアップしていきたいなぁって思う♪

相手の気持ちを考えて心を配る。自分の受けたい部分を心を受ける。
テンションもあがってきたところで、やり足りないを考えてみようっと♪

夜中のコンビニの駐車場は誰もいなかった。
ゴミ袋を手に持ち僕は落ちている物を片っ端から拾い集めた。
煙草吸殻が一番多い。
ただそれ以外の物があまりなかった。
定員さんが掃除しているからであろう。
物足りなさを感じた僕は周辺の道に向かった。
街路樹付近は物凄い汚さだ。
空き缶・吸殻・お菓子空き箱等落ちている物もさまざまだ。

「地球君ごめんね~こんなに汚してしまってごめんね~」

地球の声が返ってくる。

「全然気にしなくていいよ~人間全滅しても気にもならないから~(笑)」

ブルブル・・・おーこわ・・

深夜にそういってブツブツゴミ拾いをしている姿はやはり、精神異常者なのかもしれない。
でもそんなの気にしない♪
ただあまりの道端の汚さで手が物凄い汚れる。
その時、良いものを見つけた。
まだ奇麗な軍手が片方落ちていたのだ。
これ幸いとばかりに軍手を装備!
棚からぼた餅とはこのことか!と一人気分良くしてゴミ拾いを続けた。

街路樹の一角の掃除が終わろうとしたとき、雨が降ってきた。
このとき思ったのが。
地球が最後の仕上げをしてくれてるなぁとか思い。

「んじゃ今日はこのへんにしとくから地球君あとは宜しく~ばいばい~」

「にーちゃんありがとな~又よろしく~」

やっぱりゴミ拾いは楽しい。
このとき本気でコスプレゴミ拾い大会を開催したいな~
他にも同じ事考えてる人いないかなっと考えた。
世の中にこんな僕みたい人もいてもいいよね?(笑)
地球と話すこともできたし、最後には手伝いもしてくれたし。
本来ゴミであった軍手も手伝ってくれた。
みんなありがとう。

寝静まるまでの間今までを振り返ってみた。
最近よく接する友達や家族の事、今までの自分。
何か変ってるだろうか?
正直何が変化したか分かってない。

でも毎日が楽しい。
職安いって3時間待たされて10分で相談終わって仕事見つからなくても。
友達とメッセで話をしていても。
子供達を馬鹿やって一緒に遊ぶことも。
妻とたわいのない会話も。
上手くいくときも、いかない時もすべてひっくるめて楽しい。
世間から見たら完全に底辺一家なんだけどね・・・

世間体からしたら最悪なのかもしれないが、その奥にはまだまだ自分の
道がある。でも今の僕は物凄く幸せだ。
そう気づかせてくれた神様がいる。
僕のお気に入りのブログにこんな事が書いてあった。

「幸せになろう」
なんて思わないで

自分の手の中にある

"幸せ"に気がついて

心がズキーンとくる言葉だった。
そしたらなんだか、あせらなくても大丈夫かな?
今、自分生きてるだけで物凄く幸せだなって思えた。
ガネーシャと出会えて、他の神様の言葉も聴けて。
こんなに幸せならこれから先も全然頑張れると思った。
世の中神様っていっぱいいる♪

日本では神様とか宗教って悪いイメージが多すぎる。
だからって、無理に神様いるっていう事もしようとは思わない。
思いは人それぞれだしなぁ~
僕自身はもしかしたら神様いるかも!って思って生きることが
なによりメッチャ楽しい!
それでいいんだと思う。
例え周りにどんなに非難されようが、そう思って生きるには誰にも迷惑は
かけないしね♪

お金は無いが心は満タンだ!

そんなことをノートに走り書きをしていった。
そうこうしているうちに皆は寝てしまった。

「おし夜中のゴミ拾いでもしてみっか♪」

そうして僕は家の隣にあるコンビニに向かった。
その日の夜ガネーシャから突然電話が来た。

『自分今どこにいんねん?』

「家にいますよ」

『今行くから外出れるか?』

「分かりましたぁ」

軽く身支度を整えて、家の下でガネーシャを待った。
すぐにガネーシャが現れて車に乗り込む。

『自分暴走しすぎやで、突っ走りすぎて足元の大事なもん仰山置き忘れてるでぇ
ワシが止めに来なかったらエライ事になってたでぇ。あわてる事あらへん
ほどほどにせんとどっちに偏ってもエエ事あらへんでぇ。
世の中には陰と陽があるんや、どっちに偏りすぎても駄目なんや。
分かるか?今の自分?心のバランスが完全にぶっ壊れてること気づいてるか?
世の中良いこと悪いこと仰山ある、でもな?時には目を瞑る事も必要なんやで
悪いことを認めるとは言わん、でもな人の叶え方は人それぞれなんや。
前に言ったやろ?心をプリンのようにせなあかんって。
もう一度自分を見直してみぃ』

ガネーシャが熱心に話をしてくれてるとき、ふとカーナビのモニターが目に止まった。
そこには「PAPA・・・」

我に返るとはこのことなんだろうか・・・
その時から不思議な感覚が別の形になった。

「ありがとうございます。なんか自分を見失ってましたね・・・
もう一回教え見直してみます・・・」

『今までの教え全部やり直しやな。失敗はしょうがない又やり直したい思うなら、そこからやり直せば
ええだけや。まず課題としてやること「何事もほどほどに」を心がけて生活せい』

ガネーシャにお礼を言って僕は部屋に戻った。
今までの課題ノートを見直ししなくちゃ。
そして課題の「何事もほどほどに」をどう実行するかを考えた。
っと言っても考えてもしょうがない。
行動起こすしかないのだ。
失敗は失敗だ、悔やんでもしょうがない、とりあえず
又ゴミ拾いから始めてみよう。
あのときの自分じゃ気づかなかったことがいっぱいあるかもしれない。

そうして僕は皆が寝静まるのを待った。
薬を受け取り、帰りのバス亭に向かう途中妻が

「モスバーガに寄ろうかと」

と言い出して向かうことになった。

久々のモスバーガーに妻も喜んでいる。
病院帰りではあるが久々のデートみたい感じだった。
妻が言いにくそうだけど口を開く。

「軽度でよかったね~心配したよ」

「黙ってないで話しとけばよかったね(笑」

そして僕はこの数日間の事を細かく説明した。
妻はさほど驚きもせず、聞いている。
でも内心は分からないだろうなこの感覚と思いつつ
又モスバーガーをほお張った。

ただ僕自身もこの感覚にとまどいもあったのが
妻に話して気持ちが物凄く楽になった。
やましい事をしていたわけではないが、説明しても絶対理解なんて
してもらえないと決め付けていた自分が情けない。

頭ではこうなると分かっていることでもきちんと話して
相手の言葉が聴けると安心した。
じゃぁこの間隔は何だろう・・・

家に帰って、妻が一人出かけた。
行き先はわかっていたが、何も聞かず見送った。
僕は、この不思議な感覚をどうせなら楽しもうと思った。

まだハイハイで立って歩くことのできない赤ん坊に歩くことを
教えてみようかなっと思いやってみた。
立つのは2~3歩フラフラながら出来ていた息子がどうなるか楽しみだった。

心で話せるとはこうゆう時便利なものだ。
最初は怖がって歩こうとしない息子だったけど。
自分が一緒に支えてあげることで、頑張るとなった。

一歩・・・一歩・・・震える足を前に出していった。
頑張れ頑張れもう少しだ~
やっぱりまだ無理と心に訴えてくる息子を励ました。
数時間後には、下り坂で背中を押された時のような感じで
歩くようになった。
途中学校から帰ってきた子供達も一緒になって応援する。

「がんばれ~がんばれ~」

倒れこんでも立ち上がる息子を見ていて物凄く感動した。
赤ん坊ながら悔しいという気持ちがこっちに伝わってくる。
子供達の所をスタート地点にして僕の所をゴールにして
徐々に距離を離していく。
ゴールに着くたびに褒めてあやして喜びを分かち合う。
だいぶ安定して歩けるようになったところで

「ホットミルクでも飲むか?」

目を輝かせて飲む~という仕草が可愛かった。

「パパはやくぅ~ミルク~」

そんな声すら聞こえてくる。
奪い取るようにミルクを飲みだす。
赤ん坊はやっぱりいいなぁ~
何人でも欲しくなる。
経済的には貧しい我が家だが、宝が3人もいる我が家は貧しいなんて思わない。
「子は宝」昔の人は良いこと言うなと関心した。

数日の間ガネーシャとも会うことは無かった。
正確に言えば会わなくてもいつでも会える間隔だった。
思えば目の前に現れる声が聞こえる。
その光景を目の当たりにしていた妻は心配そうに言う。

「パパ病院行こうか?」

「大丈夫なんだよ。なんともないからね」

でも妻にしたら、やはり不安であろう。
なんせ、誰もいるはずの無い部屋で会話を普通にしているのだから
心配するのも無理はない。
そう思って僕は病院に行って妻が安心できるならいいかなと思い

「やっぱそんな心配するなら病院いこうか(笑)」

「ありがとう。」

次の日僕は、病院に向かった。
人生初めての精神病院だ。(笑)
でももうすでに今日がどうなるかっていうのが、僕には分かっていた。
医者が困った顔してこちらを見て

「とりあえず薬で様子みましょうか?」

そして妻が病院に来てくれたことに感謝するってこと。
帰りにモスバーガーに寄ろうかと妻が行ってくること。
今日一日何がおきるのかが、すでに分かっていた。

病院ではさまざまな患者さんがいた、その心の訴えがもろに自分の心にはいってくる。
僕はその感謝さんの感情で泣きそうになった。
ここの医者には心ある人が少ないと感じた。
知りたくなくてもどんどん心に響く。
人の本音が聞きたくても聞こえるって怖いなぁと感じた。
ドラマの世にも奇妙な物語の主人公にでもなった気分だった。

受付を済ませ、待合室で程なく待ち診察室へ入った。

「はじめまして~宜しくお願いします~」

挨拶をすませ椅子に腰をかける。
妻はとても不安そうにあとに続く。
妻があらかじめ僕に気を使いここ数日間の行動記録をメモして医者に渡してあったが
もちろん知ってたが、妻なりの心配でしたことなんだと知らないふりをしてた。

それなのに、医者は僕にこう言った。

「奥さんに貴方の行動記録も見せてもらったのですが、御自分で記憶ありますか?」

そのとき妻があせった顔をしてたのが面白かった。

「へ~そうだったんですか~全部記憶にありますよ。ただそれを説明しろと言われても
信じがたいことになってしまうので説明しにくいですけどね。」

医者は僕をほとんど見ることなく妻ばかりに目がいっていた。
そして困った顔して言った。

「しばらく薬で様子みてみましょうか?」

「はーい」

その後僕は診察室を出て会計を済ませ処方箋をいただいた。
もらった薬は精神安定剤だった。
そして土曜日青空教室の日だ。
駅までゆーやを迎えに行きガネーシャと合流した。
その後いつもの公園に向かった。
若干風は強かったが、良く晴れた日だった。

テーブルのあるベンチに腰を下ろしノートを取り出した。

『今日は大事な事教えたるさかい、よう聞いてメモとっときぃ』

「宜しくお願いします~」

『まずなんでゾウが神様なのか教えたるノートに印象・仏像・象徴と書いてみぃ。
ほかにもなシンボルってあるやろ?あれも日本語では象徴やな
ゆーやちょっとシンボル書いてその下に「信じて保って留める」と書いてみぃ
シンボルも日本語になるやろ?全部にゾウがはいってるやろ?』

ガネーシャは熱心に話している
そんな僕らの周りは鳩や小鳥や烏がすっかり取り囲んでいた。

『みんなワシの話聞きたいから勝手にあつまってくるんやでぇ(笑)』

僕はガネーシャの話があまり頭に入ってなかった。
あんなに楽しみにしていたのに、心は上の空だ。
上空のヘリの音が妙に気になり、何かが来る気がしてならない。なんだろう?
そんなことばかり考えていた。

そんなとき突然雪が降ってきた。
ガネーシャが言う。

『ワシ今めっちゃスノボーやりたいねん。思いが強すぎるとな天気変わってしまうねん』

雪はますます激しくなり当たり一面だけ吹雪になってる。
それなのに空には太陽がはっきり出てる。
でもいまでは、そんな光景もさほど驚かない。
まぁ神様ならなんでもありかな?みたいな感じで受け止めてる。

もしかして僕が上の空になってることを察して雪降らしたかな?とか思いつつも
僕の心は公園の緊急用のヘリポートの所に目を奪われる。

「ガネーシャすみません!ちょっとあっち行って来ます。」

僕はそういってヘリポートの所へ向かった。
そしてあたり一面にあるゴミを拾い始めた。
なぜ今ゴミ拾いしたのか自分でも正直あまりわかってない。
でも何かがここにくる感じがした。
この汚いまま向かいいれることはできないとなぜか思った。
感覚的には操られているかのようにひたすらゴミを拾い漁った。
ガネーシャと過ごす時間はあっという間に過ぎてしまう。
前に教えてもらった、時間と何かを交換するだが、今の僕にとって
凄いものを交換している気がする。
僕が一人暮らしだったら、間違いなく入り浸りになっているだろう。

でも、教えを請う為に家族を犠牲にしてしまったら、本末転倒だ。
この教えを十分に生かして、家族を守る為それができたら、またワンステップしていきたい。
最近はこれでも家庭も円満になってきている。
徐々ではあるけど、以前の僕とは違ってきてると思える。
それが又楽しくもあり、次の励みにとなっている。

「ガネーシャ今日も色々とありがとう御座います!又宜しくお願いします!」

『なんぼでも話したるでぇ~期待してるさかい頑張ってや!』

「ありがとう御座います!」

気分も上々で家に向かう。
以前は何も気にしなかった景色も今は色々と感じれるようになったと思う。
そして、町の汚さにちょっと心を痛める。

近所の子供を集めてポケモンコンテストの題してコスプレ等させて、ゴミ拾いして
町中行進するのも楽しそうだなぁ等楽しんで行う事を考える自分がすごく楽しい。

家に帰っても前なら脱ぎ捨てっぱなしの靴も今では全員の分を揃える様になった。
出来てる人にはごく当たり前のことなんだろうが、僕にとっては当たり前のことを
当たり前にできなかった。
家事も前よりは進んで手伝うようになった。
そのおかげで妻の料理も変ってきてることにも気づいた。
前に妻が言っていた。

「愛情が無かったら料理なんてする気にならないよ」

本当にその通りだと思う、相手を気遣う気持ちは何年経っても忘れちゃいけないね。
当たり前のようにお願いしてたことも、
相手を思う気持ちが少しでもあれば、妻の手伝いなんて面倒でもなんでもなくなった。

仕事に追われ時間に追われ、いっぱいいっぱいの生活の中では絶対に気づけなかった事だろう。
だからといってまだ僕が一人前の家族の大黒柱になったわけではないが、今からでもそうなるよう
一歩一歩前に進もうと思う。
家族を大事にしながら、家族のありがたみに感謝しながら・・・