北朝鮮の核とミサイルと統一との闘い | 評議会のブログ

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北朝鮮が核実験後に国連安保理で、制裁を加重されてから間も無く、またミサイルを発射した。

恒例行事化して、ヤンヤヤンヤとニッポンは騒いだところなんもできひん。Jアラートを鳴らしたところ、何が変わるんか?  Jアラートシステムは、発展発達してるんが取り柄かもしれへん。笑

北朝鮮のミサイルが遥か上空を飛んで、警報を鳴らして、今度は竹やり(迎撃ミサイル)をもって撃ち落とすとイキがっては、空襲防衛を促してる。未だ落ちても来ひんもんに過敏になって、北朝鮮も大笑いかもしれへん。

ニッポンは米国を担いで、制裁や制裁言うてるけど、安保理決議で決め手を欠いて、かえって北朝鮮に誤ったメッセージを与えるようなもんや。

北朝鮮はそもそも韓国を正当な国家と認めてへん。朝鮮半島を統一することを国家目的にしているっちゅうことや。せやから、韓米同盟を崩壊させ、米軍を朝鮮半島から追い出すんが目的や。要は、核保有国と容認されて米国と交渉しても、その次のステップがあんねん。

対米従属で米国と一心同体やないと国を守れへんニッポンは、朝鮮半島の本当のあり方を見つめられへん。

大体、朝鮮戦争が終わらへんのは、米国が1953年の「休戦協定」を破っていることが根本原因や。

当時、李承晩大統領は、韓国統一するまで、この戦争は終わらせたくない言うた。そもそも休戦など必要がなかったわけや。せやけど、北朝鮮バックの中国、ソ連に怖気づき、これ以上の犠牲は望まへんと米国は、李承晩を説得し、後日の韓国統一を約束したかのようにした。マッカーサーを解任し、対中戦争にまで踏み切らへんかった。

もしやで、あん時、米国が冷戦をホンマに戦って勝つ気になってれば、今の中国も北朝鮮もなかったかもしれへん。ベトナム戦争も同じやった。米国型民主主義の弱点やった。

ほんでもって、米国は休戦協定締結から3カ月以内に、朝鮮半島の他国軍(国連軍)を撤退させることで合意したが、米軍だけは撤退せずに今日まで韓国に駐留してる。韓国統一の約束の為???もあるかもしれへん。

米軍と交渉の席に着けば、北朝鮮は必ずこのことを持ち出してくる。せやから、北朝鮮と話し合いなどは、どんな状況になろうとできひんと思うで。

今後、米国は用意周到に北朝鮮から先に手を出させるような石油禁輸に持ち込むかもしれへん。しかし、かつてニッポンが真珠湾に出たようなことにはいきそうもないやろ。未だ、後ろに中露が控えてるからや。

総じて、北朝鮮、韓国の統一合戦が背景にあるんは、今も変わってへんっちゅうことや。

核を持つ北朝鮮は、金王朝と言った王国で統一果たすのに対し、韓国には王が不在や。韓国に王が不在なんは、意味があんねや。韓国で統一を果たした時、統一韓国に新たな王が現れなあかんからや。

この王を中心に Korean Dream を実現させる為に、韓国は、アベル国家として準備してるわけや。

 

 

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