上を読み終わりました。この本、非常に読みやすいです。翻訳が良いです。上巻では、第一次世界が終わって、経済が混乱している中で、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの中央銀行総裁が、経済立て直しに奔走する様子を描いています。


脇役的に、ケインズが登場します。ケインズという人は、優秀な人でありましたが、結婚相手は、ちょっと意外な人物だったなんてことを、写真入りで書いています。とはいえ、ドイツに対する戦時賠償額が高すぎると出張したこと、イギリスが金本位制に戻ろうとしているときに、「やめた方が良い」と主張したことなど、ポイントは抑えてあります。


第一次世界大戦で米国は焼け太りをしたわけで、金が、米国に流れたわけです。で、このときに、現在ではよく聞かれるFRBってのが、アメリカにはできた、ということも書いてあります。


第二次世界大戦で英国を勝利に導いたチャーチルは、当時、大蔵大臣になって、金本位制にもどしたそうですが、後年は失敗した、と認めたそうです。潔良いですね。


でこの上巻の中で、ヒットラーのミュンヘン蜂起は出てきますが、非常に短い記述です。この本の帯には、『なぜ4人の中央銀行総裁は判断ミスをして世界恐慌を起こしたか』と書いてあるのですが、その問題には、上巻では触れられておりません。


ケインズが現在存命であったとしたら、どんなことを言っただろうか と考えると面白いでしょうねぇ と思います。

税金にはいろいろ不思議なことがあります。ガソリンもその一つ。なぜなら、税金に、税金をかけているからです。揮発油税、地方揮発油税という、いわゆるガソリン税という定額の税金が、製油所からでてきたガソリンに掛けられています。これは、暫定税額であって、そのうちに無くなると思うようなネーミングですが、ずっと続いていますし、それで決まる原価に、ガソリンスタンドが利益を載せた後に、消費税がかかるのです。税金に税金がかかるというのは、変ですよね。


次にまた、税金の変な話。実はね、昨日の午前、ある証券会社に行ったのですが、ファイナンシアルーコンサルティング課の課長さんから聴いたはなしで、相続税というのは、非常にいい加減な税金である、ということです。


でそれを聞いて思い出したのが、友達Aから『過少申告加算税』のことです。A氏は、母上が亡くなられて相続税を支払ったときに、ミスがあったそうで、3年後に、120万円の追加の相続税を払ったのだそうですが、払ったあと1か月ほどして、12万円の税金を払え、という通知が税務署から届いたそうです。これが過少申告加算税と呼ばれる税金です。多くても、少なくても、あとからやり取りした額の1/10は払え、ということが法律で決まっています。


ですので、相続税を100万円払いすぎましたという場合でも、実際には90万円しか返却されないわけですね。


このルール、通常のお金の支払いの常識とは、恐ろしくかけ離れています。悪意ならともかく、善意での場合にこういうのは、いかがなものかな と思います。

本日は、9時チョイ過ぎの新幹線で東京に出ました。午後、青色申告会に行って、記帳指導を受けるためです。青色申告ってのは複式簿記なので、結構いろいろ難しいのですよ。いつまでたっても完璧ではないです。複式簿記にデータを入れることを、『記帳』と言いますが、もはやパソコンソフトでやっていますが、いまだに「記帳指導」なあ~んて言っていますね。


今回の記帳で一番わからなかったのは、保険金が下りたときの処理です。2月の大雪で駐輪場の屋根が壊れたのです。その保険金が下りて、修繕したのですが、これをどう記帳すればよいのか、わからなかった。保険金がが下りたのは、事業主借、修理に使ったのは、事業主貸なんだそうです。


1月から12月までの情報を、正しく記帳することは、意外と大変なんです。

昨日、1月の頭から7月末までの情報を入力するのに、午後いっぱいかかりましたからね。その理由は、ラップトップでやったからかもしれません。


それともう一件、「青色申告」の問題点。横長に打ち出そうとすると、出来ないんですね。A4の横長に打ち出せないのは、非常に不便です。最初勘が取り戻せない時に、プリントスクリーンで、どうしても打ち出したかったのです。この点で、ワサワサして、時間を使いました。実に馬鹿でした。年に2回か3回作業するだけ、というのも、なかなか覚えない原因です。

またNPOの話をします。うちのNPOでは11月の末に、講演会と展示会をいたします。この情報を、2000名程の人が登録しているメーリングリストに流したところ、さっそくある会社が私にメールを送ってきました。仮にこの会社をKとしましょう。


Kは、親会社がどこか、海外にあるらしいんですね。で、出展料の5万円を親会社と、日本の子会社とで折半にしようと考えているそうです。で展示会と講演会に関する情報を英語版で探したんだけれどもない、と仰る。私なんか、大した英語じゃないし、自分で翻訳すりゃーいいじゃないかと思いましたが、それを言っちゃー一匹魚が逃げちゃいますので、ごちゃごちゃ言い訳を言ったわけですよ。


出来て間もないとか、お金がない とか、皆ボランティアで働いているのだとかね、この方、自分で英訳すりゃ良いじゃないか、ということは頭から消えているのですね。で、私は、事務局を預かる身ですし、赤字にするわけにはいきませんから、どこの翻訳が必要ですか、と尋ねたところ、せめてここのところ、との返事がいただけましたので、すぐに翻訳は致しました。


でも、すぐには送りません。①すぐに送ったのでは、勿体が付かないし、さらなる要求がきかねないし、こっちも忙しい。②間違いをチェックする必要もありますので、登壇者の指定した講演題目の翻訳は間違いがないか、をチェックする必要がありましょう。


ということで、問題はないのですが、ホームページに英文版なないのは、どの程度問題なのかですね。はっきり言って、NPOの活動はまだまだ日本国内が中心ですので、実状から言えばやむを得ない話ですし、英文訳に時間をかける場合には、誰がやるか、という差し迫った問題があります。明らかに、このK社のような出来の悪い社員の仕事の手助けをやっちゃー意味がありませんね。


という訳で、なかなか難しいなー、というお話でした。

この本はどういう本かと言いますと、-1929年に起きたニューヨーク証券取引所の株の暴落は、ヨーロッパ大陸にも伝搬して世界恐慌になったわけですね-、その中で中央銀行の総裁がどのように経済を安定させようと努力したのかを書いているのです。


日本では、日銀の黒田東彦総裁が、今までにないような金融緩和をやっていますね。毎日の新聞でも、FRBのイエレン総裁が、『あー言った、こー言った』と報道されています。最近読んだ、行天豊雄氏の著書『円の興亡』には、黒田総裁のことを『図々しい性格』と書いてありました。


で、そのことの真偽は実はどうでもよくって、世界恐慌 に戻りますと、この本は、世界恐慌が起きたときの、ドイツ、英国、フランス、アメリカの中央銀行総裁が、経済をもとに戻すべく如何に戦ったか を記述している本です。当然、総裁の性格も、言及していることでしょう。


この本、ピューリッツァー賞を取った本の翻訳です。僕は、今、経済の本を兎に角読んでおりますので、この本も楽しみにしておるわけです。まだ1頁も読んでいる訳ではない状況です。へぇ-そうだったの、ということが出てきたら、ここに書くことにします。