孫正義の参謀: ソフトバンク社長室長3000日/東洋経済新報社

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① 何についての本か?
→ソフトバンクの社長室長となった著者による、「光の道論争」「自然エネルギーへの挑戦」、「スプリント買収」といった大舞台の裏で経営者・孫正義は何を決断し、行動したのかについて書かれた本。

② 孫正義語録
・「有言実行はいい。自分を追い込んでいけるから
→赤字寸前のボーダフォンジャパンを買収したときに、「10年以内にNTTドコモを超える」と宣言し、2013年度3月期の業績にて売上高、営業利益、純利益でNTTドコモを超えた。

・「絶対に勝つのだ。『勝ちグセ』をつけなきゃいけない。そのためには一度でもナンバーワンを取るのだ。一回勝ったら勝ちの味がわかる。そうすれば社員の士気が上がり、モラルも向上する」
→ボーダフォン時代に携帯電話契約純増数で、万年最下位の負け癖がついていた。ソフトバンク同士なら無料になる「ホワイトプラン」や犬をお父さんに起用する斬新なCMを駆使し、何ヶ月も連続でトップに立つ。社員の士気を上げるため、小さなことでも大きく喜び、勢いをつけることを重視する。

・「目標が低すぎないか?平凡な人生で満足していないか?
→ソフトバンクはiPhone効果もあり、大幅に業績が改善し、ボーダフォン買収時の負債を返済しつつあった。しかし、突如2011年10月15日にスティーブ・ジョブズが亡くなる。それから、孫正義は上記の言葉をTwitterに投げ、自問自答を1年間続けた結果、ジョブズの一周忌、2012年10月15日にスプリント買収の発表をし、アメリカ市場参入へと乗り出す。

・「いける
→ソフトバンク役員とスプリント役員のテレビ会議が上手く行かず、V字回復できるのかという暗雲が立ちこめる中でも、少しでも良い面を見つめ、チャンスに焦点を当て、楽観的に物事を見る。難しい仕事に挑戦しているときこそ、「いける」を口癖にし、実行に移す。