手にしっかりと馴染んだナイフ一つでジャングルをサバイバルするように小さなグラフで大きな世界を! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

ゲシュタルトをつくること、小さくても良いので、いや、小さい方が良いので、フレームを閉じることです。

実践で使える小さく確実な武器を手にすることです。

うろ覚えの知識ほど邪魔になるものはありません。

自家薬籠中な明晰判明で確実な知識のみを手にして、実戦に臨みましょう!

 

手に馴染んだナイフ一つでサバイバルするようなものです。

たくさんの生半可な武器を持っていこうとして、ジープ一台分の知識を持ってはジャングルには入れません。研ぎ上げたナイフ一つで世界を切り拓きましょう!

 

Smartな人たちは数が正義と言わんばかりに、知識をコレクションしてしまいがちです(僕もその病があるので、気をつけます!)。

しかし、CrazyOnesは誰もが知っているようなシンプルな技術をシンプルに磨き上げて、とんでもない成果をあげます(MATLASスクールでは「覚えすぎるな」「忘れろ」とも言われたと思います)。

 

イデアとは抽象度の高いカタチのことです。

そのカタチの写像として物理空間が存在します。

 

「イデア」という言葉は「見る」という意味の動詞「idein」に由来していて、もともとは「見られるもの」のこと、つまりものの「姿」や「形」を意味している。

 

情報空間はピラミッドと似ていて、上に行けば行くほど積み上げる石は少なくなります。

情報量は減るのです。

 

 

なぞなぞで「高ければなるほど、少なくなるものなーんだ?」という下手な謎があったとしたら、それはピラミッドの石と情報空間における情報量でしょう(抽象度が高くなればなるほど、定義上、情報量は少なくなります)。



身体は非常にロジカルにできています。

シンプルにロジカルにできています。そこにアクセスしたいのです。

でも、視点を下げすぎて、抽象度が下がりすぎ、あまりに情報量が多いと、シンプルなものが複雑に視えてしまうのです(群盲が象をなでてしまうのです)。

 

そして解剖用語も同様にロジカルにできています。

 

たとえば、長母趾屈筋腱であれば、長ー母趾ー屈筋ー腱と分解すれば、「長」なので長いので、下肢からスタートしている筋肉であり、母趾は親指(趾)なので、親指を動かす筋肉であり、屈筋と言っているのだから屈曲なんだなと分かります。そのための腱です。

 

 

「長母趾屈筋腱(ちょーぼしくっきんけん)」とマントラを唱えている間に以上のことを頭の中に繰り広げられれば、実は名称とは「問い」ではなく、「答え」であることが分かります。名は体を表すのです。

 

骨の名称は囚人番号のようだと言いました。1番から7番の頚椎、1番から12番の胸椎、1番から5番の腰椎。肋骨も1番から12番です。

立派な骨なのに番号で呼ばれてしまいます😭
(でも覚えるのは楽!)(C1,C2も環椎、軸椎と二つ名がありますが、これもそれぞれ環であり、軸ですから、むべなるかなです)

 

なぜか前腕と上腕(手根、足根も)だけがユニークな名前ですが(それでも根拠があります)、あとは仙骨くらいなものでしょうか(仙骨もSacrum、聖なる骨です!)。

他は名は体を表しています。

 

たとえば、腓骨と書いて、骨に非(あら)ざると読みます。骨は身体の屋台骨であるはずなのに、腓骨は脛骨にコバンザメのように張り付くばかりで、外踝を観ると分かるように下には骨がありません。張り付くばかりで支えません。

 

*太い脛骨(ケイコツ:文字通りスネ(脛)の骨)の外側側(小指側)の骨が腓骨。骨に非ざると書く頼りなさそうな細い骨。腓骨筋によってふくらまされていますが、めっちゃ細い。

 

距骨とは、足にあるので足編ですが、手にあれば拒否の「拒」です。

距骨は踵骨についで巨大な骨なので、距骨。

そして、筋肉を一切拒否するために、拒否の距骨です。

名は体を表しています!(そうなのか?)

 

 

「人間は万物の尺度である」と言ったのはプロタゴラスですが(似たことをウィトゥルースも主張しました。それをダ・ヴィンチが描きました)、手や足を使って(Footからフィートは来ています)測ることはいまでもあります。ですので、手首から肘までを尺度とするので、尺骨です(肘であるところの肘頭は尺骨です。「ひじしゃっこつ」と覚えましょうー)。

 

 

鎖骨は中国で囚人に対して、鎖骨に鎖を通したという怖い説もありますが、怖くて痛いので、その説は採用せず(←じゃあ、書くなよって)、Bling-Blingな金ピカなネックレスというか首輪をぐるっと巻いているようなイメージで。それが鎖の鎖骨!

 

 

このイメージが良いのは、鎖骨からぐるっと肩峰、肩甲棘までゴールドのネックレスが続くイメージができるからです!!(この部分を肩に手をポンと奥だけで触れます!)

 

 

Bling、Blingな感じ!

 

 

まあ、そんな感じで大幅に脱線してしまっているので、ここらあたりでフレームを閉じたいと思います。

 

大事なのは骨です。

 

骨(こつ)がコツです。

 

筋肉を考えるときも、グニュグニュのやわらかい筋肉に拘泥せずに、骨で考えるとスッキリと覚えられます!!(多分!)

 

 

 

MATLASⅢはエブエブです!!

 

 

エブエブジャンプを繰り返し、Fasciaの王国、筋肉の王国、常在菌の王国へと移動しましょう!!