♫言葉にできるなら 少しはましさ 互いの胸の中は手に取れるほどなのに(久保田利伸)言葉にできない | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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夢のような時間は経つのが早くて、いよいよ最終日です。

 

カーネマンが記憶の自己と経験の自己というときに、こんな究極の選択を突きつけます。

 

 

トータル・リコールのように思い出作りな感じで、記憶だけをゲットして、一切経験がない状態を選ぶか、それとも素晴らしい2週間を例えば過ごすけれど、その記憶が一切無くなるというい経験を選ぶか。

 

これは多くの人がトータル・リコールを選びそうです。(経験はなく)記憶だけがある世界です。

 

 

僕はもちろん「記憶は思い込みだ記録ではない」(メメント)派なので、経験だけの方を選びます(そんな究極の選択を提示されたら、の話しですが)。

 

 

 

カーネマンも言うように、「思い出すことがどれほどありますか」と思います。

素晴らしい1年間であっても日に数秒も思い出しません。

 

であれば、経験の方がはるかに良いのです。全てを忘れてしまっても、経験したことは残ります(記憶以外に)。

 

情報空間が記憶の体系だと考えると、それは恐怖でしかありませんが、実際はそれは現代文明のひずみでしかないと思っています。

 

 

 

というわけで、夢のような時間は経つのが早いのですが、一方で急速に記憶が失われるという自覚もあります(これは幾度も書いていますが、「意図的に忘れる」訓練を繰り返してもいます)

 

できれば爪痕を残して、次へ行きたいのですが、全て忘れてしまうかもしれません。

というか、全て忘れるのがデフォルトなので、困ったなーとも思っています。

 

 

非常に僭越ながらアナトミートレインの勘所は僕自身は観えた気がしています。

 

口で言うのは簡単なのですが、実装するには相当に難しいものです。

 

とは言え、「言葉にできるなら 少しはましさ」(久保田利伸)と思います。

 

実際、本当のところは「言葉にできない」(小田和正)からです。

 

言葉にできるなら 少しはましさ
互いの胸の中は 手に取れるほどなのに
♫(久保田利伸『Missing』)

 

 

la la la……言葉にできない

せつない嘘をついては いいわけをのみこんで
果たせぬ あの頃の夢は もう消えた

 

 

いや、真面目な話、本当に観えたような気がしています!

 

その内容については、5月あたりに開催予定の解剖直観スクールで公開したいなーと思っています( ー`дー´)キリッ

 

というのは冗談で(いや本当ですが)、ここにも書き記します。

 

それは、、、、筋肉ではなく、Fasciaを触るということです。

骨ではなくFasciaを触るということです。

 

グレープフルーツの身ではなく、Fasciaを触るということです。

 

 

 

ヒトとグレープフルーツの構造はきわめてよく似ている。グレープフルーツの外皮はヒトの皮膚ときわめて似ており、外界に対応するようにデザインされている。(中略)外皮はヒトがまとまっている「脂肪のフリース」と同じである。朝食用にグレープフルーツを真ん中で切った場合、隣り合う区分がそれぞれ壁で仕切られていることがわかる。オレンジのように皮を剥いて1房ごとに分けると、外見上1つの壁は実際には2つ壁であり、片方が各房にくっついていることがわかる。筋間中隔も同様である。これはナイフで切り離されることが多いために、単に各筋の筋外膜と考えられている。しかし、グレープフルーツの壁が食べた後に残るのと同様に、図A1-9のように筋間中隔も残り、これらが強力な構造であることがわかり、切り離して検討する価値がある。(p.307)

 

 

 

 

キウイの身ではなく、皮を剥くということです。

 

 

大事なことなので、繰り返しますが、筋肉ではなく筋膜というかFasciaに触ることです。筋肉を大きく迂回するイメージで深く入ります(大きくと言ってもせいぜい数ミリもないレベルです)。

この違いが決定的に違います。しかし、これが「言葉にできない」というか、「言葉にできるなら、少しはマシさ」というものです。

 

「それなら知っている」「それならやっている」という大合唱が聞こえてきそうなので、一応小さく反論を試みます。

 

第一にいわゆる筋膜リリースはどの場所でも良いので(どんな場所にもFasciaはあるので)圧をかけます、、、、、と書いていこうと思ったのですが、別に小さくても大きくても反論することもないなーと思ったので、書くのをやめます。

 

言葉にできないと書いており、もしも「言葉にできるなら、少しはマシさ」と書いている時点で察していただけたらと思います。

 

図と地が反転しており、そっくりなのに鏡の国なのです。

分かってしまえば明瞭にわかり、明晰判明なのに、分かっていなくても「分かっている」と感じさせるものがあります(分かっている人々には分かっていない人々のことは良くわかります)。これは感覚の問題であって、感想の問題ではありません。明確な物理に伴うものであり、そして結果は歴然とします。

 

想像を超えた世界なのです。

そしてそこには非常に滑りやすい坂があるのです。

 

そして蛮勇で有名であり、「現状の外」への機会の通り道を探すことに血道を上げてきた「まといのば」としては、この感覚を移植可能だと信じています。インストールできると思っています。伝授可能だと。

それを手にすると、別世界が広がります。

 

少なくともRay先生にはCopyできました。そしてとあるダンスの先生とのセッションでもシェアできました(この方は天才的ですし、習得の素早さとそれを使う徹底さでは人後に落ちません)。

 

少なくともn=2ですし、またいま一緒に学んでいるメンバーにはシェアできる可能性があります。本日その講習会を開催します。(ただ僕の記憶が今日までなので、ここで終わるか、それともスクールを開催するところまでドミノが倒れ続けるかは、神のみぞ知るです。あ、自己言及命題の「嘘つきのパラドックス」を敷衍して言ったら分かる通り、一寸先は神様も知らないんだった。だからこそ、トムも言うようにパターン認識が必要なのです。確率論が支配するのです)。

 

 

というわけで、無謀にも言葉で伝えておりますが、実際はマン・ツー・マンで(いや、スクールで)手取り足取りで教えます。ただ知識は必須なので、あと2ヶ月くらいはあるので、ブログを過去記事を含めて熟読して備えておいてください!!
10月にはハワイ大学の解剖実習もあります(あれ、告知はまだ?)。

すごい世界にリアルに移動できる最後のチャンスが自分には訪れていると思い、情熱ではなく習慣の力によって、自分の人生をデザインしてください!!!( ー`дー´)キリッ(←って突然どうした?)

 

 

あ、明日はとうとうBodyDesignBootCamp3期の折り返し地点である第3回です。

ここからのリアル受講もプラチナコース受講も(5回のパーソナルセッションがついてきます!)、ヴァーチャル受講(Zoom受講&ビデオ配信)も大歓迎!

乗るしか無い、このビッグウェーブに(って、突然どうした?)。

 

 

【BodyDesign BootCamp3期 〜密教タントラの奥義〜開発から関係へ】

〈Body Design BootCampは全3コースです〉

・Body Design BootCamp3期プラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料60万円)

・Body Design BootCamp3期リアル受講コース(リアル受講+ビデオ受講)(受講料40万円)

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お申し込みはこちら

【受講要件】「まといのば」スクール修了生(メンター修了生)もしくはそれに相当する方
【日程】

#1:1/14(日)18時〜 (Zoom版ですが配信開始!)
#2:2/10(土)18時〜(Zoom版ですが配信開始!)
#3:3/9(土)18時〜
#4:4/13(土)18時〜
#5:5/11(土)18時〜
(予備日:6/8(土)18時〜)
(前期までと同じく土曜日オイルBootCampの後にスタートです)

 

Pearlyな肌を目指して!!!

 

美髪も!

 

*幹細胞?!

 

サムライの呼吸も!

 

バレエっぽい身体と所作も!!

 

【1位御礼!!総合3位御礼!】

意志力と習慣の記事で1位をいただきました!!

いつも応援ありがとうございます!