元オペラ座のバール先生もAnatomyTrainのトーマス・マイヤーも同じことをおっしゃていたよ | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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Bring‐Bang-Bang-Born、踊っていますか?(どんなオープニング?)

 

昨日だったかこんな記事を書きました。

 

Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-BangBorn…

 

が耳に残って仕方ない日々を過ごされていることと思います。

 

(そうなのか?)

 

鏡よ鏡 答えちゃって
Who's the best?
I'm the best!
Bling-Bang-BangBornOh yeah
生身のまま行けるところまで
To the next, To the 一番上

now singin'
Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-BangBorn…
Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-BangBorn…
Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-Bang, Bling-Bang-BangBorn…
To the next, To the 一番上

 

踊ってみるのも良いと思います( ー`дー´)キリッ
c.f.バレエでは「顔で踊るな」と言われるけど、、、むしろ「顔で踊ろう」、それもシステマチックに! 2024年02月28日 テーマ:講座案内 公式ジャンル記事ランキング:整体・リラクゼーション1位(1位御礼!!!)

で、よびのりさんが踊られたのがこちら!!

そしてこれって意外と大事かもと思っています。

 

 

 

実際にリンクを踏んで、ヨビノリさんの踊りをチェックして欲しいのですが(数秒で終わるので)、ここで同位相と逆位相について踊りで表現されています(いや、ちょっと違うから)。

 

もちろんBring Bang-BangBornの本来の踊りは逆位相でしかありえないのですが、しかし同位相を経ることで、逆位相の特殊さが浮き彫りになります。

 

これは古くから「逆ベクトル」と呼んできたのですが、もうヨビノリさんの逆位相で良いんじゃないかと思っています。いや、逆ベクトルも逆関数もこれからも使いますけど。

 

 

骨格筋を単純なモデル化します。

すると1つの関節に付着する拮抗する2つの筋肉群に分けられます。
1つを屈筋、1つを伸筋と名づけるとすれば、これは関節の運動に対して逆ベクトルであり、逆関数ということになります。片方は関節を折り曲げ、もう片方は関節を伸ばそうとします。



たとえば、「気の力」なる不思議な脱力したときの圧倒的な力の説明原理は差分であるとこれまで説明してきました。
この説明はもちろん今でも妥当だと考えています。
c.f.それは「ハタ」ではないかもしれない?! 〜均衡ということを真剣に考える〜 2014年02月25日(←この記事はBallet-ishにおいても超重要なので、読んでおいて欲しい)

筋トレの文脈で言えば、ポジティブのときはネガティブを意識し、ネガティブのときは、、、当然ポジティブを意識します(しないと効かせられないし)。

 

光が強ければ、闇が濃いということです(そういうこと?)。

 

 

ルンゴム的な文脈で言えば、ゴールがあるから現状が色濃く闇が深くなるわけです。

そうするとそこから逃れたい、本来の場所に戻りたいと無意識が強く思います。

ゴールがなければどんな地獄でも慣れてしまうのです。

 

あ、いま怠惰と言いかけて、ふと思い出したのですが、AnatomyTrainのトーマス・マイヤーもパリ・オペラ座のバール先生(元エトワールでパリ・オペラ座学校の校長)もどちらも「Lazyに」とおっしゃっていました(バール先生については10年前に記事にしています)。

直訳するなら「もっと怠惰に」もし意訳するというか、もっと受け入れられやすい言い方では「力を抜いて」とかになりますが、やはり「Lazy」の破壊力は薄まってしまいます!!

ここらへんに強烈なコツがあるのは事実です。

 


Lazyだからこそ良い施術ができ、Lazyだからこそオペラ座のエトワールになれます。

もちろん我々はLazyという言葉に卓越したプログラマーの3原則を思い出します。

 

トーマス・マイヤーはシンプルに力をこめず踊るように手技療法をせよと、そしてリソースを感じることに使え、と。そして、自分が治すのではないと伝えよとおっしゃっていました。

 

 

僕らはがんばるところと手を抜くところと力を抜くところと、力を思いっきりこめるところがすべてあべこべなのだと最近強く思います。最近というのはこの半世紀ほどw(←大げさか)。

 

このあべこべさが分かると、鏡の国に入り、そして偉人たちの仲間入りができるのではないかと推測しています。

 

そしてそれは猛烈に楽しいはず!

 

Ballet-ishに関しては、非常に面白い結果が出ていますので、引き続き遠隔を楽しみ、筋肉痛を楽しみ、ストレッチを楽しんでください。もちろんパンケーキでもアイスバスでもクンバカ世界記録でも自分にあったスタイルで出力してください。

「クンバカ歩法が10歩から20歩まで増えた!」でも良いのです。自分が成長していることが大切で、他人との比較は体重と身長を比べるくらいに無意味だと思うことです。

そして、淡々と水を浴び、薄着をして、規則正しい生活を守り、良く食べ、良く動き、良く寝ましょう。最善を意図しつつ、最悪に備えて同盟関係を増やしていきましょう(そして同盟とは不愉快なものという大英帝国の教えを胸にしましょう)。

 

逆ベクトルに関して言えば、ともかく光を強くし、闇を濃くするイメージです。

ゴールが現状の外というのはまさに強い光です(そしてそれは愚者にとっては漆黒の闇であり、感覚の世界で生きる人には夜の闇です。だから我々は理解されないことが多い)。その強い光が我々を照らすときに、また闇が深くなります。

 

 

 

As children,

子供の頃は

we fear the dark,

闇を恐れる

Anything might be out there.

何かがいるかもと。

The unknown troubles us.

未知の災いの種が。
 

There are those who say we should not inquire too closely

探ってはならないという者もいる

into who else might be living
誰が潜んでいるのか

in that darkness.

その闇の中に

 

Better

幸せなのだ

not to know.

知らない方が

 

 

 

それを手のひらサイズで実装するときに、MP関節を屈曲するときは伸展を意識し、伸展するときは屈曲を意識すると、「所作」と「まといのば」が呼んでいる感覚が見えてきます(関節に関しては肘関節が良いかもしれません。タンスを引く所作を想起しながら、肘を引くことで肘を曲げます)。このときも屈曲に際しては、伸展を思うことです。

そもそも身体操作はひねるという動きが重要です。右向け右は身体にとっては同位相であり、何も動いていないのと同じです(地球に対して方角が変わっただけ、身体は同じ形)。

 

屈曲と伸展は逆関数であり、逆ベクトルです。どちらも強く働かせ、そして反筋トレ的に力を最小限にしていきます。しかし想念の中では猛烈な力を想定します。これも逆ベクトルです。

 

ヒマラヤの修行を思いながら、脚に水を浴びるのも同じです。

システマチックに逆ベクトルを取り入れましょう。