口呼吸をやめると痩せるって本当ですか？〜そのカラクリもまたシステムの壮大な物語に含まれる

口呼吸をやめると痩せるのは本当かと思われます。

というか、口での呼吸をやめて、本来の鼻での呼吸に切り替えて、クンバカ歩法であったり、クンバカの多用を続けていくと、必然的に健康に向かって指数関数的に移動していき、その結果として、本来の身体、本来のプロポーション、本来の適正体重に漸近していくと思われます。

「息を止めると死んでしまう」という恐怖がクンバカを遠ざけますが、「自分で（クンバカを）コントロールしている限りは大丈夫」と繰り返し自分に教えることです。誰かに息を止められているならば、死んでしまう可能性がありますが、自分で息を止めているのですから、いつでも自分で再開できます（しかし逆の過呼吸＝火の呼吸はそうはいかないので、クンバカから薦めています）。

「息を止めることは楽しいーーー」が子供時代です。子供の頃はお風呂で潜水したり、プールで潜水したり、息を止めてなぜか遊んでいました。もともとも水棲動物だった僕らは息を止めるのは意外と好きなのです。

しかし、そこに何者かが丁寧に丁寧に洗脳をかけて、気付いたら立派な水も息止めも怖がる大人が出来上がります。でもそんな洗脳は抽象度と理性と論理があれば、一瞬でキャンセルできます。そしてゴールがあればもっと素早くキャンセルできます。

もしくはミメーシスしたいと思う素晴らしいモデルがいれば、一瞬でキャンセルできます（たとえば、あたなにミランダ・カー姉さんが薦めていると知ったら、それはコールドシャワーもやるでしょう！）。

c.f.ミランダ・カー姉さんも薦めるコールドシャワー？！FAT CAT MAT！肩関節って５つもあるの？ 2024年01月07日

キャンセルできたら、あとはシンプルです。

モチベーションとかその日の気分に左右されないように、淡々とホメオスタシス化します。習慣化です。

コールドシャワーなら、シャワーの温水を冷水に切り替えるだけ。クンバカ歩法なら階段だけでも１０歩で良いから息を止めてみる。いや、３歩でも十分です。

ハリハリ（Needle）ならば、オフィスの机の床に敷いて、靴下の上から踏んでみる。

そして24時間、いつも周囲を「キラキラでゴージャスな道」にしてみる！

『キラキラでゴージャスな道を歩く時は自然と背筋が伸びる』久しぶりにシャンゼリゼにあるジョルジュサンクのメトロから降り立つと、いつの間にかDiorの巨大な広告からルイヴィトンに変わっていました。2026年には史上…

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それらが全て当たり前になるように少しずつ少しずつホメオスタシス化、習慣化していくことです。トリガー化と言っても良いでしょう。

そして、モチベーションに火を付けるYoutubeを物真似できるほど視聴しても良いですし、ミランダ・カー姉さんのインタビューを飽きもせず毎日聞いても良いです。書籍を暗唱できるほど読んでも良いです。このブログを繰り返し読むのも良いでしょう。

情報が物理を変えることを思い出すことが大きなポイントです。

ふくらはぎに水をかけているだけなのに、頭の中で氷河をゆうゆうと泳いでいることを想像してみてください。アインシュタインではないですが、想像は現実より強いのです。

たとえば間違えて口で呼吸してしまうと、一呼吸であってもすみやかに口腔内と喉は乾燥します（今はまだ実験しないほうが良いです）。しばらく鼻での呼吸を続けていると、口で呼吸したときの喉の乾燥やヒリヒリに驚かされます。それが一呼吸であってもです。ここにも美肌クリームの理論でお馴染みの湿潤環境の維持が思い出されるわけです。口腔内はいつも湿潤環境を維持されなくてはいけなくて、できれば真空に近いほどにしたいのです（Dr.ミュー）。アムリタをありがたく嚥下し続けて、バキュームしたいのです。

口で呼吸して、口腔内と喉が乾燥すると、湿度を欲します。口を閉じれば良いのですが、鼻が詰まっていると（鼻が詰まるのも喘息もパニックも二酸化炭素を吐きすぎているというサインなのですが、ここにも「合成の誤謬」が働きます）、口で呼吸を続けてしまい、どんどん二酸化炭素は吐き出され、どんどん口腔内が乾燥します。

そうするとそれを「のどが渇いた」というサインだと認識して（口を閉じろというサインなのに）、水を飲みたくなります。それが水ならまだしも砂糖水を現代人は飲んでしまいます。味付き色付きの液体でないと飲めないのです。水であれば氷水を飲んでしまいます（多くのインドや中国の方が氷水を飲まないのには理由があります）。最近は「のどが渇いた」と思ったときはもう脱水症状というデマなのか何なのか分からないものが流布されています。熱中症等のリスクを防ぐためなのは分からないではないのですが、、、。

砂糖水は海水（塩水）ほどではないですが、もっと飲みたくなる負のループがあります。血糖値の乱高下とインスリン抵抗性のいつもの話しの負のループが始まるのです。海水を飲むと喉が乾くのと同じカラクリです。

そして、その延長線上に食べ物のループがあります。

僕も長年そうでしたが、口呼吸の人は食べると窒息します。咀嚼の間は口呼吸ができません。ですから食べていると窒息しそうな気分になるのです。ですから、食べない、、、、となれば良いのですが、「食べないと死んでしまう」モードが発揮されるので（「息しないと死んでしまう」と同じタイプの洗脳がここにあります。だから「食べて痩せる」という奇妙なダイエットが大手を振るいます）、急いで食べることになります。急いで食べるから、満腹中枢も刺激されず、消化不良となり、、、、、という負のループが始まります。

鼻で呼吸ができれば、味わって食べることができます（味と認識されることのほとんどは香り要素です。スパイスも香り、例外は辛味成分の痛覚）。ゆっくり咀嚼し、ゆっくり嚥下できるので、しっかりと味わえます。

しばしば「痩せたければ、ご飯をいただくときは、一口ごとにお箸を置くように」などとも言われますが、鼻で呼吸をしていると自然と箸を置くのです（箸も重いのでｗ）。そうするとしっかり咀嚼でき、消化しやすくなり、満足度も上がり、その料理の良さも味わえ、口から鼻腔に上がってくるアロマも感じられ、楽しめます。そして食事の時間がゆったりと長いものになるので、満腹中枢も刺激されます。

そうやって楽しんでいれば、口呼吸でがっついて食べるのとは違って、適正な量に落ち着いていき、そして勝手にやせていきます。

今回のこの非気功技術のシリーズはシステムもしくはホメオスタシスがあなたの味方です。勝手にどんどん良くなってきます。外すべきは自分の思い込み、自分の常識、自分の洗脳です。わかりやすく言うならば、巨大な社会的洗脳から逃れることです。一人一人が自覚して洗脳の悪夢から逃れれば、それは周りを救うことになります。

楽しみましょう！！！