気づいてないかもしれないけど まぁ、みんな疲れているよね それで誰かや何かから癒されようとする | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

富士山の山頂ほどの高さで、踊るように走るバレリーナを見たことがありますか?

 

僕はあります(汗)

 

 

以前、気功の発祥の地とも言われる九寨溝・黄龍に行ったことがあります。

 

近くの空港ができて便利になったと聞きましたが、その四川九寨黄龍空港ですら標高3500mです。

九寨溝も黄龍も絶景ですが、富士山クラスの高地です。

 

ですので、美しい観光地とは言え、高山病には要注意で、黄龍などでは走るのはもちろん禁物で、歩いていても相当にきついとされています。

 

*とは言え、本当に美しい光景が広がります。この世のものとは思えない極彩色です。

 

 

その黄龍でのことです。

 

周りの方が次々と具合が悪くなる。高山病っぽくなり、疲れ果てて、へたり込んでいる中で、ピンピンと元気なバレリーナの方がひとりいらっしゃいました。黄龍でのことだったと思いますが、下山の途中で友人が高台に忘れてきたものを取りに走って登っていきました(もちろん「絶対に走らないように」という注意をガイドさんからされていたのは言うまでもありません)。大丈夫かなーと思ったら、そのまま元気に走って返ってきたのには度肝を抜かれました。それだけ無茶に動いていて(御本人は無茶ではないそうで)、全く高山病になりませんでした。その気配すらない。1人お元気でした。

酸素はリアルに薄い感じがします。

 

超人的な体力ですが、御本人いわく「バレエ団での窓の閉まったスタジオでのレッスンのほうがキツイ」そうです。

バレエ団ではピアノの演奏でレッスンをするために、ご近所に(騒音が)迷惑ということで、音を出すときは窓を閉めます。

ですから激しくセンターレッスンをすると、十分に広いお稽古場でも酸素が薄くなるそうです。酸素が薄いというのは比喩だと思っていたら、かなりガチだったようです(二酸化炭素濃度が高いとも言えます)。

その酸素の薄さ(二酸化炭素濃度の高さ)は九寨溝や黄龍よりもリアルにきつかったそうです。バレエ団でのレッスンがヴァーチャルな高地トレーニング状態なのです。

二酸化炭素(CO₂)耐性を過酷なプロの環境で鍛えられていたということです。

これには、かなり驚かされました。

黄龍で疾走しているバレリーナをこの目で見ても、信じられないほどでした。

 

御本人いわく「レッスン中は水を飲んではいけない時代だったし」とのことです。

 

ちなみにその時代の芸術監督の口癖というか(実際に僕はそれを直接目にしたことがありますが)、印象深いセリフがあります。

たとえば、プロのバレエ団員が激しくレッスンをしているとき、自分の踊りが終わって、休んでいるとします。まさに手を膝について肩で息をしてゼーゼーと息を整えていると、芸術監督が一喝して「疲れたふりをするな」と。

 

「プロはハードすぎる」と驚かされた記憶があります。

 

 

ちなみにここに取り上げる余談かは分かりませんが、Dr.Tが若い頃にプールの中で潜水をしながら、フェルマーの最終定理を考えたら、一瞬で酸素がなくなって驚いたとおっしゃっていました。脳は本気を出すと、こんなに酸素消費するのだと思ったそうです。

 

強烈なホメオスタシスを書き換えるためには、強烈な刺激が必要です。

ただ、上手に刺激をデザインしてあげれば、自律神経はリセットされうるのです。

本来の能力を段階的に引き出すことができるのです(それが段階的に改善する二酸化炭素耐性です)。

 

この急転換、つまり全力で呼吸をしたあとにそれを止めることや、本物の寒さのあとで暑さを感じることが、ツンモの魔法への鍵だ。1分間、身体に大きなストレスを与えたあと、極度の弛緩状態を強いる。血液中の二酸化炭素濃度は急激に低下してから、元に戻る。組織は酸欠状態になってから、一気に解消される。体は順応性と柔軟性を増し、こうした生理学的反応をすべて制御できるのだと学ぶ。意識的な激しい呼吸は、われわれの体が壊れずすむよう、しなやかにしてくれるものだ(『Breath』)

 

というわけで(唐突だ)、話題沸騰中のアリアナ・グランデの新曲です。

 

「yes, and?」

 

 

 

in case you haven’t noticed 

well, everybody’s tired 

and healing from somebody 

or something we don’t see just right

気づいてないかもしれないけど
まぁ、みんな疲れているよね

それで誰かや何かから癒されようとする

ちゃんと見えてもいないくせに

*和訳はこちらから!

 

アリアナのMVの彫像からはじまる美しさをテーマに「一瞬は永遠に」や「時よ止まれ、お前は美しい」(ゲーテ『ファウスト』)などを書こうと思ったのですが、数日経ってしまうとチェシャ猫のニヤニヤのように薄らいでいきます。

 

いま、ヴィム・ホフもそのまえの「システム」もそして新しい美容整形やシン・美肌クリームについても、急速に次のパラダイムに行こうとしていて、どんどん先が視えてきて、逆に過去が見えなくなっています。まさにチェシャ猫のニヤニヤのように。

だからこそ、アイディアが残っているときになるべく書き残したいとは思っています(ブログのように、他者に向けて書いた文章であれば、ロジックがあるのでアイディアの復元確率が上がります)。

 

 

ともかく実践あるのみです。

実践の中には理論の丁寧な理解もあります!

 

 

*現在、毎日遠隔気功の継続中です!(テーマは「鼻呼吸への徹底改善」)

これからでも間に合います!!(あと一週間は継続します)

 

【BodyDesign BootCamp3期 〜密教タントラの奥義〜開発から関係へ】

〈Body Design BootCampは全3コースです〉

・Body Design BootCamp3期プラチナコース(リアル受講+毎月1時間プラチナセッション)(受講料60万円)

・Body Design BootCamp3期リアル受講コース(リアル受講+ビデオ受講)(受講料40万円)

・Body Design BootCamp3期ヴァーチャルコース(ビデオ受講)(受講料20万円)

お申し込みはこちら

【日程】

#1:1/14(日)18時〜 (Zoom版ですが配信開始!)
#2:2/10(土)18時〜
#3:3/9(土)18時〜
#4:4/13(土)18時〜
#5:5/11(土)18時〜
(予備日:6/8(土)18時〜)
(前期までと同じく土曜日オイルBootCampの後にスタートです)(初回のみ日曜日!)