僕は受話器を持ったまま顔を上げ、電話ボックスの周りをぐるりと見回してみた。僕は今どこにいるのだ? | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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鬱(Depression)は治りかけが、一番自殺すると言われます。

 

 

凹みの一番下のところ、関数で言う極小値のところでは、自殺するためのパワーが無いと、と。

 

でも、少し回復してくると、自殺するだけの力が湧いてくるようです。

 

それはそれで本人の自己決定権だとは思いますが、一方で鬱自体が脳に対するハッキングの一種であるならば(その面も否めない)、自殺するのは自己決定というより操作されているような気がします。自殺をアンカリングとすることがどれほど簡単かは、呪いを知っている人は良く知っている話し。

 

*この書籍を読んでおくと良いと誰かにセッションで伝えました(誰だっけかな?)

 

↓いま検索したら初出はこちら。スクールをしていて「2001年宇宙の旅」を知らない受講生が大半でショックを受けたことを昨日のことのように思い出す。

 

 

 

 

「まといのば」が大きく変わろうとしているのと同じタイミングで、皆さんもいろいろと変わっているようで、非常に面白いフィードバックを多く頂いています。

 

歯科領域に関して言えば、昔からスプリチュアルの業界では、大きな変革が起こるときに歯科領域のトラブルが起きるなどとは言われますね。

あとは大きな別れは続きますよね〜。それはパターンだから嘆いても、理由を探しても無駄です。太陽がなぜ東から上るのかと問うようなもの(上っていません、僕らが回転している。それを地球の自転と言う)。

 

 

同じようなタイミングで起こることは起こるもので、親しい友人(というほどもでもないのですが)が最近同じようなトラブルに巻き込まれていました。気の毒です。

最初は何のことは無いように思っていたのですが、気付いたら深みにハマってしまっており、優しさが仇になり、ボロボロなようでした。

その人もまた新人というか、新しく雇った優秀な人材が厄介なことをふんわりと起こし、何か明確に悪いことをしているわけではないけれど、無邪気な感じで、どんどん組織を蝕んでいき、そして気付いた頃には、にっちもさっちも行かなくなったそうです。

無念だったのは、何年も何年もかけて温めてきた企画がようやく完成し、ローンチするというタイミングで幾度もぶち壊しにあい、結局頓挫したこと。

まあ、こちらから何を聞いても、「自分が悪い」としか言わないので、らちはあかないのですが、まあ、大変そうだなと思ったら、件の彼は死にました。

 

それほど身体が強くなかったところに、ストレスと過労が積み重なったのだと思いますが、朝起きたら冷たくなっていたたそうで、家族が見つけたときは手遅れだったそうです。いや、正直その過程で発見されても手遅れだとは思うけど。

死ぬことはなかったかなという思いと(自殺じゃないらしいですが)、まあそいつなりに人生を生き抜いたのかなという諦観と、いや、本当に無邪気な悪魔が荒らさなければ良かったのにという怒りも覚えています(なんか「ノルウェーの森」とかそういう話しじゃなかったっけ?)。

 

 

という夢を観ました(と唐突に夢オチにしておくことに)。

 

夢十三夜に、石で口を漱(すす)いでみる。

 

(西條八十とは、八と十で「九=苦」が無いという意味だそうで)

 

(引用開始)

 僕は緑に電話をかけ、君とどうしても話がしたいんだ。話すことがいっぱいある。話さなくちゃいけないことがいっぱいある。世界中に君以外に求めるものは何もない。君と会って話したい。何もかもを君と二人で最初から始めたい、と言った。

 緑は長いあいだ電話の向うで黙っていた。まるで世界中の細かい雨が世界中の芝生に降っているようなそんな沈黙がつづいた。僕はそのあいだガラス窓にずっと額を押しつけて目を閉じていた。それからやがて緑が口を開いた。「あなた、今どこにいるの?」と彼女は静かな声で言った。
 僕は今どこにいるのだ?

 僕は受話器を持ったまま顔を上げ、電話ボックスのまわりをぐるりと見回してみた。僕は今どこにいるのだ? でもそこがどこなのか僕にはわからなかった。見当もつかなかった。いったいここはどこなんだ? 僕の目にうつるものはいずこへともなく歩きすぎていく無数の人々の姿だけだった。僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。(引用終了)

 

 

僕はどこでもない場所のまん中から緑を呼びつづけていた。

 

というのが良いですね。

 

 

どこでもない場所のまん中から」ではなく、セカイ系の中心で愛を叫んだ二人が転生したのが映画版「モテキ」。

 

*でも一番かっこいいのはリリー・フランキー!!

 

 

 

どれだけ深い穴に落ち込んだかというのは、なかなか自分では分からないもの。

 

そのためにメンターがいるし、先達がいます。

 

あまり自分で抱え込みすぎないで、気軽に相談してください!!!(←お前が言うなw。いや、でも本気で)。