「良い人」は「どうでもいい人」だから透明人間に。でもフェロモンを忘れずに〜「作り阿呆」のすゝめ | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「いい人」は「どうでもいい人」であったのです。

よくピックアップアーティスト(ナンパ師)の間では、「『いい人』と言われた終わり」と囁(ささや)かれていました。

「あの人、いい人」と言われたら、男として見られていないという意味だからです。

その真意は「どうでもいい人」であり、眼中にないということだからです。

それよりもざらっとひっかかる人が良いのです。気になる存在が良いです。

ですので、彼らは「悪い人」と思われたいのです(だから、「ちょい悪オヤジ」が流行ったのです。メディアによってw)。

 

若い人も同様です。未成年なのに、お酒を飲み、タバコを吸い、長じては(長じているのか?)彫り物をいれます(あえてタトゥーとは言いませんw)。ここには大人への憧れがあり、また「悪い人」への憧れがあります。もっと長じると校舎のガラスを割って回ったりします。

c.f.♪この支配からの卒業、闘いからの卒業♪憑依と沈黙とスノーデン「神は不在です。神は私を望まれない」 2017年02月24日

c.f.気功からの卒業♪ 2012年10月14日

 

 

c.f.「良いカードを持っているやつがいつも必ず勝つわけじゃない」(Silicon Valley) 2016年08月07日

 

一方で本来は望ましいキャラクターであるはずの出来杉君は大事な夏休みの冒険には呼ばれないのです。出来杉君と結婚すると思われていたしずかちゃんもVitalな経験(命がけの冒険)を共にしたのび太くんと結婚を決めます。

c.f.劇場版(映画)の中だけ、頼りがいのあるジャイアンではなく、映画に出番がない出来杉君を目指す! 2022年02月08日

 

モテるのは、バンカラであったり、ヤンキーであったり、暴力的であったり、髭をはやしていたり、お風呂に入らなかったり、そういうのがかっこよかった時代がありました。

でも、ホワイト社会においては、全く違うキャラクターが好かれます。

ブラック社会ではダメだと思われるような価値観が最近一気に浮上しています。

というセミナーを革命3部作のラストを飾るフェロモン革命セミナーでやります。3月開催です。

 

革命3部作とはいま勝手に命名しましたが、ホワイト革命、普通革命、フェロモン革命の3部作です( ー`дー´)キリッ。

 

 

ちなみに、4月は久々の手帳講座です!

 

今年の手帳講座もかなり面白いと思います!

ちなみに手帳講座というのはゴール設定&更新講座です。

平たく言えば、セルフコーチング講座ですね。

毎年開催しています。

(なぜ、手帳講座と呼ぶかと言えば、苫米地手帳の新年度版が3月に発売されるからです)

夢や未来への期待や、ゴールやビジョンが見事に漂白されている社会において(我々自身も知らず知らずのうちにその影響を受けています)、いかにゴール設定をし、ゴールを更新していくかのセミナーです。発想法をガラッと変えないといけない時期に来ています(エンデミックが明らかになってきた今だからこそ重要なセミナーとなります!)(こっそりとシェアしますが、コーチングのスタイルも変更を迫られます。理論ではなく、コーチングのスタイルです)。

 

 

これまであまり人生がうまくいっていない人は幸いです。

時代が変わって、うまくいく可能性が上がるわけではないですが、適応できる可能性はあります。

 

厄介なのは、これまで人生がうまくいっている人です。

それもきっちり頑張ってきて、努力によって道を切り拓いた人にとっては、エンデミック後の世界は厄介なのです。パラダイム・シフト後のホワイト社会はとてもとても厄介なのです。

 

これまでうまくやってきた戦略が無効化されるからです。

むしろ努力すればするほどドツボにハマります。

意識的な戦略であれば、まだ救いがありますが、子供の時からそれに特化してきているので、もう身体に染み付き、心にも染み付いています。

これまで自分を推し進めてくれた原動力は、これからの社会では逆噴射になるのです。

努力すればするほど、ドツボにハマり、轍にハマるのです。

 

ホワイト革命に関して、たとえば整形であったり、清潔であったり、非暴力であったりということだけで、浅薄に理解していると危険です。

たしかにポイ捨てが少なくなり、街でクラクションを鳴らしまくる車はいなくなりました。監視カメラが普通に設置され、パノプティコンは進んでいます。我々は自分のスマートフォンから監視され続ける日々です。

パノプティコンはブラックな社会では「悪」として認識されていましたが、ホワイト社会では「必要悪」からゆったりと「善」へと切り替わるように思います。

 

*スノーデンの危機感というのが理解できない子供たちが増えてくる真っ白な社会が出現すると思います。AIが監視すれば、個人のプライバシー問題は漂白されると彼らは考えるのでしょう。

そもそもパノプティコンの提唱者であるベンサムは「最大多数の最大幸福」の装置として、良いものとしてパノプティコンを設計しています。ですから、そこに戻るだけです。

 

ちなみに、我々のイメージにあるブラックなパノプティコンというのは、ミシェル・フーコーのイメージです。

 

 

 

 

 

 

で、明日のセミナーで導入しようと思っているのは歌舞伎ではお馴染みのヒーロー像です。

ブラックな社会では理解し難いキャラクターですが、古典芸能というのは、ありがたいものです。

ヒーローという言葉の印象とは真逆の人です。

 

それがたとえば、一条大蔵卿です。

 

大蔵卿は公家です。

踊りや歌が好きで、毎日遊んでばかりの都一番の阿呆と評判です。

公家なので品がありつつも、頭が足らなそうで、いつもニコニコと楽しそうな人です。

でも、それは世を忍ぶ仮の姿、というのが物語の筋です。

 

これはぶっかえり後のキリッとした大蔵卿ですが、できたら普段のふにゃっとした柔らかい大蔵卿を是非見て欲しいです。

 

歌舞伎用語で言えば、

 

作り阿呆(つくりあほう)

 

です。

 

ただ、その阿呆は世を忍ぶ仮の姿です。

平家全盛の世の中を阿呆のふりをして、泳ぎ渡るための方便、、、というのが物語の筋です。

(ちなみに、今月の歌舞伎における「元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)御浜御殿綱豊卿」の主人公徳川綱豊卿も同様です。これは本当に面白かったです)。

(そして今月と言うことでいえば、仁左衛門さんの一世一代(この役の最後となる)『義経千本桜 渡海屋・大物浦」は本当に素晴らしかったです。同じく一世一代ということで言えば、白鸚(はくおう)さんのラ・マンチャの男も!!役を演じつつけて53年だそうです)

 

歌舞伎におけるポイントは何かと言えば、阿呆(あほう)のマネをすることで、人の目を欺くことです。そのことで大きな目的を達成するのです。

 

これが僕等のロールモデルになりそうだと思います。
(ちなみに一条大蔵卿が志村けんさんのバカ殿のモデルとも言われています)

 

 

というわけで、明日は「"普通”革命セミナー」です!

 

合言葉はエロマンガ先生の「超強敵に普通にやって普通に勝つのが世界で一番かっこいいのよ!」(山田エルフ) です(とか、こういうこと書くから、人心が離れるのかな)。

c.f.「超強敵に普通にやって普通に勝つのが世界で一番かっこいいのよ!」(山田エルフ) 2017年05月10日

 

まあ、いずれにしても、普通にやって普通に勝ちましょう!(頑張ったら「負け」ですw)。

 

 

*いよいよ明日開催!!

もっと肩の力を抜いて、もっと楽しく、もっと普通に自分らしく!!

【まといのば講座『"普通”革命 〜普通にやって普通に成功して普通に幸せな状態をデザインする〜』】
【日時】 2月18日(金)19:00~22:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!

*ライブ(Zoom)受講も、ヴァーチャル(ビデオ)受講も可能です!!

 

*ザハロワとポルーニンの「ラ・バヤデール」