いよいよ今週末に迫っている「普通革命」セミナーですが、時間も迫ってきたので、コンテンツを先出ししておきます!
「普通革命」講座でも話題にしますが、みにくいアヒルの子は現代においてハッピーエンディングかどうかは分かりません。
みにくいアヒルの子には2つのフェイズがあります。
ひとつは、みにくいアヒルの子としていじめられているフェイズです。
そして、自分が白鳥だと気付く段階があります。白鳥のフェイズです。
アヒルの子として自分を認識している段階では、その自己認識の誤りにより、なかなか幸福になることはできません。自己認識の誤りというのは、自分をアヒルだと認識しているということです。アヒルとしては醜いのです。身体も大きすぎて、評価されないのです。
ただ、成獣となり、白鳥の姿となったときには、白鳥たちから受け入れられてハッピーエンド、、、、とならないかもしれません。
自己認識が間違っていた時期のツケを払うべく、コミュ障がひどすぎるかもしれないのです。
それはまあ笑い話で済むのですが、もっと深刻な問題があります。
それは、、、、、セミナーでもお楽しみに!!!
と言いたいところですが、ブログに書きます。
セミナーではその先の話をしたいので。
恐るべき真実とは、社会はアヒルで構成されているということです。
いや、そりゃそうですよね。
アヒルが大多数なのです。アヒルがマジョリティーを構成しています。
ですので、その点を忘れてはいけません。
すなわち、白鳥が評価されるのは白鳥たちの間だけです(でもそこでは希少性は発揮できません。全員白鳥なので)。
あなたが素晴らしく美しい白鳥だからといって、アヒルたちが無条件に絶賛するはずもありません。でも、多くの白鳥は「自分は白鳥ゆえに社会から受け入れられる」と思ってしまうのです。
その白鳥であることが、社会に著しく貢献できることがわかっていればなおさらです。
社会を進歩させる者(白鳥)が、高く評価されるべきで、白鳥のふりをしているアヒルたちは評価されるべきではないと白鳥たちは確信しています。でも、現実は違います。
白鳥がアヒルのように扱われ、ニセモノのアヒルたちが白鳥のように扱われます。
そりゃ、怒りたくなり、憤りたくなり、神を呪いたくなるでしょう。
でも、それは僕等の価値観が狂っているせいです。誰も、真に白鳥であることに価値を見いださないのです。いや、少なくともアヒルは見出しません。
そして、社会的に間違った価値観で怒っている人は排除されます。みにくいアヒルの子以上に排除されます。
それでも、もし彼が彼らを怒りと侮蔑でどやしつけるようなら、敬意を払ってもらおうと期待することはできないだろう。
天才でありながら、自分の専門分野を酷く過小評価されている人間にとって、過小評価している張本人であり、いいポストをたいして重要でもなく、オリジナリティもなく、時には能力すら持たずに教えているような専門分野を占めている人たちと、和やかな関係を築くのがいかに難しいか、私もよく分かってはいるが、それでも、もし彼が彼らを怒りと侮蔑でどやしつけるようなら、敬意を払ってもらおうと期待することはできないだろう。
(バーナード・ショー『ピグマリオン』序文より)
*ホワイト革命以前の処世術です。
c.f.解毒を行なうようになってから、読書やセルフヒーリングに対する強迫観念じみたものがなくなってきまし 2022年02月13日
その恐るべき真実を知っておかないと、自分の「白鳥」に気付いただけで、満足して終わってしまいます。その結果として、みにくいアヒルの子としてだけではなく、白鳥としても社会から排除されます。
アヒルたちから排除されて終わりなのです。
で、オススメなのは、白鳥という自覚をしたあとに、再びアヒルとして生きることです。いや、アヒルにはもう戻れませんが、アヒルをこっそりと隠れ蓑にするのです。虎の威を借る狐ならぬ、アヒルの威を借る白鳥です。なぜなら、ひとりひとり(一羽一羽)の力は弱くても、集団で来られたら圧倒的だからです。そしてアヒルは集団で来ます。
白鳥同士で目配せをしつつ、アヒルの世界に馴染んで、アヒルとして生きることです。