解毒を行なうようになってから、読書やセルフヒーリングに対する強迫観念じみたものがなくなってきまし | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

*本日15時より、井脇幸江さんの舞台です!!

c.f.明日は井脇幸江さんの「瀕死の白鳥」@京都〜2月の瀕死、6月のスタジオ発表会、10月のTOSCA 2022年02月12日

 

 

自己認識がズレていると、なかなかうまくいきません。

 

自分を過大評価していても、過小評価していても、うまくいかず、正確な評価が求められます。

 

そして往々にして「プライド」的なものが邪魔をします。

プライドに関して言えば、自己評価というより、他者の評価がベースのゲームです。

本当の意味でのプライドがあるならば、他者からの評価は気にならないものですが、自分が自分を真に評価していないので、他者からの評価が侮蔑的に感じてしまうのです。

 

プライドはなくして、まっさらの状態というか、自分は初心者というスタンスで虚心に学べばすくすくと成長できます(多分w)。

(これに関しても非常に面白い例があるので、また紹介します⬇)

 

天才でありながら、自分の専門分野を酷く過小評価されている人間にとって、過小評価している張本人であり、いいポストをたいして重要でもなく、オリジナリティもなく、時には能力すら持たずに教えているような専門分野を占めている人たちと、和やかな関係を築くのがいかに難しいか、私もよく分かってはいるが、それでも、もし彼が彼らを怒りと侮蔑でどやしつけるようなら、敬意を払ってもらおうと期待することはできないだろう。

(バーナード・ショー『ピグマリオン』序文より)

*いくら難しくても、和やかな関係を築くしかないのです。ホワイト社会以前からそうなのです。

 

 

逆に多くの場合は、自分を過小評価しすぎていて、その過小評価が邪魔をします。

内なる親が、内なる子供をいじめているのです。

自分が自分のことを過小評価し、蔑んでおり、「もっとがんばれ」とお尻を叩くのです。

そんな頑張りは数年は続くでしょうが、ある瞬間に頑張れなくなります。

 

朝、起きれなくなり、やる気がなくなります。

 

そこに悪魔ならぬ、内なる毒がささやきだします。「お前は駄目だ」「人並みになるには、もっと努力しなければ」「そうでなければ、生きている価値はない」と。

 

それが単なる内なる悪魔というか毒のささやき、内なる親のささやきだけにとどまるならば、良いのですが、それを自分の考えだと認識してしまうと、乙骨君になります。

乙骨くんが支持を集めるのは、多くの人が乙骨と同じ轍(わだち)にハマっているからです。

 

 

 

 

内なる毒によって、自分に鞭打って日々頑張るのですが、だんだんそれも尽きてきます。そうすると本当に死んだように生きることになります。

いや、元気が残っていれば、死んでしまうこともあるでしょう。

 

僕等はその道ではない道を、人が行かない道を歩まねばなりません。

 

それが「普通革命」の道です。

 

解毒して、脱洗脳して、普通になる道です。

ホワイト社会に適応しながら、新しいパラダイムでも楽しく生きる道です。

 

 

フィードバックをいただきました!

(フィードバックというのは、気功技術や理論を使っての結果のシェアのことです)

 

 

(引用開始)

 

解毒を行なうようになってから、読書やセルフヒーリングに対する強迫観念じみたものがなくなってきました!
今までは、もっともっと知識を蓄えなければ、身体を技術を良くしていかなければ、1人前になれない!そういう強迫観念めいたものが先行して苦行のような感じで読書とセルフヒーリングをしていた(ことに気づいた)のですが、
最近は、そういう強迫観念なしで淡々と行えるようになってきました!
良い意味でアッサリやってる感じです!

最近のまといのばブログを読ませていただいて、自分のことのように感じる文章が多々あって、
自分が毒が回った状態て生きていたことに気づけました!
他人に認めてほしくて、必要とされたくて、「足りない足りない。まだ足りない」と自分で自分のプレッシャーに押し潰されそうになって勝手に凹んで、また何かを求めて、、
というパターンにハマりやすいことに気が付きました!
それはそれで力を付けることに有効だった部分もありましたが、
解毒をはじめてからは、そういう強迫観念なしで、苦をあまり感じることなくやりたいからやってる感覚になりました!そして休みたいときは休む!
今までは読書やセルフヒーリングを始める前に気合いが必要だったりしたのですが、それが要らなくなってススっと始められるようになりました!
ブログに書いてあったように、今までの原動力のようなものがなくなった感じはしますが、でもそれがなくても上手くいくものなんだなーという感覚です!(今、手当てでゴムゴムをすることでクライアントに対して結果がかなり出るようになってきました!それも淡々と)

不要な情報が落ちて、軽くなった感じです!
これからも解毒を進めていきながら淡々とやっていきます!

 

(引用終了)

 

解毒は一日にして成らず、ですので、日々続けていってください。

解毒のプロセスはある程度、長く続きます。

 

ただこの方のように、解毒をしたことによるパフォーマンスの向上が分かるようになると、もっと解毒をしようと無意識が考えてくれます。良い意味で、無意識の報酬系を刺激します。

 

悪い意味での強迫観念はなかなか地獄です。

もっと知識を得なければ、もっと上手にならなければ、と思い続けるのは短期的には良くても、長期的には疲れてしまいます。

 

同じ走っているのでも、恐怖から逃げて走るのと、心から行きたい場所へ向かって走るのでは全く違います。前者が悪い強迫観念、後者が良い強迫観念です。

 

後者が強迫観念というのは、あまりピンと来ないかもしれませんが、単純に「なぜ自分はまだそこに辿り着いていないんだ!」という感覚です。

 

他人に認めてほしくて、必要とされたくて、「足りない足りない。まだ足りない」と自分で自分のプレッシャーに押し潰されそうになって勝手に凹んで、また何かを求めて、、

 

これはとても良くわかります。

 

そして、足りないと感じるのが、現代のパラダイムです。

特に資本主義のパラダイムです。

「まといのば」では、それをMoreの暴君と呼んでいます。「もっともっと」と際限なく欲望が叫ぶのです。

このMoreの暴君という名称の由来は「ゲティ家の身代金」からです!

 

*「どれだけのお金が欲しいのか?」と呆れられたときに、「もっとだ!(more)」と答えたのが印象的ですね。

*彼が強欲なのではなく、我々は累積値(積分)ではなく変化率(微分)でしか、喜べないのです。

*ジャン・ポール・ゲティはルー・タイスと同じく、To get richは簡単だが、To be richが大事だと言っています(編集者がつけた書籍のタイトルを直しながら)

c.f.大転子を丁寧に外旋させると、引き上げとともにウエストの筋膜が締まり、胸が開きやすくなる 2020年01月22日

 

そして、彼(ジャン・ポール・ゲティ)が最も幸せだったそうです。

 

このMoreの暴君から、うまく逃れましょう。
カラクリはシンプルです。お金の重要性を上手に下げることです。

というか、社会はふわっと、お金の重要性すらも漂白し始めているのです。

貨幣経済が王様であった時代はそれほど長くないのです(これについてもまた丁寧に議論します)。


*お金を本当に必要としなくなったときに、お金は集まってきたりします。お金というアルゴリズムの肝は上手に使うことです。上手に集めることではありません。

*あふれたお金はどこかで破壊しなくてはいけません。貯めておくと腐るので。その「儀式化された富の破壊」についてもまた言及します!

 

 


 

「解毒が進むと、やる気がなくなる」というフェイズを多くの人が体験しています。

これはとても良いことなのですが、そのカラクリを知らなければ多くの人は不安に陥ります。

せっかく良かれと思って、解毒を進めたのに、自分の生活基盤が破壊されそうな気がするからです。

 

これまでやる気を原動力にしてきたので、それがなくなったら、何もできなくなるという恐怖に襲われます。そのときに人は再び毒を飲むのです。せっかく解毒したのに、再び毒に浸るのです(そうすると次の解毒のハードルは上がります。解毒への免疫がつくからです)。

 

でも、うまくこのフェイズを通り越すと、意志力とか報酬系への刺激を使わなくても、スッと「普通に」できるようになるのです。

拮抗筋のブレーキやFasciaの癒着によるブレーキがなくなった身体のようなもので、羽が生えたように軽く、無抵抗でスッと身体も心も動くようになるのです。

 

とは言え、それを自分で実現するのは困難です。

 

まずは身体を深く休めましょう。

 

アプロディーテーでは、そのお手伝いをします!
(アプロディーテーは「まといのば」のオイルトリートメントです)

 

 

【まといのばオイルトリートメントサロン《ΑΦΡΟΔΙΤΗアプロディーテー》】
【概要】 「まといのば」本家主宰によるオイルトリートメント
(オイルトリートメントをベースとして希望によりプライベートセミナー、メンタリング、気功整体、気功指導、セラピスト養成を行います。ゴールに合わせたテーラーメイドな90分セッションです)
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム(もしくは新セミナールーム)
【受講料】  年間コース(90分×12回セッション:900,000円)
       半年コース(90分×6回セッション:450,000円)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLineMenTor修了生、もしくはそれに準ずる方
【持ち物】 特にありませんが、ゴールだけは忘れずに!
【お申し込み】お申し込みはこちらから。(もしくはLINEやメールでのお申込みも可能です)

*ΑΦΡΟΔΙΤΗでは、単発の受講は設定していませんが、パーソナルセッション(5回or単発)でのオイルトリートメントのリクエストも従来どおり可能です!

c.f.アプロディーテーに浴みをさせ、その肌に永遠にいます神々の肌に匂う不死の香油、甘く香る神油を塗った 2021年11月20日