見え方や表現の仕方を漂白すれば良いわけで、心と身体を本当に漂白してカサカサな奴隷になる必要はない | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

抽象的な言い方をすれば「無意識にゆだねる」ということ、ヒューリスティックに言えば「気功技術に(良い意味で)振り回される」感覚が、RaySalonセラピストを始め、少しずつ「まといのば」のメンバーに浸透してきている感じがします。

「無意識を鍛える」というのは気功においても、踊りにおいても、仕事をしていく上でも、何かをCreativeしていく中でもとても大事なことになります。

無意識をきちんと鍛え、そして無意識にゆだねて、任せる勇気を持つことが成功というか、自分らしい生き方のポイントになります。

ただ出る杭は打たれますし、時代は変わるものですから、その時代を生きるための税金のようなものとして、変わった時代への適応が必要です。それがホワイト化というか、自分を漂白していくことです。正確には自分の振る舞いを漂白し、そして価値観の一部を社会適応的に意図的に漂白します、というセミナーを今週末土曜日に開催します。


InfodemicとPandemic後の世界はMadMaxと予想してきましたが、それが漂白されたMadMaxであることが見えてきたのは吉報だと思っています。

 

c.f.飲酒運転をする刑事コロンボ、タバコを吸う少女マチルダ、スーパーマンの最初の敵〜ホワイト化しよう! 2022年01月23日

 

もちろん「漂白」の裏の意味を知るべきですし、時代の流れを知る必要はあると思います。そうでないと、心と体の中まで漂白されてカサカサになってしまいます(笑)。

それは口の周りに紙や布を四六時中当てているという、口腔内の雑菌がその物質に付着して、不可避的に雑菌が増殖する環境をつくって、その二次感染も含めてとても不衛生なのに、感染予防しているつもりになっている愚かさと似ています。

美容気功である「美肌クリーム」の基礎理論は湿潤療法です。肌の健康ということを考える上で、きちんと学ぼうと思ったらウソばかりの美容業界ではなく、皮膚科学から学ぶのは当然です。と思って、皮膚科学の世界を覗いたら、非常に面白いことが見えたので、外科学に移動しました。腰が引けた皮膚科学ではなく、腰が据わった外科医療の方が信頼でき、かつリアルでした。当時の外科治療で使われ始めていたのが、湿潤療法でした。第二次世界大戦時には取り入れられたのですが、工業化と薬学と資本主義のトリプルセットが安価で効果が劇的な湿潤療法の台頭を許さなかったのです(僕が聞いた面白い話としては、湿潤療法の導入に積極的な医師と、導入にレジスタンスする看護師たちの攻防がありました。医師側から聞いたので、バイアスがあるでしょうが、現代社会は科学に対するリスペクトも、論理への尊重や知性への憧れみたいなものが失われたのです。ルネサンスの残滓が消えたという感じです)。

湿潤療法の結論の一つは消毒は不潔につながるということでした。パラドキシカルですが、事実です。そのからくりは常在菌であり、皮膚の衛生は常在菌叢にあるからです。皮膚常在菌という皮膚免疫を殺して良いことなどありません。皮膚常在菌を殺す行為は正確な意味で不衛生な行為なのです。

 

話を戻して、「無意識」の話です。

 

意識、無意識というのはフロイトの潜在意識という意味ではないことはご承知のとおりです。

意識と無意識があり、その中間に前意識があり、ユングによれば無意識の底部には元型(アーキタイプ)があり、それが人類で繋がっている、、、、という話では無いのです(ただ、この誤解は使えるので、「まといのば」でもアニマ、アニムスなどの概念は便利に使っています)。

 

現代の解釈では、スポットライトが当たっているところが意識、それ以外が無意識です。

たとえば、あなたが今、自分の鼻の頭が見えたとしましょう。いや実際にはいつも視界の片隅には自分の鼻の頭が見えています。でもそれは意識に上がっていないのです。

それをこうやって指摘されると、意識に上ってしまうのです(「自分は鼻の頭が見えていない」と主張される人は、見える世界線に移動してくださいw。ケプラーの先生のティコ・ブラーエのように鼻が無い方は、ご自身の銀の鼻を視界に入れてください)。

 

ティコは若年期の決闘によって鼻梁を失い付け鼻をしていた。この付け鼻は銀や金で作られたものであるという噂が後世に広まった。また、ティコがいとこのイーレク・ブラーエ、あるいは助手のケプラーによって毒殺されたという説も近年になって広まった。これらを調査するため、ティコの遺体は1901年と2010年の2回掘り返され、彼の死にまつわる状況と付け鼻の素材を特定するための調査が行われた。結論として、ティコの死は毒によるものではなく膀胱の破裂によるものであろうことが示され、また付け鼻は幾人かの人々が信じていたような銀や金ではなく、真鍮によって作られたものである可能性が高いことが明らかになった。(Wikipedia)

 

ですので、意識しているところが意識、意識できていないところが無意識というトートロジーのような定義になります。

かなりヒューリスティックな定義ですが、そもそも意識・無意識を定義する必要がないからかもしれません。

 

それはさておき、無意識にゆだねるために、気功技術に振り回されましょう。

 

そんなフィードバックを頂きました。

 

虚心に気功技術をクライアントさんに流すと、自分が変わり、クライアントが変わります。

 

まずはクライアントがどう変わるかに着目すると良いです。自分が書き換えるのではなく、気功技術が勝手に仕事をするのです。

 

 

(引用開始)

 

失礼します。
FBです。

Online気功整体師養成BootCamp2-1動画であった「筋肉を触って、皮膚の下の筋肉の収縮を感じる」というワークをしていて、流す気功技術によって筋肉の反応が少し違うのに気づきました!


「筋肉」では筋肉がゆるみ、収縮しているのがわかりやすくなり、
「ミルフィーユ」では筋肉が皮下で移動するのがやや速くなり移動距離が少し増えて、
「美肌クリーム」だと筋肉がみずみずしくなって、ぬるんと動く感じ、
「ゴムゴム」で皮膚と皮下組織がズレてさらに筋肉の移動距離が伸びて、
「もち肌」で筋肉の形状が分かりにくくなる(溶けた感じ)になる
という感じでした!

今までざっくりと筋肉がゆるんだ、筋力が上がった、可動域が増えた、くらいにしか捉えられていなかったので、筋肉のFBのバリエーションが増えました!


細かい部分で観ると変化にも微妙に差があることに気づけて良かったです!
これで色んな筋肉と気功技術を試して反応を細かく観て大周天をでかくしていきます!

 

 

あとは、ゴムゴムは手技として使うことがほとんどだったのですが、最近はマントラしながら皮膚をズラすだげでも効果が得られるようになってました!!
クライアントにも使いやすくてかなり良い感じです!

 

クライアントに施術するときの抵抗感も減って、皮膚へのアプローチの仕方に幅が広がってとてもやりやすくなりました!

(引用終了)

 

気功技術をたくさん習得する必要はありません。

 

片手か両手におさまる程度の数で良いのです。

 

自分のお気に入りの技術を持って、それをとことん使い込むことです。

そうしないと見えてこない風景があるのです。

 

繰り返し使っていると、ゴムゴム(皮膚運動学)のような手技メインの気功技術でも、マントラだけ、もしくはAnatomy2.0的な(皮膚をずらす)使い方だけで、結果に繋がるようになるのです。

 

ただそこまで一足飛びに行くことはありえないので、ベタなワークを続けることです。続ける中で上達していけば、不思議なこともどんどんできるようになります。当然ながら、マントラも口に出すことです(「マントラは心の中で唱えても良いですか?」とよく聞かれるのですが、もちろん答えは「Yes」です。でも口に出した方が結果につながります)。

 

そんなわけで、MiQ(リニューアルOnLineMenTor)もOnLine気功整体も、オイルトリートメントBootCampも快調ですので、ガンガン上を目指していきましょう!

 

そしてアーユルヴェーダの龍脈に乗りましょう!(来月のスクールです!)

 

沈没するタイタニックの船上で浮かれている場合ではないのです。

冷たい海に飛び込みましょう。浮き輪だけ持って。

 

まずは週末のセミナーお楽しみに!!!

 

 

【まといのば講座『漂白された未来に備えよ〜不可避なホワイト革命に備えるための解毒法』】
【日時】 1月29日(土)17:00~20:00

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  30,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」スクール修了生、OnLine MenTor受講生・修了生
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちらから!!

*ライブ(Zoom)受講も、ヴァーチャル(ビデオ)受講も可能です!!

c.f.【募集開始】六条御息所ではなく、優雅な野獣を目指そう。〜漂白された社会で生き残るための解毒法〜 2022年01月22日

 

 

バレエをやめれば楽になれると思った。

 

だが違った。

 

苦しみから解放されるには踊るしかない(セルゲイ・ポルーニン)