解剖直観(Anatomy Intuition)をステップ・バイ・ステップで加速学習したい!! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

解剖直観を習得してもらいたいと思っています。

解剖直観、、、、

 

って、勝手にいまつくった造語ですが、Anatomy Intuitionと英語にしても、あまりイケてないですね〜

 


まあ、なんというか、身体が透けて見えるようになってほしいのです。

 

Boot Campで学ぶソルジャー(気功整体師)希望の皆さんには、最終的には(というか最初から)身体が透けて見えるようになって欲しいと思っています。

最初はうっすらでも良いので、だんだんはっきりと。

 

 



骨や筋肉、靭帯や腱、血管などが透けて見えるような気功整体師を目指しています。

ただ、これも神がかって見える人もたまにいますが、、、そのようなハイセンスで神がかり的な能力を一足飛びに目指さず、合理的に積み上げていくことを目指します。

表面にとらわれず、身体が透けて見えるのがポイントです。

骨のアライメントの狂い(いわゆる「歪み」)がわかり、筋肉の拘縮までもが推定できるように(分かったものを確認するだけ)というのが理想です。

このときにものすごいクライアントの数を見ていれば、一瞬で判断できますが(そういう人はいますが)、素人から一気にプロになろうとする僕らはもっと機械的に機能的に判断する方法を身に着けます(その方法をBoot Campで教えます)。

 

これも決して特殊な技能ではありません。

 

多くの熟達のヒーラーさんがやるように、パッとその部位に手が行くことを目指す必要はありません。

たとえば、、、、、

 

お馴染みのこの方法も解剖直観の練習です。

 

 

腰のくびれに手を当てて、そこから手を下に落として、骨盤に触れ、くびれからちょっと上に手を移動させて肋骨下部に触れるなどのお馴染みの方法がこれです。

また筋肉の数え歌であり、上腕二頭筋から大腿四頭筋までに触れていくことも同様です。とりあえず筋腹だけをひたすらセルフで触っていると、人の身体の地図(筋肉のマップ)も浮かび上がってきます。



Boot Campでは、ひたすらにうるさく解剖を言い、解剖学に基づいた施術を進めますが、後ろに控えているのはやはり我々の財産である気功です。
特にシンプルにホメオスタシス同調は駆使します。
だからこそ、自分の身体をたくさん触り、自分の身体を整えておく必要があります。

なぜなら自分の身体のスコトーマになっている部分は相手の身体でも見えないからです。見えないところには気は流れません。
たとえば、三角筋に意識が無い人が、全身に気を流したとしても、三角筋を含め、意識に上げられない筋肉は気が回避してしまうのです。
(これは非常に面白い現象であるとともに、言われてみれば理論的にも当たり前のことです。知らないものは見えず、見えないところには気は流れないのです。なぜなら意識が行かないからです)。

 



ですので、まずは自分の身体をとことん触ります。
ただし身体をまんべんなく触るとか、すべての筋肉を弛緩させるというのは無茶な話です。
身体には明確なヒエラルキーがあり、上位のものをゆるめると、下もゆるみやすくなるのです。経済ではありえないトリクルダウンが身体のヒエラルキーでは起こりやすくなるのです(それでも解決しない問題はあります。ただ確率論的には重要なものから、そうでないものへと情報を流すのが有効です)。

身体の中で最も重要とMTB(まといのば)で考えるのは、大腰筋です。腸腰筋でお馴染みのあの深腹筋ですw



そして、股関節に関して拮抗筋である大臀筋が続きます。


そこから大臀筋と拮抗する大腿四頭筋(大腿直筋)、大腿四頭筋と膝関節で拮抗するハムストリングスと流れていきます。

 



ただ術技としては、大腰筋に続いて、内転筋群をゆるめます。
内転筋群はバレエでカプリオールを打つとか、スツニュをするとか(まあバレエで内転筋群を使わないことはないですね)、そういうことでも無い限りは意識されません。無視されている筋肉群です(中殿筋や三角筋と似ています。重要なのに顧みられません)。

内転筋群をゆるめると足の感触が全く変わります。気功整体師たちはおそらく脚の地図が変わったと思うでしょう。
もうフトモモなる概念は消えて無くなり、大腿四頭筋、内転筋群、ハムストリングスと少なくとも3つに分けたくなると思います。

続けて、大腿四頭筋の施術をすると、大腿直筋と他の大腿3頭筋が全く異なるのが分かります。大腿直筋は二関節筋ですが、ほかは膝関節の伸展しかしません。
大腿直筋を使おうと思って、他の3つの筋肉群も使ってしまうので、フトモモが太くなります。
面白いことに、上前腸骨棘の真下にある下前腸骨棘に触れて、大腿直筋を収縮させると付着部の筋収縮を感じることができます。すると大腿直筋だけが他の3つから意識の上で切り離せます。
それができたら、大腿直筋をずらして、中間広筋に触れに行くことができます。

そんな感じで身体の中を透かして観ることを楽しくBoot Campの中で繰り返し繰り返しお互いにやっていきましょう。

 



従来の気功技術とは異なり(いや、厳密には同じなのですが)、気功整体はやればやるほど繰り返せば繰り返すほど良く改善していきます。ですので、一回やって終わりではなく、繰り返すごとに良くなっていき、理解も深まり、身体も変わります。

最初は驚きと衝撃があるでしょうが、繰り返す中で、自分の身体も他人の身体も愛おしくなる瞬間が何度も何度も訪れると思います。ひたひたとやってくるその思いにひたりながら、繰り返しワークをやり合うことで、お互いに美しく快適で健康になり、経験値もストックできます。

これがBoot Campのギルド的な仕組みです。

そうやって繰り返すと不思議なことに(いや、不思議では無いのですが)、徐々に解剖直観(Anatomy Intuition)が鍛えられてきます。はたから見ると、「なぜそれほどまでに身体の中が手に取るように分かるのですか?」となります。新米の気功整体師たちは「手に取るように分かるだけではなく、手に取って書き換えています」と心の中で答えるでしょうw

でも、まあ、そういうときは謙虚を装い「解剖学がすべてを教えてくれます( ー`дー´)キリッ」とでも答えておいてください。

解剖学ほど、重要だと思われつつも、誰も学ぼうとしない学問は多くありません。そして数少ない学ぶ人も気付いたら迷宮の中に迷い込み、「これが施術に何の役に立つのだろう」と訝しく思わざるを得なくなります。

MTB(まといのば)の強みがもしあるとしたら、学んだことをその場で施術の名人芸として落とし込めることにあるかと思っています。

知は力なり

の「知」から「力」への変換を最速で、かつメリットが大きく(ドーパミンが大量に出るように)デザインしています。

そうすると脳はAnatomy(解剖学)に勝手にAddict(夢中)してくれるのです。

やればやるほど楽しいし、学べば学ぶほど結果に結びつく好循環となります。

というわけで、2日目もお楽しみに!!!!
 

 

 

 

 

【Boot Camp第1弾!!気功整体師養成スクール 〜名人達人への道〜】
【日時】(追加開催決定!!!) 12月21日()15:00~20:00 

    12月22日()13:00~18:00

 

【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】  230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生(もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

 

 

【動画紹介】

今日、紹介したハリウッドスター達専門のトレーナーです!

テクニックや理論は気付いたら身につきますので、重要なのはいつでもゴールです。

Goalはめっちゃ大事です!

 

 

*ジェイソン・ウォルシュは、ロサンゼルスのフィットネスクラブ『Rise Nation』設立者で認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト。

 

 

 

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これは登録を募るだけで、特に義務は発生しません(ただ何らかのサービスというか、情報提供は優先的にしようと思っていますが、まだ詳細は決めていません)。

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