解剖学の知識を、実践で役に立つ力にしていくための架け橋となるのが、体表解剖の実践かもしれない!! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

いよいよ、今週末は気功整体師養成スクールです!

 

気楽に楽しく、そしてハードに学んで、一挙に力をつけましょう!!

 

是非お楽しみに!!

 

 

で、今回は久々に初日終了後に懇親会を予定しております!!

 

ジビエ料理を出す美味しいお店に行く予定です!

 

そちらでもいろいろとお互いにも話しもできると思いますので、是非お楽しみに!!!

 

 

 

今回は体表解剖について、聞かれることが多いので、いくつか参考書籍を紹介します!!

 

というか、僕らが長(た)けるべきは体表解剖であるのは事実です。

解剖学に詳しくても、実際に目の前のクライアントさんにそれを置き換えることができなければアウトだからです。それも素早くです。

 

そのミッシングリンクゆえに多くの場合、解剖学の知識が力にならないのかもしれません。

 

 

体表解剖と言っても、着衣でかつ素早く見なくてはいけないので大変です。

最初にある程度の見当と、それからエビデンスをそろえておいて、施術に入りながら、細かく触診と観察で補っていくイメージです。

かなり参考になるのは、顔ですね。顔だけは基本的に服を着ることが多くないので(ブルカなどは別として)

(耳の位置や顎の向き、鎖骨や肩峰も見やすいと思います。そして足を)

 

 

で、体表解剖について、参考になる書籍を紹介します。

 

たしかに大きな解剖書にも体表解剖については触れられていますが、非常にわずかです。

こちらは、全編体表解剖のみですし、海外の医学書なので無修正です。

文庫よりちょっと大きいくらいのポケット版ですので、持ち歩きにも便利です。

写真の上に筋骨格などが表記されていて、良いです。

骨、筋肉、腱、靭帯、神経、血管などがしっかり記されています。

 

 

気功整体師は(この先は別として)、基本的には着衣で観察をしますので、相当に眼力と推定する能力が必要になります(この先は別というのは、たとえばアロマテラピーなどに気功整体を展開した場合などは、皮膚に触れられるので、かなり情報が取りやすくなります。ただオイルマッサージの問題はオイルによって皮膚の情報がかなり遮断されることです)

 

最初に見るところは耳、肩峰、ASIS、つま先(向きや前後など)となります。

 

そこにいくつかの仮説というか、モデルをぶつけながら、その人のからだのねじりなどを見ていきます。

その上で、その仮説に従って、触診で筋肉の状態を推定して、検証して、施術につなげていきます。

 

ですので、眼光紙背に徹して、皮膚と筋肉、骨と見ていく必要があります。

 

 

最初は明確な骨(突起部分)から全身を点と点でつなげて、推定します。

そのあとにその骨のアライメントを実現している筋肉を推定し、最後に皮膚と皮下脂肪です。

 

筋肉については、自分の身体に繰り返し触りながら、どれがどの筋肉かを同定していくのが一番です。自分の身体を使って、相手の身体を推定していきます(これはもちろんそうではなくても可能なのですが、僕らはホメオスタシス同調を使いたいので、積極的に使います)。

 

ちなみに筋肉と骨格について触診していく方法としてはこちらがオススメです。

 

 

 

ただ、以前も(随分前ですが)身体デザインスクールでたくさんの種類の裸を見ておくようにと言いました。

 

とういのも、僕らは似た身体ばかりを偏って見てしまうので、新しいタイプの身体に対応できなくなるからです(かなりそういうことは多いです。仕事にはそれほど支障はないので、克服する気にもならないのが厄介です。僕自身も肥満体型については全く知見がないですし、そこは弱点と認識しています)

c.f.リカちゃん人形はうまく踊れない?! 2012年01月27日

 

当時、紹介したのが、Art Modelsのシリーズでした。

 

太ったからだ、やせた身体、筋肉質だったり、ガリガリだったり、いろいろな身体をあらかじめ知っておいて、すぐにランドマークを見つける練習をすると良いと思います。

 

その上でスポーツ種目ごとの独特な身体も知りましょう。

 

身体デザインスクールで紹介しました↓

 

ヨガスクールでおなじみのこちらも↓

Yoga pur Yoga pur
3,712円
Amazon

 

ただ実際に目で見ているだけでは限界があり、触診をしますが、そのときにいまどこを触っていて、本来はこうあるべきということを知っているのと知らないのでは全然違います(ただ知らなくても、ともかく違和感のある硬さの部分をゆるめていくという方針でも最初はOKです。そのうちにどうやってもゆるまない箇所が出てくるので、そのときに解剖を学びたくなります)。

 

 

その際にこちらの書籍は有効です。

これはペアでワークをするときに、片っ端から(重要な筋肉から順番に)触れていき覚えると良いです!

 

スクールでは力を入れると筋腹だけではなく、付着部周辺もかなり収縮を感じれることをやります!

 

いずれにせよ、まずは骨を覚えて、代表的な(重要な)筋肉の筋腹を覚えてしまいましょう!

こちらがともかく便利です!

 

筋腹については、ともかく重要な筋肉に触れながら覚えることです。

二頭筋や僧帽筋(上部)から初めて、メジャーな筋肉だけでOKです。

これらの超メジャーな筋肉を軽視して、深層外旋六筋や腰方形筋をありがたがる風潮というのはありますが、筋肉に関してはやはりサイズが正義であり、大きさが正義です(ですから三角筋とかは最初から注目すべきですがw、あまりに知られていないので、スタメンから外れています)。

 

ですので、ともかくまずは大きな筋肉を!

 

ちなみに筋肉だけでは見えてこないものもあるのは事実です。

 

 

たとえば、筋力っぽくて違う力に、重力やら慣性力はあります。

また筋膜がしっかり働かなければ機能しない筋肉もたくさんあります。

(以前も書いたように、バストという脂肪分は筋肉によってではなく、むしろ浅筋膜そして皮膚によって外側から支えられています。もちろんクーパー靭帯という結合組織もありますが、これも筋膜です)

 

ですが、まずは筋肉をおさえましょう。

骨については数だけを数えられるようにして、骨の細かな部位は筋肉の付着部を覚えるときにきちんと確認すればOKです。

 

あわてて詰め込んで勉強するのではなく、着実に触れるようにすることです。

なぜなら確実な知識というのは、そのまま実践で使えるからです。

逆に生兵法は大怪我のもとです。

楽しく学んでいきましょう!

 

 

 

 

【書籍紹介】

紹介しようと思ったまま時間が過ぎてしまうので、とりあえずタイトルだけでも!!

GAFAのスコット・ギャロウェイの新作です!

ものすごく面白い!

c.f.見よ、蒼ざめたる馬あり、これに乗る者の名を死といひ、陰府(よみ)、これに随ふ(ヨハネ黙示録) 2019年02月28日

 

前作はこちら!

 

 

そして、レクチンや腸内細菌叢がらみでこちらも面白いです!

タイトルはいまどきの感じですが、中身は「イートダート(土を喰え)」というものです。

僕自身が最近(高城さんの勧めもあって)土を食べているので(笑)、非常に興味深く読みました(土を食べろという本ではありません。微量の土を取り込むような生活にしよう!という内容です。ただ、古来より薬として土を食べるという習慣はありました)

多くの内容は馴染み深いもので、皆さんにとっては復習かと思います!新しいことはそれほどありませんが、非常に面白いです!

 

「まといのば」の気功整体師(ソルジャー)を希望する方の登録を開始します!

これは登録を募るだけで、特に義務は発生しません(ただ何らかのサービスというか、情報提供は優先的にしようと思っていますが、まだ詳細は決めていません)。

登録はこちらから!

 

IBC(Iwaki Ballet Company)の2020年版カレンダーができあがったそうです!

このカレンダーの販売を「まといのば」でも行います!

というのも10部限定で気功技術の「美肌クリーム」を封入して、販売します!!

(12月1日より発送します!)(希望される方は井脇幸江さんのサイン入りで!!)

一部2000円(送料込み)

お申し込みはこちら!