ルービック・キューブで遊んだことってありますか?
ルービック・キューブは適当にやっていても、一面はなんとか揃えられたりします。
青なら青一面を揃えるのは、少し器用で、少し根気があれば、適当にやっているうちに何とか揃えられます。
「最初から6面揃えるのは難しいけど、一面なら、、、、」と僕らは安易に考えてしまいます。
でも、、、、Bestの敵はGoodです。
一面揃えるということが、将来の六面揃えることを阻害します。
一見良さそうなことが、邪魔をするのです。
ステップを踏もうと思ったら、そのステップは底が抜けていて、奈落の底へ落ちていく感じです。
そうとは知らずに、ひたすらに一面揃えることに長けていくと、ますますドツボにはまります。
気功も似ています。
ルービック・キューブは最初からきちんと6面揃える方法を学ぶべきです。
その手順を全パターンきっちり覚えて、紙などのアンチョコを見ながらでもいいので、手順通りにやってみて、暗記することが重要です。
最初のうちは、むしろ崩れる方向へやっているように感じるときもあるでしょうが、きっちりアルゴリズムを身体に入れる事が大事です。
暗記することも大事です。
そして繰り返すことが大事です。
繰り返す中で、身体に入ると、手が勝手に動くようになり、パット見て、パッと手が勝手に動くようになります。
でも多くの人はなんとなくGoodの方を選びます。
一面を揃えることに喜びを覚えて、きちんと学ぼうとしません。
6面を揃えることを学ぶのは、ちょっと苦痛ですし、覚えなくてはいけなこともありますし、その作業自体は無味乾燥で楽しくないからです。
それよりは自分で独学で試行錯誤して一面を揃えるほうが良い気がしてしまうのです。
その方がワクワクドキドキできたりします。
しかし、一面揃えることの延長線上に六面を揃えることは存在しません。
むしろ阻害します。
繰り返しますが、最初はきちんと六面を揃えることを学んだほうが良いのです。
気功も似ています(しつこいですがw)
たしかに、、、ちらっと学んだり、どこかで伝授を受けたり、ブログを熟読して、ちょっとやってみただけでも、気功ができたりします。
それはそれで良い感じがしますが、、、、でも、GoodはBestの最大の敵なのです。
生兵法は大怪我のもとなどと言いますが、こちらから見て「もったいないなー」と思う人はたくさんいます。
最初からきちんと「六面を揃える」方法を学べば良かったのに、、、という人はたくさんいます。
たとえば、メンターに入ると、最初にいくつかの気功技術を渡されます(8月からはまたメンター版気功基本12セットを改定します!)。
ですが、その技術の使い方を教わる前に、ともかくゴールを設定せよとうるさく言われます。
とりあえずゴールを見つけてきたら、それについてたくさん質問されます。
鉄は熱いうちに打て、と言わんばかりに、叩かれて、質問されて、考えることを強制されます。
なぜ、ゴールが重要かと言えば、ゴールが気功技術を勝手に召喚してくれるからです。
ゴールなるものが、気功技術を勝手に発火させて、成長を加速してくれるのです。
でも、そういうことを知らない最初のうちは、なんで気功を学びに来ているのに、ゴール、ゴールとうるさいのだろうと感じると思います(最初の動画でしつこいほどに説明するのですが)。
気功技術をマントラで発火させて、結果を得るのは重要ですが、それは「一面を揃える」のと似ているのです。
まずは、六面を揃える方法をきちんと正当に学んだ方が長期的には良いのです。
気功技術は便利ですし、全くの初心者であっても、大きな結果が出ます。
でも、それはルービック・キューブの一面を揃えるのと同じで、将来にとっては最悪になりかねません。
気功はある意味で簡単です。
そして気功技術というアイデア以降は、結果を出すのもますます容易になりました。
それは諸刃の剣です。
ゴールが強烈にある人にとっては、良いことしか有りません。
でも、ゴールがぼんやりとしている人にとっては、地獄への道が舗装されているに過ぎないのです。一面を揃えることを熱中すると、変な癖がつくのと同じです。
気功の初心者であることは幸いです。
一面を揃える癖がついた人は、それを抜くところから初めなくてはいけません。
「六面を揃える」なんて自分には無理!と思うかもしれませんが、結局、頂点からスタートするのが一番早いのです。
素人レベルで良いのであれば、一面を揃えることに一喜一憂すれば良いですが、本気でプロになりたいと思うならば、きちんと頂点から学ぶことが肝要です!
というわけで、OnLine MenTor8月生募集中です!!!