くだらん感情にとらわれ、、、大いなる力に圧倒され、、、、お前はいつも簡単に歩みを止める(結界師) | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

*本日、メンター生向けの月1回の伝授会です!(通常は毎月5日ですが、今月は4日です!4日24時=5日0時から順次行います!)

 

 

寡聞にして、「結界師」という漫画あることを最近知りました、、、(・_・;)

アニメ化もされたそうで、、、(^o^)

 

そして非常に面白いです。

 

陰陽師ほど正統な感じではなく(というか、史実や伝承に沿っていないという意味です)、かなりフィクショナルなのですが、非常に面白いです。

 

35巻を一気読みしてしまいました。

 

その中にいくつも印象的なシーンがありました。

 

 

ちなみに、OnLine MenTor2期の9ヶ月目はまさにその「結界師」です(と言っても、漫画とは全く関係なく、「まといのば」の造語としての結界専門のヒーラーということです)。

(というか、余談ながら、ようやくOnLine MenTor2期も全貌が見えたので、それをもとにした告知文というか案内文を作らねば、、、と思っています。当初想定していたよりも壮大なスケールになりました。そしてそれ以上にスケールが大きくヒーラーが育っているのが嬉しい限りです)。

 

 

その印象的なシーンがこちら。

 

 

くだらん感情にとらわれ・・・

大いなる力に圧倒され・・・

お前はいつも

簡単に

歩みを止める。

 


 

くだらない感情に囚われたり、大いなる力に圧倒されるのはとても人間的なことですが、ゴール達成の邪魔にはなります。

 

多くの人がそこで躓きます。

 

大いなる力の中には自分の可能性も含まれますし、自分が発揮した力も含まれます。

特に気功では魔術的、もしくは呪術的な力をいきなり発動できて、いきなり結果に結びつくので、そのことに自分で驚いたりします。

(だから昔の人はその覚悟も決意も無い人に技を伝授しなかったのでしょうが)

 

 

僕としてはこの言葉に山里亮太さんの言葉がかぶさってきます。

ここで書かれている貯金とは、自信を貯めている「自信貯金」のことです。

 

 

こういう「自分って駄目なんだなぁ・・・」という無駄な悩み時間をスタートさせてしまいそうなとき、この貯金をちょっとずつ崩して自信を保っている。

僕は、くよくよタイムを短くすることがいかに大事かを自分に言い聞かせた。このくよくよタイムを早く終わらせられるほど、「自分はスゴイ」と褒めてあげれらた。そしてその勢いで簡単な作業をやる。すると普通にこなすより頑張っている感が出て、ご機嫌で作業ができた。自分の中でこのルールはとても役に立った。(山里亮太『天才はあきらめた』朝日文庫)

 

 

山里さんの凄さはこのコツをルール化していることです。

くよくよタイムを否定するのではなく、くよくよタイムが始まったら、それをいかに短くするかに腐心し、そして終わらせたら自分を褒め、その勢いのまま「簡単な作業」をやるというのが素晴らしいです。

難しい大きな課題に取り組むのではなく、「簡単な作業」をやるのです。

そして、そのときに「頑張っている感が』出ることで自分をまたご機嫌にするという、正のスパイラルに入れていきます。

くよくよタイムという負のスパイラルを早めに断ち切り、そしてそれを正のスパイラルにすることを、ルール化するのです。お見事です!

 

 

僕らはすぐに「簡単に歩みを止める」存在です。

いつも簡単に止めてしまうのです。

 

歩き続ければ、気付いたら加速しているのです。

でも、歩いたりやめたり、歩いたりやめたりする人には加速する機会は永遠にありません。

 

継続は力とはよく言ったもので、断続は無力なのです(多分w)。

 

よく「これ以上はがんばれない」という人がいますが、がんばる必要はないので、ダラダラとともかくなんとか続ければいいのです。

 

特に気功の場合は、ホメオスタシスに書き込んでしまえば、逆転写酵素のようにホメオスタシス本体に書き込んでしまえば、自分がなにかをする必要すらありません。

自動的に成功し続けるのです(嫌な言い方ですが)。

ただその成功に満足することはないので、また先を求めてしまいます。

 

その書き込むためのひとつの手法がアディクションですし、「小さなことに喜ぶ」ことですし、「自分への直近の期待値を下げて、未来への期待値を上げる」ことです。

 

アディクションというのは、寝食を忘れて夢中になることですが、でも我々は寝るし、食べます。ずっとは寝食を忘れられません。でも寝て起きたら、また夢中になるように事前にデザインしておけば良いのです。

 

食べた後にまたすぐに取りかかれるようにしておけば良いのです。

気落ちしたり、絶望することも想定内なのですから、そのための準備を事前にしておけば良いことです。

 

もちろん強烈な壁はありますが、そのときは泥縄式にこれまでの方法を片っ端から試しながら、新しい方法を見つければ良いことです。

(一番の壁は自分自身です。

特に大いなる力を手にしてしまったことによって、ゴールを失って失速する人があまりに多いです。

心のどこかで「嘘だろう」と思っていたことが、本当だったことにショックを受けたり、自分が成し遂げられたことに驚きすぎてしまうのです。

そして、安心が慢心になり傲慢になっていきます。器とゴールがあまりに小さすぎるのです。

器とゴールが、ほとんどの人はとても小さいのですが、これもまた訓練で大きくできます。そのための訓練を積めば良いことです)

 

 

くだらない感情に囚われても、大いなる力に圧倒されても、すぐに復帰できれば良いのです。

歩みを止めなければ良いことです!

くよくよタイムはなるべく短めに!

 

 

 

【書籍紹介】

自分が(ヒーラーとして)何をしているのか、これからどんな道を歩もうとしているのかの輪郭がつかめないと、無駄な回り道をしがちになります。

漫画は多くのことを教えてくれます!

 

原作である小説の陰陽師。お馴染みですね〜、いまの実力で再読するとまた新たな発見がたくさんあると思います。

陰陽師 (文春文庫) 陰陽師 (文春文庫)
594円
Amazon

 

そして漫画版も素晴らしいです!!

 

そして蟲師!

 

そして、若き最澄と空海の物語!

 

「大いなる力を手にしてスゴイ!」とか、「そんな力なんかあるはずないじゃん」というどちらもあまりに幼稚な発想です。

神話などの物語の機能というのは、そのような幼稚性からの脱却にありました。

神話を失った僕らの世界では(いや、取り戻すことは可能ですが)、まずは漫画から始めても良いと思います。真摯に漫画の世界に向き合って読むならば、それだけのものを手にすることができます。