山を動かす者も、まず小さな石を動かすことから始める　〜結界師・式神遣いのための究極の１０の理論

＊明日日曜日に１Dayスクール開校です！！
飛び込み参加はまだまだ歓迎です！！

＊今月は21日（木）と26日（火）にセミナー開催予定です！
「はじめての気功」講座と「まといのば講座」の予定ですが、、いろいろ未定です。

「結界師、式神遣いになる至高の１０ステップ」を先日公開したので、今回は「結界師・式神遣いのための究極の１０の理論」です。

理論と実践の両輪で立派な「結界師、式神遣い」が生まれます！！

まあ気功に関しては、いろいろと誤解が多いようですが、「バカにはハサミは使えない」という原則がありますｗ（冗談です）
Toolを使いこなすにはある程度の知性が必要なのです（これは真面目です）。

オンラインメンターのメンバーがこちらからアドバイスしていないのに、ガツガツと知識や教養を求め始めているのは面白い現象です（良いことです！）

実際にある程度の力を手にすると、不思議と知識やIQや抽象度というものを渇望しだします。

＊幼子のごとく、ガツガツと学んでください！新鮮な喜びと共に！

パワーには責任が伴います。
その責任を果たすために、知識や教養を欲するのです。
知識と抽象度がなければ、何も見ることができず、「盲が盲を導く」ことになるからです（マタイ15:14）

実際に結果を出すのは高いIQとしっかりとした理論、そして実践を積み重ねた人だけです。

というわけで、今回は「結界師・式神遣いのための究極の１０の理論」です（至高v.s.究極対決はご承知のとおり某漫画からのパロディです）。

１．魔術ではそれらに人格を与え、実体の形態をもつものとして調査し、明確な名称と性質を与える。（イスラエル・リガルディー『柘榴の園』）

２．「魔王（サタン）」とはあらゆる罪業、あらゆる堕落、要するにあらゆる欠陥の擬人化である。（エリファス・レヴィ『高等魔術の祭儀』）

３．魔術師の内的進化が進むにつれ、魔術師はセフィラ即ちこれまでのものより一つ上位の次元の「神」に祈る。（イスラエル・リガルディ）

４．イエス・キリストを着なさい（パウロ、ロマ書）

５．あなたがた自身の内に塩を持ちなさい（イエス）

６．無知の者は自らの感覚的な生命の中に目覚める（バガヴァッド・ギーター）

７．水の姿を持つものは燃え、炎の姿を持つものの内部は大いなる救いである（ルーミー）

８．いまや真実であると語られるものを何ひとつとして、見ることができない（プラトン『国家』）

９．人間と記号表現の関係において、少しでも変更をほどこせば、歴史の全行程が変わってしまう（ジャック・ラカン）

１０．律法にはなんと書いてあるか。どう読むか（イエス、ルカ伝）

＊北大路魯山人

それぞれについて簡単に触れます。
ディープに理解したければ、ブログ内検索を駆使していただければある程度は見えてくると思います。

１．魔術ではそれらに人格を与え、実体の形態をもつものとして調査し、明確な名称と性質を与える。（イスラエル・リガルディー『柘榴の園』）

心という内部表現において、機能不全を取り出すことが召喚魔術の本質であるというのが、秘密結社の伝統を暴いたリガルディの結論です。
この機能不全が否定命題であると考えればヘーゲルになります。
正反合の弁証法です。魔術とヘーゲルの弁証法は並べられることがありますが、反というほど強くなくも良い気が僕はしています。ましてやゲーデル数でなくても構わず、です。
単なるComplexitiesで良いのです。

これは理論編の名指し（クリプキ）や命名（創世記）と対応して、非常に興味深い点です。
そして新約聖書の外伝であるトマスの福音書の中の非常に謎めいた一節を解く鍵にもなるのではないかと思います。

イエスが言った、「あなたがたがあなたがたの中にあるものを引き出すならば、それが、あなたがたを救うであろう。あなたがたの中にあるものを引き出さなければ、それは、あなたがたを破滅させるであろう」（トマス福音書45:29-33)

謎解きをきちんと楽しむべきでしょうが、刑事コロンボのように先に結論を言えば、、、、

「あなたがたの中にあるもの」とは召喚されるべき「悪魔」なのではないかと「まといのば」では考えます。

ただサタンに関しては、我々の心にしっかりと楔（くさび）を打つ必要があります。
どんな楔かと言えば、悪魔学の楔です。

サタンに関しては、古代悪魔学から近代魔術を大成したエリファス・レヴィに至るまで、一環して虚構であると見なしています。

＊近代魔術の大成者エリファス・レヴィ

２．「魔王（サタン）」とはあらゆる罪業、あらゆる堕落、要するにあらゆる欠陥の擬人化である。（エリファス・レヴィ『高等魔術の祭儀』）

特にこの「欠陥の擬人化」というのは重要なポイントです。

ちなみに情動の擬人化がピクサーの映画Inside Outです。

グノーシスや魔術師や錬金術師はなぜ迫害されたのかと言えば、彼らは教義の本質的な部分に反するからです。

それがたとえば神の階層性です。
ただこの階層性の感覚がないと、我々は簡単にアプリオリに巻き取られていきます。
なぜなら脳機能自体がアプリオリにひっつくような構造（カタチ）だからです。

＊MBAでお馴染みのグノーシスのサンクロス

３．魔術師の内的進化が進むにつれ、魔術師はセフィラ即ちこれまでのものより一つ上位の次元の「神」に祈る。（イスラエル・リガルディ）

神がおひとりでありながらも、一人称単数として「我々」と言うのは、ひとりでありながらも複数だからなのでしょうか？

神の階層性というのは、一神教という特殊な形態の信仰ではあり得ませんが、きわめて納得の行くものです（というか、一神教自体は民族の神としてのエホバであり、異民族の神、異教の神は想定されています。ポイントはその一民族の神が広がりすぎたことにあります）。

レイヤー（層）を考える上で、一つ上位の次元の「神」というのは示唆に富んでいます。

＊薔薇十字団から派生した秘密結社である黄金の夜明け団（GoldenDawn)の秘密を暴露したイスラエル・リガルディー。

唐突ですが、、、、この調子で全部説明していたら大変なので、明日のスクールのお楽しみに！！！！

１０の理論を縦糸に１０の実践（ステップ）を横糸として、巨大なタペストリーを編み上げていきましょう！！！

＊とは言え、一歩一歩着実に。
「山を動かす者も、まず小さな石を動かすことから始める」ので！
（これも当然ながら、聖書の知識は必須ですね）
「よく聞いておくがよい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。マルコ11:23）

明日、開校です！！
ヴァーチャル受講も受付中です！
お楽しみに！！

【ヒーラー養成スクール特別編　結界師・式神遣い養成１Dayスクール】
【日時】　１２月１７日（日）13：00～18：00
【場所】　四ツ谷のセミナールーム
【受講料】　 160,000円（PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください。またPaypalでの１０万円以上の決済はPayPalでの本人確認が必要です）
【受講資格】　「まといのば」セミナー受講生（もしくはそれに準ずる方、他で「まといのば」の主宰のセミナーを受けている方もOKです）初心者も歓迎です！
【持ち物】　筆記用具と情熱
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

また今回のみヴァーチャル受講も可能です！！！

Vimeoによる動画配信とワークのための１時間のパーソナルセッション（５万４千円相当）がついてきます！（セッションは任意です！）

【ヴァーチャル受講！！ヒーラー養成スクール特別編　結界師・式神遣い養成１Dayスクール】
【ヴァーチャル受講】　Vimeoによる動画配信＋１時間のパーソナルセッション（受講料16万円）
【ヴァーチャル受講のお申し込み】お申し込みはこちらから。
＊このヴァーチャル受講の動画教材は、リアル受講生にも配信されます！！
＊遠方で東京になかなか出てこれない方は、１時間のパーソナルセッションをLINE通話によるオンラインセッションに切り替えることも可能です！

【書籍紹介】
ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットが薦めるなら読まなきゃと思うのであれば、是非！
（僕は堀江さんが薦めていたので、読んだように思います！）

By Joi Ito from Inbamura, Japan - Steve Jobs and Bill Gates on Flickr, CC 表示 2.0, Link

タイトルと本文に使った「山を動かす者も、まず小さな石を動かすことから始める」というのはここからの引用です！（というか、引用の引用というか）。

これはNike創業者の伝記ですが面白いです！！

SHOE DOG(シュードッグ)/東洋経済新報社

￥価格不明
Amazon.co.jp

で、伝記はともかくオススメです。何を読んだら良いか分からないと思ったら、僕は伝記を薦めます。
トランプの自伝とか、アイアコッカがクライスラーを建て直す話しとか、めっちゃ面白いです。
ヴァージンのリチャード・ブランソンも。

最初は漫画で良いので、どんどん読むと良いと思います。
というか、最初は漫画のほうが良いです。

偉大なヒーラーなり、偉大な人間になろうと思っているのであれば、その英雄物語のストックをたくさん持っておくことです！
ミュトス（神話、物語）は深く深く効いてくるのです。ゴール設定の風景が変わります。

Shoe Dog: A Memoir by the Creator of Nike (Engl.../Scribner