身近な大切な誰かが死に瀕していて、自分がなんとかしてそこから救い出したいと願う | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
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偉大なヒーラーとなる人の多くは誰か身近な人の死を経験しています。
(釈迦の辛子だねのたとえではないですが、身近な人の死を経験していない人はほとんどいないものですが)

それも身近な大切な人が死に瀕していて、絶望的な状況にもかかわらず自分がなんとかしたいと強く願った経験があるものです。

たとえどんなに不可能と言われても、自らの祈りで奇跡を起こすように、気功やヒーリングを用いて、星を動かしてでも救いたいと思った経験があるものです。

圧倒的に壁にはばまれながらも、現実を受け入れることを拒否し、奇跡を起こすことのみを信じて、力の限り気功を使った経験があるものです。

自分の命を捧げても、身近な人を救いたいと強く思った経験があるものです。



その結果として、身近な大切な誰かが救われるにせよ、あちら側へ旅立つにせよ、その経験がその人をヒーラーに変えます。
ヒーラーとは心構えであり、覚悟であり、決意のことです。
決して技術でも、理論の習得度合いでも経験でもありません。それらは大事ですが、副次的なものです。



ゴールとか、夢とか、抽象度とか、情報的身体とか、大周天とか言われる、ふわっとした概念の本質はここにあります。この覚悟なり、決意なり、集中の持続にあります。

不可能だけど救い出したいと思い、そのためにありとあらゆる努力を厭(いと)わず、力の限りを尽くし、自分の持てる力以上を出したときに、抽象度が少し上がり、情報的身体が少し大きくなり、大周天が構成されはじめます。

救い出したい言う想いが、現状の外のゴールであり、どうしても叶えたい夢といことです。

そして集中して気功をし続ける状態こそが、変性意識状態です。そのとき流れる時間の感覚が狂います。

不思議なことが次々と起こり始め、これまでに学んだことが一気に伏線の回収のように役立ちます。


ロシアのどこにでもいそうなアル中のギャンブル狂いがある日、政治犯として捕まり、そして死刑執行が決まります。
銃殺刑です。
最後のタバコを吸い、目隠しをされ、銃が向けられ、死を覚悟した瞬間に、恩赦が告げられます。
死刑執行に至る時間の一瞬一瞬が濃密です。
彼はその後、その濃密さで残された時間を生きることを決意し、そして実行することで、ドストエフスキーとなります。ロシアの文豪です。


*ドストエフスキー
処刑前の5分間について彼は時間の割り振りをした。まず友達との別れに2分間ばかりあて、さらに2分間をもう一度自分自身の人生を振り返る為にあて、最後の1分間はこの世の名残りに、周囲の自然風景を静かに眺める為にあてたのです」(ドストエフスキー『白痴』)
アインシュタインはこう言います。「ドストエフスキーは、どんな思想家が与えてくれるものよりも多くのものを私に与えてくれる。ガウスよりも多くのものを与えてくれる
*蛇足ながら、中学校の英語教師は「ロシア語でドストエフスキーを全部読んだら、成績はテストの点数と関係なくトップをつける」と言っていました。その頃は「じゃあ、やろう」と思ったものです。教師というのはありがたいものです。



テクニックというのは一種の付属品のようなものです。

その意味で気功技術も一種の付属品です。

重要なのは本人の決意であり、ゴールであり、抽象度であり、大周天であり、情報的身体の巨大さです。

死を賭して、自分を鍛えようという決意と実践によってのみ、ヒーラーは成長できます。




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