リカちゃん人形からエリファス・レヴィの五芒星への身体の進化?! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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リカちゃん人形で遊んだことがある人でもない人でも、多くの場合、自分の身体をリカちゃん人形のように考えています。

すなわち腕や脚を肩関節と股関節で動かすと思いがちです。それに加えて肘関節、膝関節があり、手関節、足関節が続きます。



しかしここには最も重要な根本的な盲点があります。

それはもちろん脚においては仙腸関節であり、腰仙関節であり、腕においては、胸鎖関節、肩甲胸郭関節です。



きちんと根本から使えれば身体は大きく使えますし、ケガも防げます。

体幹に近ければ近いほど、筋肉は大きくなります。
末端に行けばいくほど小さくなります。

猫パンチや手投げが嫌われるのは、身体の原理にそっていないからです。
手先だけで処理するのを小手先と言います。

身体の中心から身体は使いたいのです。

そのときに解剖学的知識は非常に役に立ちますが、一方でとっさに動くときに「肩甲胸郭関節が、、、」とか考えていられません。

その場合にもう一つ上の抽象度で処理します。

それが、、、、経絡です。





いや、議論を急げば、、、、もっとシンプルに言えば三丹田です。

胸の中心の経穴である膻中、背中の中心にある身柱をきちんと指圧してから手を動かすと、圧倒的に肩も腕も自由になります。

でも膻中、身柱も抽象度を上げれば中丹田です。



骨盤や仙腸関節、腰仙関節なども煎じ詰めると下丹田ということになります。


最初から丹田というと非常にぼんやりとしてしまうのですが、解剖学をきちんと学び、それを身体に落とし込み、その上で関節を正確に意識してから、経穴を学び、それを押すことで身体が変わるのを感じます。
その上で、丹田に集約していくと、身体の動きはシンプルで高度になります!


三丹田でふまえた上で、労宮や湧泉、そして衝門や極泉といった肩関節、股関節を考えると、身体意識というのは、リカちゃん人形というよりは、エリファス・レヴィの五芒星のようになるように思います。

五芒星は頭と四肢、そして胴体のイメージです。



*レヴィの五芒星には顔が描いてあります(*^^*)


三丹田が労宮、湧泉と響き合うイメージです。

下丹田が湧泉と響きあい、中丹田が労宮と響き合います。



解剖学からスタートして、経穴、丹田と抽象度の階段を駆け上がることで、これまで気づかなかった自分の身体の可能性と魅力に気付けます!!!