過去生退行を上手にやりたい人のための3つのコツ(としての準備体操) | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
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「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

*本日ははじめての気功、IQUpセミナーです!!!

来月の「はじめての気功」の日程は8月2日(火)、8月16日(火)です!!!

来週は「まといのば」講座です!!フェロモン講座ですね。こちらは追加開催を検討中です!!同じく来週25日(月)は寺子屋ブラック・スワン講座の追加の追加開催です。

30日(土)はMastery1Dayスクール。偉大さを目指すための道筋を真摯に学びたい人には最適です。こちらも追加開催を8月11日(木・祝)に開催します!!
8月13日、14日の土日は魔法系気功のヒーラー養成スクールです!!!


明日は中川翔子さん出演のドラクエ公演の初日です!!
観に行きます!!




過去生退行を短時間でやろうとしたら、かなりトリッキーな仕掛けが必要になります。
今回のスクールの目玉は前世療法でしたが、短い時間で前世を体験するためにトリッキーなことをいくつも積み重ねました。


というわけで、そのためのコツを紹介します!!
というか、今回のスクールで使った方法です。
ゆっくりと時間をかけられるのであれば、それに越したことはありませんが、僕らにはいかんせん時間がありません。素早くやりましょう!!!


重要なのはTrance(トランス)です。当然ながら深いトランスに入る必要があります。
そして、そのトランス、もしくは深い変性意識状態で自由に情報空間を動き回れる必要があります。

ですので、ポイントは3つです。

まず「トランスを深める」そして「トランスで動き回れるようにする」、最後に「トランス状態で強く手を伸ばせるようにする」ことです。


① トランスを深める
② トランス状態で自由に動き回れるようにする(これは物理空間でも、情報空間でも)
③ トランス状態で、強く手を伸ばせる(トランス状態で力を込めることができる)


どれもちょっと抽象的な言い方です。

一つ一つ見ていきましょう!!

まずは「トランスを深める」訓練です。


*トランス状態に素早く深く入るためのトレーニングを瞑想と言います。瞑想は日常生活もトランス状態でいるためのトレーニングです。


トランスに入るというのは、いわば深い変性意識に落ちていくイメージです。
深い変性意識に落ちたら、またより深い位置に飛び込んでいくイメージです。恐れを捨てて、どんどん飛び込みます。プールに飛び込むような感じです。非常に怖いですし、一度飛び込んだら泳ぎきらないといけませんが、飛び込みましょう。そして、その変性意識の深さに慣れたら、また闇の深淵に向かって飛び込みます。

これは本当に重要なトレーニングなので、起きている時間のほとんどをこれに費やしても良いと言えるくらいです。

労宮に触れながら、ダイブする感じです。

もしくは周りに誰もいないならば、少し前傾姿勢を取り目を閉じて、集中しておでこにあるアジュナチャクラを触ります。そして深く変性意識に入り、そこでしばらくとどまり、慣れたら、もっと深くに入ります。
どれほど深く入っても全く問題ありません。

赤ん坊が数歩歩けるようになって、「ヤバイ、これって世界記録じゃん?」って思うようなものです。ただの自己新記録です。もっと歩きましょうw




それから催眠を学ばれている方の特徴として、最後は通常意識に戻さなくてはいけないという考え方があります。これは間違いです(いや、催眠誘導という観点から使うのであれば良いのですが、本当に「通常意識に戻す」と確信しているとヤバイということです)。

そもそも通常意識なるものは存在していないということもありますし、いちいち変性意識を浅く戻していたら、いつまでも成長できないからです。
10歳になるのに、まだハイハイしているようなイメージです。
「這えば立て立てば歩めの親心」じゃないですが、トランスは深くなれば、もっともっと深くしましょう。
自分としては、スゴイ深さの変性意識に感じるかもしれませんが、実際には大したことはありません。

余談ながら、我々が知っておきたいのは、あるタイプの人々は子供の頃からずっと現在に至るまでひたすらにこのタイプのトレーニングしてきているということです。その積み重ねがある人に一朝一夕で追いつけるわけもないのです。ですので、我々はひたすらにトレーニングするしかないのです。

その深い変性意識状態の人達が社会で結果を出しているのであり、それに比べたら自分は子供と大人とくらいの差があると正しく認識したほうがいいのです。

ちなみに「身の程を知る」というのは大事です。それだとエフィカシーが下がるとか言う人は、エフィカシーの定義から学び直したほうがいいです。盲信はエフィカシーではありません。自分にはこれが足りないと正しく認識することは、ゴールに向かうためには必須であり、ゴールを達成する確率を上げます。身の程を知れば、改善の方向性が見えるのです。まさにMasteryの道です。


トランスというのは酩酊状態です。
酩酊状態は自分のコントロールが効かなくなります。理性や意識によるコントロールが効かなくなりやすいのです。ですので、次はコントロールを取り戻す訓練をします。

それが、「トランスで動き回れるようにする」です。

これには2つの意味があります。一つはトランス状態で情報空間を自在に動き回れるようにするということ、そしてもう一つはトランス状態で物理的現実世界の中も動き回れるようにすることです。これはあたかも夢遊病のようですが、違います。夢遊病は自分のコントロールを離れています。
そうではなく、酩酊状態なのに、冷静に自分が何をしているか理解し、そして自分が行きたいところに行く技術です。

余談ながら、これに関連してスクールでは明晰夢の話もしました。明晰夢というのは、夢のなかでこれが夢であることを認識できる第1段階と、夢の中で自分の意のままに身体を動かせる第2段階があります。
このときしばしばやってしまう過ちは、夢の中だから何をしても良いと思ってしまうことです。誰にも迷惑をかけないので、好き放題やろうと思いがちです。特に社会的にタブーなことをやろうとしてしまいます。しかしこれはNGです。

もちろん「夢は集合無意識ですべて(万人と)つながっているから!!( ー`дー´)キリッt」
というようなユング先生みたいなことを言うつもりはありません(僕は中学の頃、友人からこの説を聞かされて、夢は記憶の棚卸しと整理だし、「バカじゃないの?」と思いました)
夢のなかは夢の中であり、脳内なので何をしてもたしかに誰にも迷惑をかけません。

ただのちのちにそのことが大きな問題になります。
具体的に言えば、酩酊して大失敗するようなものです。深い変性意識というのは夢かうつつ(現実)かにわかには分からないような状態です。だからこそ、夢でも現実でも同じく真摯に生きると決めておくことが重要です。

僕らの仕事はその意味では自分の極限まで変性意識を深くして行なうものです(別に気功師に限ったことではなく、多くの職業がそうだと思います。そうでない職業はAIに代替可能です)。


*かっこ良すぎるユング先生


イエス様はシンプルにこう言います。

5:27 『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。
5:28 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。
マタイ5:27-28
*これって無茶苦茶な要求に聞こえますけど、かなり良いアドバイスだと思います。





だから、夢の中であっても、人としてきちんとしておくことが大事です(無理に禁欲せよということではありません)(その意味で普段、抑圧的な人は大変ですよね。抑圧的ということは妄想の世界では羽目を外していることが多いので、でも妄想の世界と現実の世界はかなり地続きなのです)。


2つ目の「トランスで動き回れるようにする」というワークもまたシンプルです。
頭の中に良く知っている部屋をイメージして、目を閉じて、その部屋を自由に動き回るという練習を繰り返します。

スクールでは、まずセミナールームを意識的に歩きまわってもらいました。あとで目をつぶって思い出すために歩いてもらいます。
そしたら、自分の席に戻り、目をつぶってセミナールームを思い出し、イメージの中で部屋の中を歩きまわります。
これは自宅とか職場のような慣れ親しんだところで最初は練習するといいです(空間認識能力が高い人はこれを初見の場所でもすぐさまやってしまいます)(ちなみにお馴染みの「記憶の宮殿」などの記憶法も同じアルゴリズムを使います)


イメージとしては、真っ暗の中で何かを探すような感じです。
たとえば、夜中に唐突に停電になったとしましょう(もしくはブレーカーが落ちる)。真っ暗闇の部屋の中をロウソクとマッチか、懐中電灯を探さなくてはいけません。頭の中でうろ覚えの記憶をたどりながら、恐る恐る歩いていきます。そして記憶をたどりながら、部屋から部屋へ移動し、たまに壁に激突したり、つま先をぶつけたりしながら、目的地へたどり着きます。視覚が使えないのは不便です。
でも頭のなかに明確な地図があれば(家なので見取り図ですかね)、それほど苦もなく行くことができます。
これが「トランスで動き回れるようにする」ときのイメージです。

もしくは出先で忘れ物をして、電話で家族の人にそれを探してもらうような感じです。
「どこどこの部屋の棚の右から三段目、下から二段目の引き出しの奥」という風に指示するときに、頭のなかでその部屋にあたかもいるかのようにイメージしています。
そしてその頭のなかの部屋で移動しているのが、まさに「トランスで動き回る」ということです。
(一種のシュミレーションですね。そしてこのシュミレーション能力が進化論的に言えば、我々を生き残らせてきました。そのために前頭前皮質を発達させました)
(その意味では我々の動物としての長所はシュミレーション能力であり、決して二足歩行でも、足の速さでも、恐ろしい爪でも、パンチの能力でも、キックの能力でもありません)。

そう考えると、あの病気がちであった、デカルトと同時代の、フェルマーのお友達でもあるフランス人を思い起こします。

(引用開始)だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。われわれはそこから立ち上がらなければ ならないのであって、われわれが満たすことのできない空間や時間からではない。だから、よく考えることを 努めよう。ここに道徳の原理がある。(引用終了)(パスカル「パンセ」)


今回は手帳講座でやったスコトマ実験を少し変更して行ないました。
まずはセミナールームの中をウロウロと歩き、目をつぶってそれを頭の中で再現し(箱庭のようなイメージです)、そして特定の質問に回答する(「この部屋の中に赤いものはいくつありますか?」など)です。

ちょっとワークの仕方を箇条書きします。


① 部屋の中をウロウロと歩いて一周する(見回すのではなく、歩いてきちんと一周するのがポイントです)。

② 自分の椅子に戻ったら、目をつぶってそれを頭の中で再現する(頭の中でウロウロ歩きます)

③ 目をつぶったままで、特定の質問に回答する。そのときに思い出そうとがんばらないで、頭の中で部屋をウロウロと歩いて探すのがポイントです。

④ もうこれ以上、出ないというところまで出したら、そこからあと一つを絞り出す!!必死に絞りだす!



最後の絞りだすのが大事です。
まさにOne more thingです。
そのときに脳に過負荷がかかります。
そしてこの過負荷こそが、脳のシュミレーション能力を鍛えます。
そしてこの過負荷の感覚こそが、気功をするときの脳に汗をかく感覚です。
普通に思い出すだけだと、負荷で終わってしまいます。コストパフォーマンスで言えばもったいないのです。あと一つがんばれば、脳は飛躍的に成長するのに、その機会をふいにするからです。

これが、「トランスで動き回れるようにする」であり、かつ最後のOne more thingが「トランス状態で強く手を伸ばせるようにする」です。

この準備体操を十分にやると、退行催眠をやりやすくなります。

トランスと、動き回ること、もう一つに手を伸ばすことの3つです。

そしてこのトランスの練習こそが、気功にせよ、ヒーリングにせよ、IQアップにせよ、良き土台となります!!





というわけで、いよいよ今週末、スピスクール追加開催です!!!


【ヒーラー養成スクール19期 ~スピリチュアルの魅力と秘密~】
【日時】 (追加開催決定!!!)
     7月23日() 13:00~18:00  
     7月24日() 13:00~18:00 
   【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  230,000円(銀行振込)
【受講資格】 「まといのば」セミナー受講生
【持ち物】 筆記用具と向上心と情熱、動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。



*久々の登場です。写真をモザイク状にして描いたカモメ。

よし、いいぞ、フレッチャー。おぼえているかね、われわれの肉体は思考そのものであって、それ以外のなにものでもないんだということを。」(かもめのジョナサン)

「かもめのジョナサン」もまた変性意識のトレーニングであり、Mastery(マスタリー)への道ですねー

Mastery1Dayスクールの詳細はこちら

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