競輪のルールが変わるようです2 | まとばの公営競技つれづれ

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時間が開きましたが前回の記事の続き、競輪公式には載っていないルール変更について。
大きく2つあります。

どちらも関係者のツイートなど私が見た内容を基にしていますので、正確な情報を求める方はJKAに問い合わせられたほうがよろしいかと。
まあ関係者がほとんどゲロってるんですけどね。

・誘導のタイムが早くなる

各周回で1〜2秒早くなるようです。
誘導が早くなる=スピードが上がるわけですから、後ろから前を押さえるのに必要なスピードも上がります。
なので初手で後ろになると、前へ上がるまでに今までより脚力を消費することになります。
前回の誘導退避のタイミングと併せて、前受けが有利になると私が考える要因です。


・先行の番手にいる選手が先行選手と車間を空けすぎると重注になるらしい

正確に書くと、最終周回で先行の番手選手が、後ろを振り向くなどして先行選手との車間が2車身以上空くと重注になります。
最終周回以前は2車身以上空いて速やかに解消しなければ重注。
2車身の基準は先行選手の後輪後端。

参考として先日の高知記念の準決勝から。
逃げる8取鳥の番手で車間を空ける5松浦。これで約1車身でしょうか。つまり2車身ということは、8取鳥と2or3番車くらいの距離になります。
更に、後ろを見た回数や着順などで総合的に判断、という注意書き付き、、
そんなに車間を空けるレースが果たしてどれだけあるのか考えると、案外影響は小さいのではないかと思います。

この件は茨城の某選手が「番手で仕事してもらえなくなる!」と騒いでいましたが、裏を返せば2車身までは空けられるのだし、横の動きは従来通りなので、今後も変わらず番手の仕事はできます。

今日の松戸ダービー、6佐藤の番手で2成田が車間を空けて5近藤を牽制しています。これも1車身くらいでしょう、しっかり番手の仕事を果たし、結果は東北両者でワンツー。
大袈裟に騒ぎすぎですね。それを鵜呑みにしてルール改悪だ!と騒ぐ輩もどうかと思いますが。


2回に分けて先頭員に関するルール変更とそれ以外のルール変更を取り上げました。
先頭員の退避以外は思ったほど影響が小さいと思いますが、それは私目線の話。実際に選手がどう考えているか分からないし、細かい部分の積み重ねで実は何かが大きく変わるのかもしれない。
そこは実際にレースを見て判断するしかありません。