別府 全日本選抜競輪の落車審議解説 2日目9R | まとばの公営競技つれづれ

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別府の全日本選抜、twitter上でこれ失格じゃないの?orセーフじゃないの?と少し話題になったレースを2つ取り上げます。

 

今回は2日目9R、次回は3日目3R。

 

3日目9R、まずはレースをご覧ください。

 

結果はこちら。

 

取り上げる点は2清水について。

最終3コーナーから1坂口、6神山の中割りをする格好になり落車しています。

清水が本命だったこともあり失格だろというツイートを何件も見ましたが、これは失格になりません。

 

中割りの失格基準から。

要約すると、中割りして自分、または他人が落車or車体故障したら失格にしますよ、と書いてあります。

では詳しく見ましょう。

 

4鈴木の先行を7吉田が捲っています。

さらに後ろから2清水が仕掛けている状態。

この時点では前にいる両ラインの間に1人分のスペースがあります。

 

清水は内へ。その選択は不正解だろうという話もありますが、審議とは無関係なので割愛。

 

しかし外から1坂口が降りてきてスペースがなくなりました。

 

とはいえ2清水のほうがスピードが出ているので、

引けずに1坂口と6神山の間に挟まります。

 

そして2清水が落車するのですが、2清水は4鈴木と接触して落車しています。

中割りの相手である1坂口、6神山には接触していません。

挟まれて動けない2清水は、捲られて後退する4鈴木を避けることができませんでした。

画像を順に見比べてもらうと分かりますが、1坂口の内側への斜行もありますね。

 

落車の審議は、原因が1つに特定されない限り失格とはなりません。

今回は1坂口、2清水、4鈴木の3人が絡んだ事故で原因が1つに特定できない=失格にできない、という判断になります。

 

余談ですが、この後発生した神山の斜行は100%失格です。

3日目3Rについてはまた明日。