2017/5/12その1 韓国旅行記 5月から大田乗り入れを開始したITX青春に乗る | まとばの公営競技つれづれ

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【旅程】

5/11 午前歯医者、午後から釜山に飛び、馬山で野球を観る

5/12 大田から龍山までITX青春に乗り、仁川でロマックを見る

5/13 平昌で江原FCのサッカー観戦

 

今回は5/12の前半、ITX青春でソウルに到着するまで。

今回の旅は11日と13日の予定が決まっていたものの、12日はフリーでした。

最初は昌原で競輪→釜山で野球→夜行列車でソウルのつもりでしたが、

昌原の本場レースが無く、仁川のSKにロマックが移籍したこともあり、予定を変更。

ちょうど5月からITX青春と呼ばれる急行列車が大田乗り入れ開始したこともあって、

ITX青春でソウルへ移動し、仁川で野球を観る流れに。

 

宿をチェックアウト(と言っても手続きはなくて勝手に出発するだけ)して馬山駅へ。

ソウルからのKTXが乗り入れているものの、周辺都市へはバスが圧倒的優位のため、

それ以外の本数はそこまで多くありません。

 

韓国の鉄道は、都市間を結ぶ長距離列車と、都市内の近郊列車で完全に運用が別れています。

前者はホームが低く(写真手前)、後者は電鉄線と呼ばれ日本と同じような高いホーム(写真奥)。

馬山は釜山からの近郊電車が乗り入れる計画があり、奥に高いホームが作られていますが、

まだ乗り入れは始まっていません。

 

時間に余裕があるので、KTXではなくムグンファで大田まで。

急行列車と言われることが多いのですが、

韓国の都市間を結ぶ長距離列車は急行以上しか存在しないので、一番下の種別です。

 

馬山駅前のセブンイレブンで買った弁当を、稼動していない食堂車で。

 

大田到着が11時前で時間が合ったので昼食。

どこか食べるところ無いかな、と思ってgoogleで

「大田 ランチ」

で検索すると、東京都大田区のレストランがズラリ。

 

まあこれは仕方ないと思って

「韓国 大田 ランチ」

で検索すると・・・

 

なんと東京都大田区にある韓国料理屋が出てきました。

いや、あの・・・

韓国料理で検索したならまだしも、これで大田区になるかい?

 

結局、

「韓国 テジョン ランチ」

でようやく調べられました。

 

食べたのはビビン冷麺。辛いけど旨みがあって美味しい。

 

大田駅に戻り、ITX青春に乗ります。

 

都市間列車の時刻表。

12:03の列車に乗ります。

ソウル行きと釜山行きが同じ画面にあるように、

全列車一緒に表示されるので、慣れないと戸惑うかも。

最上段のJecheon(堤川)行きは、京釜線ではなく、支線の列車です。

一番右の遅延欄は1分単位で書かれるんですが、そこまで必要?

 

◆そもそも、ITX青春とは

ソウルの龍山駅と、ソウルから北東にある京春電鉄線の春川駅を結ぶ急行列車。

2012年に走り始めてまだ5年目の新しい種別。

8両編成で、中間2両が2階建て。

2017年5月から、龍山駅ー大田駅にも乗り入れ開始。

停車駅は

龍山、鷺梁津、新道林、水原、平沢、天安、鳥致院、大田。

永登浦に停まらないのが既存の列車と異なるところ。

 

大田駅の案内。8番線固定のようです。

 

ここで1つ疑問が。

先ほど書いたように、韓国の鉄道は都市間用と都市内用でホームの高さが違います。

京春線は都市内輸送用の電鉄線で、高いホームを採用しています。

当然、そこを走るITX青春もそれに合わせたドアを設けています。

 

でも、大田には都市間輸送用の列車しか来ません。つまり、低いホーム。

どうやって乗るの・・・?

 

◆答え

ホームにステップ作ってました。

 

大田駅8番線の釜山方に、ITX青春のドア位置に合わせてステップが。

これで乗降するようです。

 

そこまでして乗り入れる必要はあるのか?という点は聞かない方が良いのだろうか。

同じ急行格のヌリロは稼動式ステップが内蔵されていて、どちらのホームも乗降できるんだけど。

 

デッキはかなり広いスペースが確保されていて、そこに自転車置き場や補助席。

京春線は観光需要もあるようで、そのあたりを取り込む目的と思われる。

つり革があるので、通勤需要も取り込むのだろうか。

 

こちらは平屋建ての車内。

 

2階建ての2階

 

2階建ての1階

 

車両が大きいため天井が高く、日本の2階建て車両のような圧迫感は無い。

運行開始から2週間弱で認知されていないのか、乗客は少なめ。

 

座席はテーブル付きで、シートピッチも十分。

唯一気になるのは窓が高いところ。

私は身長が高いので問題ないけど、低い人は外が見づらいかも。

 

大田の次、鳥致院駅。ここもステップ付き。

さらに次の天安もステップ付きで、天安から先は電鉄線用の高いホームのある区間なので、

ステップは使用せずそのホームを使う。

 

平沢駅から先は電鉄線用の高いホームがあるので、そちらに到着。

 

号車番号と各種案内。トイレは鍵が掛かると赤くなる、日本でもよく見る形式。

6号車に飲み物売ってると書いてあるけど、自販機が未稼働でした。

 

新しい車両で快適に揺られ、龍山駅へ。

電鉄線なので普段近郊電車が使うホームに到着します。

ITX青春は先頭車1ドア、中間車2ドアなんですが、なんとホームドアが対応していました。

偶然の産物なのか、しっかり合わせたのかは不明。

 

このあと、ソウルワールドカップスタジアムを見学して、仁川へ向かいます。