limおバカ→∞ -65ページ目

「先生、どうしてずっと同じ速度で歩けるの?」





ハイジ  『???


      のりこ、何でそんな床に座ってんだよ?


      しかもそんな教務室の隅っこに・・・。     座敷わらしごっこか?』





のりこ  『はw そんなん一人じゃせんし。』





ハイジ  『二人でもしねぇよ。





のりこ  『あっ、先生聞いて☆


       昨日ON/OFFに会ったとって~~~♪』





ON/OFFというのは福岡出身の双子のイケメンボーカルデュオ。


山ピー症候群が終わったのりこ、次はこの歌手にハマりにハマっている。




ハイジ  『山ピー山ピー言うのが終わったかと思ったら・・・(=_=;  次は双子のイケメンかよ。』





一人が二人に増えたので余計に面倒くさくなった気がする。





のりこ  『もうジャニーズは卒業したもん☆』





ハイジ  『必要な単位は全部取ったのかよ( ´_ゝ`)?





のりこ  『顔パス(?)よ。


          昨日ON/OFFのCD買って~、握手もして貰ったとよ☆』





ハイジ  『へぇ! 握手まで。  そりゃ~よかったな~ww』





のりこ  『握手したあとで「バイバイ☆」って言ったらね、


       のりこの方向いて笑顔でむひょひょふひょキャーー(≧▽≦)ノ”





何この温度差∑( ̄☐ ̄;)!!





のりこ  『ほら、これがCDよー。 和弥の方が断然かっこよくない??





ハイジ  『どっちがどっちかわかんねぇよ( ´_ゝ`;)





のりこ  『しかもポスターにサインもしてもらったと♪』





ハイジ  『すげぇな、何から何まで。


      そのポスター持ってこいよ、塾の壁に貼っといてやるから。





のりこ  『マジそんなことしたら朝日拝めんようにするよ?





こいつ冗談に聞こえねーΣ( ̄Д ̄;)





ハイジ  『・・・お、そろそろ休憩終わりだな。 よしっ! 続きすんぞ!教室入れっ!』





のりこ  『えーっ。 あと5分。』





ハイジ  『寝起きのサラリーマンかお前はΣ(~∀~||;)  ほら、行くぞ。』





今日は数学の特別授業。 普段は3Aしか担当していない俺がのりこあやめリオのいる3Bの授業に入っている。


この特別授業とは何か?


4コマ連続で「関数」をするという、やつらにとっては苦痛以外の何でもない。


むしろ関数よりも4コマ連続でハイジの顔を見ることの方が苦痛なのかもしれないが( ´_ゝ`;)











ハイジ  『はい、じゃあさっきの続きね、今からプリント配るけん各自それを解くこと。


      はいこれ一枚ずつとって後ろに回しー。 じゃあまず例題1から・・・

あやめ  『何でウチの名前が出とるとよっ!!』





元の問題は、

まことさんは午前7時に家を出て1400m離れた公園に歩いて向かった。


ところが途中で忘れ物を取りに家に帰り、そして今度は自転車に乗って再び公園に向かい、7時25分には公園に到着した。

まことさんが家を出たのと同時に、公園を出たさおりさんがまことさんの家の方に向って歩いており、途中でまことさんに出会った。
(一部略)


という関数の文章題だったが、まことさんの部分をあやめに、さおりさんの部分をリオに変えてプリントにしたのだ。


問題文中に知り合いの名前が出てくると、眠そうな生徒の刺激にもなるし、生徒の問題に向かう姿勢が良くなり、何故か問題文の理解度が違うのである。  ・・・普通なら。





ハイジ  『はい、じゃぁ問題文の確認からするぞ。   あやめさんは朝7時に家を出て

あやめ  何でそんな早朝に公園行かんといけんのよ!!





ハイジ  『そんなこと気にすんなよ(;-_-)  別にあやめさんっつってもお前じゃねぇよ。


      ・・・で、歩いて公園に向かうんだけども、あやめさんはバカなので忘れ物をして一旦家に帰って・・・』

あやめ  『やっぱウチやんかッ!!





ハイジ  『冗談ってwww


      んでまぁあやめさんが家を出ると同時にリオさんが公園を出発して・・・』

リオ  何でそんな朝早くからウチは公園おるとよっ!?  バカやん!!』

ハイジ  『バカだよ。


      ・・・はい、じゃあまず(1)のあやめさんの式から求めよう。』





3Bと言えども3Aとほぼ変わらぬあふぉさ加減。 もっぱら考えているのは数式のことではなく、

 『なんで公園に行くのに朝7時に家を出るのか』 とか、


 『どうして最初からチャリで行かないのか とかそんなことばかり。



もうその辺からあふぉなのだ・・・( ´_ゝ`)





ハイジ  『例題がもう解き終わった人は裏面の類題を解くように!』





類題の方は数値が違うだけの全く同じ問題だが、あやめさんとリオさんのところをジンさんに変えている。





紗雪  『先生!





ハイジ  『・・・どうした、ジン君の式が求まらんか?』





紗雪  『違うし! ジン先生バイク持っとるけんさー、


        チャリよりバイクで行った方が公園早く着くと思うよ??





問題文にアドバイスー∑( ̄☐ ̄;)!?





ハイジ  『もうほんとそういうの気にせず解けよ・・・。』





あやめ  『せんせーココ分からん! おいで!





ハイジ  『おいでって何や・・・。  あー、ココならまず傾きを求めないかんけん・・・・






      ・・・はぁ。 あやめ口開けてみろ。





あやめ  『相変わらずよく見つけるねぇ。  ははははwww





ハイジ  『はははは(*´∇`*)  ホント笑っちゃうよなぁ、お前の学習能力の低さには( ´_ゝ`)



      ・・・さっさと口ん中のガムを出せ。』





あやめ  『ガムじゃありません。 ア・メ・で・すぅー。』

ハイジ  『やかましいわ∑( ̄皿 ̄;;!!


      ・・・アメを口から出してこい。』





あやめ  『え、ガムは出さんでいいと?





ハイジ  『アメとガム同時に食ってんの(°Д°;?  ・・・どんぐりガムかよ(;-_-)』





あやめ  『違うし。 自分で2個入れたと。 


       すっごい食べにくいよ・・・。





ハイジ  『・・・・・・・・・・もうお前末期症状だな( ´_ゝ`)』





4コマ連続あやめ俺にとっても苦痛だったのだ・・・。











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