2005年 埼玉大学・教育,経済 数学 第1問
おはようございます。ますいしいです
外はまだ暗いです
今朝も寒い
それでは、本日もまずは偉人の言葉からです
『数学が興味深いのは,
われわれの創意工夫の
才と推理の能力にそれ
が糧を与えてくれるとき
である.』
(D・ポーヤ,ハンガリー生まれの
アメリカの数学者,1887-1985)
今回の下の問題、
幾何的考察で考えて
みると、とても面白い
問題です
出題者の方には敬意
を表します
それでは、最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください。
(※時間の目安) (1)2分 (2)3分 (3)5分
Complex plane
⇒ Gaussian plane
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1)“異なる2点から、等距離にある点の集合”は、2点を
結んだ“線分の垂直二等分線”となります
“成分計算”でも直ちにですね
(2)、(3)“成分計算”で攻めると上のようになります
2-i ,2+i はそれぞれ、
“√5倍の相似拡大+原点の回りの-θ,θ回転”
の“合成変換”です 幾何的考察の(別解)は上の
ようになります なかなかの良問ですが、実際の
入試では、上のような“幾何的考察”などしている暇
はないですね
“複素数平面”は、かつて“数学B”に属していました
今は、“数Ⅲ”ですが、かつては、“文系”の方も学習
していました 今の時代、ますます“数学の重要性”
が増しているのに、“高校数学”は、内容がますます
先細っているように思います 大丈夫でしょうか
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです