速報!2019年 岐阜大学・理系 数学 第2問
こんにちは、ますいしいです
今日は曇り まだ、雨は降ってきていませんが、
予報通り夜からは雨になりそうですね
本日第2弾目のアップです
まずは、本日第2弾目の偉人の言葉からです
『原則を立てる際に,わかりやすさと
厳密な正確さのどちらの特質を優先
させるか,という問題がある.明らか
に,この問いかけそのものに正しくな
い前提が含まれている.というのは,
厳密な正確さには,おそらくわかりや
すさが欠けているだろうと仮定されて
いるが,実はその逆も成り立つので
ある.例えば,演繹法は厳密であれ
ばあるほど,いっそう理解しやすい.
なぜなら,正確さというのは,すべて
をより簡単な原理に帰着させること
だからである.したがって同じように,
厳密さは,言葉の本来の意味におい
て,最も自然で最も直線的な方法を
ともなっているわけである.』
(J・ダランベール,フランスの数学者,
物理学者で哲学者,1717-1783)
今回の下の問題の(3)は、計算量を
正しく見積もっていかないと、なかなか
たいへんになる問題です さて、
計算量を軽減するその手法とは…
巧みな問題作りに、作問者の方には
敬意を表したいと思います<(_ _)>
かなりの良問ですね
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(※ 時間の目安) (1)2分 (2)6分 (3)7分
Arithmetic-geometric mean
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1)いろいろな導出法がありますが、A(a,b)、B(c,d)
で、公式: △OAB=1/2・|ad-bc|
を使うのが時短ですね
(2)これもいろいろ考えられますが、“ベクトルの内積”を
使うのが、時短ですね
(3)これもいろいろ考えられると思いますが、計算量を
を考慮したら、“相加・相乗平均の関係”を使うのが
時短ですね
それにしても、問題設定といい、導出される数字といい、
問題作りの巧みさに感服致します<(_ _)>
人間、出題ミスもありますが、上のような問題をつくる方
を素直に賞賛することも重要ですね
出題者もいろいろ言われますが、素晴らしい出題も
たくさんありますね
それでは,次回をお楽しみに
by ますいしい