2009年 法政大学・スポーツ,社会,経済 数学 第5問
こんにちは,ますいしいです 本日3回目のアップです
センター入試の数Ⅰ・Aに
よく出題させる“円”がらみの初等幾何,三角比の類題です (3)はまともに向き合うと
相当な“難問”です ますいしいは,すべて中学生でも解ける手法で解法してみました
高校受験進学塾の講師の方がもし,このブログを御覧になられておられましたら“演習問題”
として出題してみてください 灘,筑駒,開成などを受験される方には,ちょうどよい問題
です どうぞ,2通りの解答を御覧になってみてください
初等幾何的解法の威力を
存分に味わってみてください
それでは,本日3回目の偉人の言葉からです
『 幾何学とは本格的な自然科学であり,ほかとちがうのは,どれ
よりも簡潔で,したがってまた完成されていることだけである.
数学的な分析を用いるのをみとめているからといって,幾何学が
観察によらない純粋に論理的な学問だと考えるべきではない.』
(A・コント,フランスの哲学者,1798 - 1857)
(3)は出来なくとも合否には影響はないでしょう 気付けば一発ですが
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(※ 時間の目安) (1)7分 (2)5分 (3)4分
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
この問題の最終目標は(3)の問題です! (1),(2)はその布石となっています!
もちろん,出題者は“プロ”ですから,すべてお見通しです! しかし,(3)は本番で
図形的手法に気づいて時間内に解くのは難しいでしょう! 入試というのは,要は,
合格点を“確保”するということですから,あとでじっくり考えれば出来るでしょうが,
本番でこのような問題を“完答”出来なくとも,まったく問題はありません
それでは,次回をお楽しみに
by ますいしい