2004年 広島大・経済,教育(前期) 数学 第2問
こんにちは,ますいしいです 朝方にくらべてら少しずつ暖かくなってきました
週末の金曜,今日はみなさん,いかがお過ごしでしょうか それでは,本日第2弾です
三角関数についての,諸々の出題ですが,練られた良問です ぜひ解いてみて欲しい
問題です それでは,まずは偉人の言葉からです
『・・・・数学の教程について深く考えるとき,おのおのの段階でど
のように理論と実際をむすぶ橋をかけなければならないか,日常
的な問題を解決するのに数学がどれだけ,またどうして重要なの
か,をはっきり理解する必要がある.理論と実際とのこの調整は,
数学の魅力ある独特の詩を感じとる上で特に大事である.これが
思考の創意を特に呼びおこすのである.』
(N・クルプスカヤ,旧ソ連の政治家で教育者,レーニンの妻,
1869 - 1939)
さぁ,それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(※ 時間の目安) (1)6分 (2)6分 (3)6分 (4)6分
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
活字の解答は,意外と“重要”なところが,端折ってあるので,きちんと解答を
作成してみました ぜひ参考にしてください
(1)“三角関数の合成”です! おおもとのメカニズムから理解してください
(2)xの取りうる値(定義域)に充分注意して,x + 60°= t と置換し定義域の
操作をきちんと行い,グラフで視覚化を図り慎重に解かないと間違いやすい
問題です 視覚化しないで,頭の中でばかり考えていては必ずミスるの
が三角関数の方程式や不等式です 充分に注意してください
(3)これは,お馴染みの準公式と言ってもよい問題です 理系の三角関数の
置換積分などにも登場する問題です 出来れば瞬時に導き出せるように
なっておいてください
(4)これは,一連の流れを読み,その流れに乗って解答出来るかどうかです
本番で“解と係数の関係”と結びつけて答えられるかがカギです
決して,侮れない問題です
以上です 『2012/5/5のブログ』に三角関数の公式一覧を掲載して
おきましたので参照してください
それでは,次回をお楽しみに
by ますいしい