前の日記の続きで、佐野元春の今、何処ツアー静岡公演の感想、ここから後半です。ツアー中は友人限定の公開とさせていただきます。ネタバレは見たくないって方は以下、ご注意ください。
(佐野元春の2023年のツアーが終了したので、限定公開にしていた日記のブロックを外します)


「純恋」で盛り上がった客席をゆっくり見渡す元春。フォークギター(おそらくマーチン)を肩からかけて、ステージ暗転。

モノクロの風景に鳥が飛び交う映像が映し出され、アッキーのアコギの音が優しくイントロを奏で、曲は「詩人の恋」。この夜の「詩人の恋」の元春のヴォーカルの素晴らしかったこと。「純恋」で熱唱した後なのに、こんな柔らかく優しい歌い方をするなんて反則です。

《残酷な運命/二人を分かつその日まで/私たちはずっと共にいる》

スクリーンに映されていく歌詞を噛みしめるように、観客は聴き入っていました。いやぁ染みた染みた。

荘厳なバラッドの余韻をかき消すようなベースの激しい音。「エデンの海」。《WHITE LIGHT》のコーラスと一緒に観客のこぶしが上がるか、と思ったけど、そうでもなかった静岡。前の曲からいきなり激しい曲に変わって戸惑ってたのかしら。アウトロでの元春渾身の《イェーイェー!》のシャウトには大いに歓声が上がりました。

元春、キーボードの前に座り、ゆっくりカウントを唱え「君の宙」。これまた激しくシャウトした直後とも思えない良い声。《けして忘れーなーいでー》の美しいメロディの高音も見事に歌い上げてくれてウットリ。

続けざま、シンセのループ音がサイレンの如く鳴り響き、曲は「水のように」。力強い歌と演奏に手拍子で盛り上がりました。「君の宙」「水のように」は歌詞の言い回し《どんな〇〇があっても》が共通していて、アルバムの並び同様、二曲続けて演奏されたことに意味があるのでしょう。

前の曲から間髪入れず、ご機嫌なビートのイントロが手拍子を煽ります。「大人のくせに」。この曲を演奏するコヨーテが一番楽しそうに見えました。言ってしまえば、オチのない独り言のような、実に他愛のないこの歌。なのに、なんでこんなにご機嫌な演奏が生まれてしまうのか。まったくバンドって不思議。音楽って不思議。

元春、もっとこの歌に格好良いフレーズを足してブラッシュアップすべきですよ。こんなに盛り上がるのだから。

そしてアルバムのクロージングナンバーでもある「明日の誓い」。間奏とアウトロのシンセブラスが良い音で高らかに鳴って、聴いていてとても気持ち良かった。

この歌、とても良い歌だとは思うのですけど、歌い出しの二行の歌詞、内容が矛盾してるのがどうも、繰り返し聴くほどにだんだん気になってきた。元春は作っていて絶対に気づいてたと思う。《明日ここを〜》を、例えば《二人ここを〜》に置き換えることだって、元春なら造作なく出来たでしょうに。けど、あえて直さなかったのは大物過ぎる?

本編ラストは「優しい闇」。元春が《どんな時も君を想っていた》と歌う時、手を観客にかざすアクション。それに応えるように客席からも手が上がって、それは美しい光景でした。僕はこの歌は前半部分《優しい闇が訪れる》からのAメロのフレーズが大好き。フックの《何もかも変わってしまった》から、ガラッと歌の内容が変わって、まるで違う歌が始まったような気になってしまうので、いつも不思議な歌だと思います。

立ちっぱなし、歌いっぱなしノンストップの本編90分。大盛り上がりでここで終了。


そして、およそ5分後にアンコール。

メンバーが手を上げて再登場。そしてスーツの上着を脱いだ白シャツの元春が登場。


MC《僕も、、ずいぶん長くキャリアを重ねてきた、80年代はハートランド、90年代はホーボーキング・バンド、そして00年代はコヨーテバンドと、素晴らしい仲間たちと一緒にやってこれたことを、とても誇りに思っています、、そして今夜、この会場に、とてもスペシャルなゲストが来ています(大歓声)》


ゲスト?!誰だ?!と思った瞬間、


元春《彼は、この街で生まれ、この街で育ったんだ!》


!!!!!。鳥肌が立った。過去の元春の静岡のコンサートで、このメンバー紹介を僕らは何度聞いたことでしょう!


元春《紹介します。スィートベイビー!阿部ちゃん!!》


うおおおおお。阿部ちゃんだ。静岡市民文化会館のステージに元春と阿部吉剛が一緒に立ってる。キーボードのシュンちゃんの隣に向かう阿部ちゃんを、元春は両手で指差し、観客を煽ります。拍手、拍手、拍手。阿部ちゃんコール。


《もし詞を知ってたら、一緒に歌ってください》


小松シゲルがあのドラムのフィルを叩き、エコーたっぷりに阿部ちゃんのピアノのイントロが鳴り、出た。ついに聴けた「サムデイ」。このツアーで初めて「サムデイ」が投下され、客席は歓喜の大爆発。ピアノが阿部ちゃんのサムデイですよ。破壊力はそれは桁違いですって。

《若すぎて、なんだかわからなかったことが〜》と歌ってる元春が、声を詰まらせ、横を向いてしまいました。ああ、泣いてる。かつての仲間と一緒に演奏して、感極まってしまった元春。観ているこっちまで胸が詰まった瞬間です。すかさず観客は一緒に歌ってフォロー。大合唱になりました。

目尻を何度も拭って、元春は歌いました。阿部ちゃんのピアノもところどころミスタッチがあったけど、この時の演奏はもう、上手い下手で語るものじゃないです。おそらくはハートランド解散以来、初めて、元春と阿部ちゃんが同じステージに立って演奏した「サムデイ」。ファンからしてみればご褒美でしかないです。この場この瞬間に居合わすことができてラッキーでした。


阿部ちゃんをステージから送り出し、ストラトキャスターをかけた元春。涙を払うように《ロックンロール!》と叫び、ギターを掻き鳴らせば、ラスト「アンジェリーナ」。言うことなし。盛り上がらないわけがない。飛んで跳ねて歌って拳を突き上げて、大団円です。


最後のメンバー紹介で、もう一度阿部ちゃん登場。でもすぐに引っ込んでしまいました。元春とハグすれば良かったのに、その控えめな姿も好感。

再アンコールを求める拍手が鳴り止まない中、客電が点いて、ここで終演。終わっちゃったー。


会場の外で、だあこえさんと、だあこえさんの先輩とそのお姉さんと歓談できました。


《良かった!》

《まさかのサプライズ!》

《ウルッときたねー》

《「サムデイ」であんなに泣いたことない!》

《「詩人の恋」も良かったよー》


などと、コンサートの感想で余韻に浸りました。やー楽しかった。


でも、サプライズがあったから、だけでなく、本当に素晴らしいコンサートでした。会場の音も良かったし、元春の声も出てました。元春は元気でスゴイです。負けてられませんね。


2023年7月8日(土)静岡市民文化会館中ホール
00 opening
01 さよならメランコリア
02 銀の月
03 クロエ
04 植民地の夜
05 斜陽
06 冬の雑踏
07 ENTERTAINMENT!
08 新天地
09 愛が分母
10 ポーラスタア
11 La Vita a Bella
12 純恋
13 詩人の恋
14 エデンの海
15 君の宙
16 水のように
17 大人のくせに
18 明日への誓い
19 優しい闇

encore

20 サムデイ(ゲスト阿部吉剛)
21 アンジェリーナ



長々と読んでいただきありがとうございました。



マシス


↑名古屋公演の感想です。








佐野元春の2023年のツアーが終了したので、限定公開にしていた日記のブロックを外します。2023年7月8日の静岡市民文化会館でのコンサートを観て書いた感想です。


降ったり止んだりのおかしな天気の中、7月8日(土)静岡市民文化会館に久しぶりに出かけてきました。
開場時間17時より余裕を持って到着すると、すでに人が集まってました。ツアーTシャツを着た人もチラホラ。
前回のツアー“Where Are You Now”Tシャツだったり、“愛が分母”Tシャツだったり、40周年記念ライブTシャツだったりと、いろいろなTシャツとすれ違いました。着てるTシャツでその方が行かれたコンサートが伺えて面白いです。

ソールドアウト、素晴らしい。そうでなくては。
入場の列の動きがすごく早かった。僕は結構ゆっくり並んだけど、結構長い列もサクサク流れて、すぐ会館に入れました。

音楽友人のだあこえさんと館内で遭遇(席番号をメッセージで照らし合わせた)。開演待ちの時間に少しだけお喋り。僕が16列で、だあこえさんが13列。いいなーと言うと、でも端っこだぜ、と仰られた。


だあこえ《名古屋(公演)行ったんでしょ?、、ねぇ、今回ってずっと立ちっぱなしな感じ?》

僕《(名古屋では)一階席の人はずっと立ってましたねー。僕がいた三階席や二階席の人はアンコールまで座ってたので、体力的にすげー楽チンでした》

だあこえ《立ちっぱなしかぁ。最近キツいんだよなァー》



そんな会話をして一旦散開。開演時間の五分前に場内アナウンス(音が小さめで聞き取りにくい)。音楽のボリュームが上がり、暗転(歓声)。

アルバム『今、何処』の一曲目「opening」が静謐に流れ、メンバー入場(歓声)。そしてお待ちかね佐野元春登場(大歓声、ここで一気に総立ちに)。

キーボードに座った元春が軽く手を上げると、小松シゲルのドラムフィルが響き、バンドの音が一気になだれ込む。一曲目「さよならメランコリア」。元春が慎重に言葉を声にしていくのを、総立ちの客は頭を揺らして聴き入ります。深沼元昭の地平線を思わせるようなギターは唸りを上げてました。

静岡市民文化会館の音響は、すごく良かったと思う。名古屋芸術劇場もかなり良い音で聴けましたが、中ホールという小さめの会場で鳴らされるコヨーテの音は、でっかいホールの響きとまた違い、それぞれの楽器の音がバランス良く鳴って、ウワー良いなぁー堪らんねーってご機嫌なサウンドでした。

そして、シンセのループ音が高らかに響き、ビートが爆上がり!もちろん二曲目は「銀の月」。客の手が頭上に花咲き、一階席は爆発したかの手拍子の嵐。ここで盛り上がらないわけがないでしょって見事な流れです。


MC《久しぶりの静岡(拍手)。僕はこの前、少し体調を崩しましたが、、しっかり休んだおかげで、すっかり元気になりました(歓声拍手)。みんなに心配をかけましたが、(みんなの応援が)心強かったです。どうもありがとう!(拍手)。新しいアルバム『今、何処』から、今日はたくさん演奏します。楽しんでってください!》


三曲目「クロエ」。素敵な歌。そして、美しいメロディがゆえ、歌うのがとても難しい歌だと聴くほどに思います。名古屋では歌に合わせて歌詞をスクリーンに投射してましたが、この静岡では歌詞表示はなくなってました。元春が歌詞を一箇所間違えたのはご愛嬌。

四曲目「植民地の夜」。僕はこの歌、最近のお気に入りです。繰り返し聴くほどになんて力強い歌かと思う。演奏に合わせて歌詞がステージに投射されて、客席は目でも言葉のメッセージを受け止めて、歌の本質がビシビシ届いてたように思えました。元春の喉がこの歌くらいから温まってきたかのようで、序盤もサビも終盤も声がバッチリ出てました。


MC《ありがとう。ようやく、、通常のコンサートです(拍手)。さっき聞いてみたら、、ここ静岡市民文化会館で演奏するのは、およそ30年ぶり?《驚声》、ひょっとして前回(30年前)ここに来た人も今日いるかも知れない。いる?(手があちこちで上がる)》

30年前というと、ザ・サークルツアーか。ハートランド時代、懐かしい!


五曲目「斜陽」。夕焼けの映像をバックに、投射された歌詞を見ながらの鑑賞。《ああ少しずつ、過激になってゆく》言葉がマァ刺さること。

六曲目「冬の雑踏」。元春が《誰かがきっと、君のために祈ってる、今日も、この街の何処かで》と歌い、手を客席に向けて伸ばした時、客席からなんとも言えない柔らかな歓声が上がりました。


MC《昨年はいろいろありました。全国ツアーをやって、桑田(佳祐)くんと同級生で曲を作って、テレビも出た(歓声)。そして何より、コヨーテバンドで二枚のアルバムを作った(拍手歓声)。コヨーテとこれまでアルバムは五枚作ったけど、どれも良い出来なので、みんな良かったら聴いてみてください(拍手)》


七曲目「ENTERTAINMENT!」。ここでも客席の頭上に手拍子の花が満開に咲いた!この歌はライブで聴いて本当に楽しいですね。無条件でノリますし、一緒に思わず歌っちゃう。最初に聴いた時から格好いいと思ったけど、今はさらに好きになってます。

八曲目「新世界」が、これまた良かった。アルバム『ENTERTAINMENT!』からのナンバー。この歌も名古屋では使っていた歌詞のスクリーン投射はなく、照明の色だけが背景で美しく変わる演出のみ。そのせいかわからないけど、すごく楽曲の良さが演奏からダイレクトに伝わってきました。ツアーを重ねてきたコヨーテバンドは、錯覚じゃなく、絶対に演奏が良くなってると思う。


MC《パンデミックに、戦争と、、いま世間には重苦しいニュースがたくさん溢れてる、、次の歌は、歌詞を知ってる人は一緒に歌ってほしい。世界中の人に、子供たちに聴いてほしい、そう思います》


九曲目「愛が分母」。この歌を演ると本当に会場が楽しい空気に包まれます。ライブで聴くほどに、この歌の楽しさ、歌としての強さに驚かされます。だって、最初に聴いた時は、愛が分母?なに言ってんの?って思ったのに、全く自分の不明でした。間奏はトランペットの替わりに渡辺シュンスケのキーボードが素敵にソロを決めてくれました。

高桑圭のベースが重たいリフを奏でて、十曲目「ポーラスタァ」。みんなこの歌好きですね。サビの歌詞に合わせて客は手を頭上にかざし、星をまたたかせてました。この振りは、ひょっとしてもうファンにお馴染みなのかしら。これは盛り上がって良いです。

小松シゲルが4つ打ちのビートを刻み(元春はドラム前に腰掛けて、目を閉じて足を組み、胸を叩く)それに合わせて客は手拍子を打ち鳴らし、渡辺シュンスケのキーボードがあのイントロを叩きつければ、元春はゆっくり立ち上がってマイクに向かいます。十一曲目「La Vita a Bella」。手拍子、手拍子、手拍子。最高に盛り上がりました。


MC《みんな、いい感じ?(拍手)、、、久しぶりの静岡、みんな今夜来てくれて嬉しい(拍手)、、今夜はみんなと〇〇したい(拍手?)。曲は、(巻き舌で)「純恋」!》


十二曲目「純恋」。出し惜しみなしに人気曲をどんどん投入してきて、もちろん手拍子、手拍子の大盛り上がりです。元春がとにかく元気です。客の方が負けてくたびれちゃいそう。



地元静岡、ここまで書いて、感想が長くなり過ぎました。続きは次に分けて書きます。





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7月のフリーダムフォーク集会の開催日である、7月8日(土)、午後15時、機材をマムゼルに持ち込んで、セッティングだけさせてもらって、てぃあーず大石さんに連絡。

(↑この写真を大石さんに送って、お願いしますと伝えました)

それから東名を飛ばして静岡市民文化会館へ。佐野元春のツアー静岡公演に行って来ました。


素晴らしいコンサートでした。現在ツアーの真っ最中ですので、詳しいコンサートの感想は落ち着いてから限定公開で書きます、が、このニュースは公式サイトがすぐに発表したので書いていいでしょう。まさかまさかのサプライズ、ザ・ハートランドのピアノ《スイートベイビー阿部ちゃん》阿部吉剛さんがアンコールにゲストとして飛び入り参加!まさかこんなことが起こるなんて。


曲は、このツアー初登場「サムデイ」!うおーラッキー。僕、サムデイを生で聴くの何年ぶりだろう?阿部ちゃんのピアノをバックに元春が歌いながら、感極まって涙で声を詰まらせて、観客がすかさず大声で一緒に歌ってフォローして、、観てるこちらも大いにグッときましたよ。こんな「サムデイ」が体験できるなんて。ああ、この場に居れて良かった、と、この夜会場にいたファン全員が思ったに違いないです。


 

 


元春のコンサートが終わった時間がわりと早かったので、よし、フリーダムに間に合う、と、再び東名高速を引き返し、袋井市のライブ喫茶マムゼルへ。第185回フリーダムフォーク集会へちょこっと顔を出すことができました。

この日の一次会の演奏順番は、

①NEW MOON
②ラフレシア
③てぃあーず
④砂風金

だったそうです。僕が着いた時は一次会の演奏は終わっていて、二次会、飛び入りコーナーの真っ最中でした。
(連れ合いが何組か録音してた一次会出演者の演奏を家で聴かせてもらって、一次会の雰囲気のおすそ分けをいただきました。皆さん素敵で、生で聴けなくて残念)



マシス、歌う?と聞かれたので、ギターを大石さんに借りて、二次会飛び入りラストとして参加。
大石さんギターありがとうございました。ボディの柄がいいですねぇ。キラキラした音の素敵なギターをお借りしました。

後から来ておいて、皆さん全員の演奏を聴けなかったのに、二次会だけおいしく参加して歌うって、ちょっと申し訳ない気がしましたが、歌わせてもらえたのは嬉しかったです。当日フラッと寄って二次会に初めて参加してくださった方もいたらしい。ありがたや。

7月フリーダムに参加してくださった皆さん、この日のフリーダム進行をしてくれた夢華さん、PAをしてくれた大石さん、そして、マムゼルの皆さん、ありがとうございました!おかげでとっても助かりました。また何かあったらよろしくお願いします。

次回の第186回フリーダムフォーク集会は、9月の、これまた第二土曜日、9月8日に開催予定です。そちらもどうぞ皆さん、たくさんの参加をどうぞよろしくお願いしますね!



マシス


金曜日の七夕の夜、準夜勤を終えて、夜中にタブレットを開くと、たくさんの音楽友人から、みっこちゃんのことを知らせるメッセージをいただいてました。本当に信じられない。悔しい。そんな思いの中、佐野元春とフリーダムフォーク集会は、それでも、存分に楽しんできました。悲しいニュースで胸が苦しいけど、それでも、《音楽を楽しまない》って選択は、みっこちゃんの本意では絶対にない、と思って、そこは思い切り音楽を楽しんできた。日曜日、お別れに行ってきます。みっこちゃんへの日記も、落ち着いたら、改めて書きたいと思います。今はホントに言葉もない。


今度の土曜日(7月8日)は奇数月恒例、フリーダムフォーク集会が開催されます。皆さんいっぱいのお運びよろしくお願いします!
第185回フリーダムフォーク集会
【日時】2023年7月8日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・NEW MOON
・てぃあーず
・ラフレシア
・砂風金

二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分

7月8日、申し訳ありませんがマシスは欠席させていただきます。その夜は僕、佐野元春の静岡公演を観に行ってますスミマセン。フリーダムはてぃあーずの大石さんとラフレシアの夢華さんに留守を頼んだので、皆さん応援のほどよろしくおねがいしますね。二次会の飛び入りコーナーもどうぞよろしくです。どしどし歌いにきてくださいね。

元春の公演が終わり次第、一応、マムゼルへ向かうつもりです。フリーダム終演に間に合わなかったら片付けは翌日にやりに来ますので、機材は置いておいてくださいね(業務連絡)。



さて、一昨日の夜勤明けの土曜日(7月1日)、町内会長のお宅へ。今年のお祭りの打ち合わせについて、事前に話し合いをしたい、というので行ってみたら、お酒の席でした。聞いてなかったので驚きました。

町内会長の計らいで、今年も心と力を合わせて頑張りましょう、と席を設けてくださった。田舎らしい心遣いです。飲めない僕は久しぶりのお酒にちょっと頂いただけでフラフラ。でも部農会長として、頑張って最後までお付き合いしました。


そして、翌日の日曜日(7月2日)、お酒を飲んだ翌日の体調が心配でしたが(僕は飲むと喉がガラガラになるので)、それほど荒れてなくて、ホッとしました。この日はマムゼルにてミニコンサートと題したお昼のイベントにお呼ばれしてきたのです。
集合写真。十三組の出演者とお客さま。満員御礼。

おなじみのマムゼルで、自分が主催しないで歌えるのは、とっても気楽で楽しい。
いつもは注文しないケーキもいただきました。

↑お人形さんの楽隊の人数が減ってたのに、この時気づいた。

↓以前の楽隊。
クリスティの小説をふと思い出しました(わかる人いますかね)。

ミニコンサートに出た演者さんの写真はすべて撮りきれませんでした。でも以下、ほぼ出演順どおりです。お名前は省略。










皆さんお疲れ様でした。一組三曲ということで回転が早く、サクサクと進行して、観る側としてもテンポが良くて楽しかったです。ベリーダンスからジャズ、フォークソングからシャンソンと、バリエーションに富んだ演奏を楽しませてもらいました。ありがとうございました!


帰ってから、WOWOWで放送されてる沢田研二の還暦祝いの東京ドームライブ【人間60年ジュリー祭り】を観てます。まさかWOWOWでノーカットで観れるとは。

先週の生中継バースデーライブもそうですが、今でも艶のあるジュリーのカッコイイ歌声は、ただただ聴き入ってしまう。ずっと流していてまったく飽きない。好きな歌がいっぱい聴けて楽しいったらない。



マシス

 

 


佐野元春の2023年のツアーが終了したので、限定公開にしていた日記のブロックを外します。以下、2023年6月25日の名古屋芸術劇場でのコンサートを観て書いた感想です。


佐野元春の【今、何処】ツアーの名古屋公演に参加して来ました。ああ楽しかった。終わってほしくなかった。期待通り最高にご機嫌なロックンロールショーでした。

ツアー中なので、この日記は友人限定の公開とさせてもらいます。それでもまだ詳しい情報は知りたくない、という人は以下、日記を読まないよう注意してくださいね。


ネタバレではないですがひとつだけ。僕は昨日はゆっくり会場入りしたのですが、開演前の物販の行列が凄いことになっていたので、これから行かれる方で物販を狙ってる方は、時間に余裕を持って行くと良いと思います。

久しぶりの元春ライブ。元春は今年のツアー前にヒザの手術して、ツアーが始まったと思ったらコロナにかかって、元春の調子を心配してましたが、元気そうでしたね。ホッとしました。


静岡から新東名を走って、無事に名古屋到着。事前に調べた安駐車場に車を停めて、コンサートの時間まで街をブラブラ散策しました。名古屋は四、五年ぶりのはずですが、いざ来てみると特に久しぶりって感慨はなく、それこそ浜松に買い物に来たくらいの、よく知ってるご近所に来たような気分でした。

いつも通り、芸術劇場の近くにあるジュンク堂でたくさんの本棚を堪能して(すごく楽しい)、その後はディスクユニオンを訪問。
こちらも名古屋芸術劇場のご近所にあります。たくさんのレコード棚にCD棚を堪能(すごく楽しい)。眼福。
戦利品。総額1280円。名古屋の中古屋に来るたびに双葉双一を見つけてる気がする。こういうのも遠出の楽しみです。

コンビニのサンドイッチで軽くお腹を作って、芸術劇場へ。

上でも書きましたが、僕が入場した時には物販に並ぶ行列が凄いことになってて、階段の上まで伸びた最後列になんとか急いで並び、パンフレットとTシャツを購入(開演10分前)。長い列でしたが回転も早かったので良かったです。

僕の今回の席、3階席の最前線から隠し撮り(スミマセン)。元春のマイクの真正面の位置で嬉しかった。
(ネタバレ防止で写真の上半分切り取ってあります。でも写真撮るのはいけないことです)

定刻の18時を回り、会場暗転(歓声)。アルバム『今、何処』の一曲目を飾る「opening」が厳かに流れる中、バンドメンバー入場(歓声)。そして元春登場(大歓声)。キーボードに着席。

小松シゲルが高らかにタムを叩き、一曲目「さよならメランコリア」。眼の前に地平線が広がってゆくような深沼元昭のギターが唸ります。そして畳み掛けるようにムーグシンセのループ音。背後のスクリーンに宇宙と月が映し出され、曲はもちろん「銀の月」。客席は爆発したかのような盛り上がりです。見下ろした一階席には手拍子を打つ手、手、手!壮観でした。


元春《こんばんは名古屋。今日からツアー再開です!(大歓声)。僕は休んだおかげですっかり元気になりました(歓声)》


新しいアルバムからいっぱい演奏します、のMCより、続く曲は「クロエ」。なんていい歌だろう。背後のスクリーンに流れる歌詞の言葉と相まって、ロマンチックな詩世界を演出していました。

「植民地の夜」「斜陽」「冬の雑踏」と、アルバムの曲順通りにライブが進行して、マァ盛り上がった。『今、何処』の収録曲って強えー!新曲どれもライブ映えスゲーぞ、と感心してました。オイオイ、この流れだと過去のナンバーが入り込む隙がないんじゃないか?他のアルバムの歌もちょっとは聴きたいけどな。


元春《初日からずいぶん経ちました(?笑)初日が三週間前?今日の名古屋、上の方の席からも観てくれて嬉しいです。みんな良い感じ?(歓声)》


最後まで今何処アルバムを通して披露するのか?と思ったところへ、MCを挟んで投入された「ENTERTAINMENT!」。これに、客席は待ってましたとばかりの大盛り上がり。一階席に拍手の手が咲いた咲いた爆発してた。この歌ってこんなにロックだったのかと思いました。

わりと新しめの「ENTERTAINMENT!」もファンに馴染んで、すっかり元春クラシックの風格を帯びてきました。そうなんだ、アルバム『今、何処』と『ENTERTAINMENT!』、この二枚の新作を引っ提げてのツアーじゃん、とここで思い出した。二枚のアルバムの曲は毛色は違えど、ステージの上で調和して当然かも。

ライブで生で聴きたい、と僕が思っていた一曲「新天地」。聴けて嬉しい。この歌の歌詞は聴いてる者をマインドトラベルに誘ってくれます。聴きながらみんな地球の上を一周したに違いない。


《パンデミックに戦争と、大変なことが多いけど、どんな時も、次に歌う歌で歌った気持ちを、心に留めておいて欲しいと思います》


そのようなMCから歌われた「愛が分母」。これもすっかりライブのキラーチューンとして定着してきました。幸せオーラいっぱいの会場が一体となったセイ・イェーの合唱、突き上げられた手が見ていてホント美しかった。

高桑圭のお馴染みのベースラインから「ポーラスタア」。コヨーテナンバーの中でもこの歌は人気が高そう。3階席の僕の周囲が身体を揺らしてノッてました。熱気そのまま間髪入れず「La Vita e Bella」(ああ大好き)、続けて「純恋」(これも大好き)になだれ込む。待て待て、飛ばし過ぎじゃない?と心配してしまうほど、全く出し惜しみなしのアッパーな人気曲を連発です。

暗転し、スライドの鳥の写真が静謐に映し出され、静かなアコギのイントロが流れ、え、まさか、と思ったらやはりこの歌、「詩人の恋」。この歌を演ってくれるとは。コヨーテナンバーのバラードで最高の歌詞の一曲で大好き。スクリーン上に流れゆく歌詞を噛みしめるように観客は聴き入ってました。「詩人の恋」が収録された『Zooey』は震災の影響が少なからず強いアルバムですが、「詩人の恋」は今聴くと今の聴こえ方がしますね。

厳かな雰囲気を破るような激しいベースラインから「エデンの海」。盛り上がるとは思ったけど、やはりこれは盛り上がりますよ。拳を突き上げてくださいと言わんばかりのロックナンバーで、やあ楽しい楽しい。

激しい曲から一転、元春のピアノが静かなイントロが会場に響き、歌い出すは「君の宙」。『今、何処』の中でもとてもスピリチュアルなバラード。激しい曲のあとバラードで、歌い出しの元春の声が少し掠れましたが、かえって真摯なパフォーマンスになってました。

「君の宙」のエンディングと同時に、ムーグのループ音が非常ベルのごとく鳴った!曲は「水のように」。疾走感たっぷりにビートの水流が客席へ雪崩込んで、あれよあれよという間に客席は興奮の拍手の嵐。そしてエンディングの余韻も待たずドラムのビートが響き、「大人のくせに」。コヨーテ達がこの歌をなーんて楽しそうに演奏してることでしょうか。曲としては凡曲かもしれないけど、バンドの演奏で最高のロックナンバーに化けた一曲といえます。アッキーや深沼くんがステージ前に躍り出てのギターソロ。ライブで聴いていて本当に気持ち良かった。

「明日の誓い」の演奏が始まると、ああ終わっちゃう、って思いが強くなりました。アルバムのクロージングナンバーのこの歌、なんとなく淋しくなったけど、でも、これで終わらなかった。本当の本編ラストは「優しい闇」。再び会場が一体となった盛り上がりで本編終了。ここまで約100分間、休憩なしノンストップの素晴らしいロックンロールショーでした。


そしてアンコール。


《みんな、良い感じ?(歓声)。マスクは外しても、、、外したくない人は外さなくていい。このことに関しては、まだ微妙な時期なんだ(笑)。一緒に歌いたい人は歌ってくれていいし、そうでない人は心の中で歌って欲しい。みんな上手いことやって、ぶち上げて行こう!》


アンコール一曲目の「約束の橋」で、ようやく2階席以上の席の人が立ち上がりました。3階席最前列の手すりが低くて、立つとちょっと怖かったけど、やはりロックコンサートは立って参加すると気分が上がりますね。

最後に「アンジェリーナ」をぶちかまして終演。いつだって問答無用のアンジェリーナ。アンジェリーナが最高じゃない日は存在しない。

ステージ前にメンバーが整列しても、アンコールを求める拍手が止みません。客席をなだめるように話し出す、元春のMC。


《僕は今年の半分、ずっと休んでいた。テレビを観たり、本を読んだり、ゲームをしたりと、まるで夏休みの子供のような生活を送っていたんだ(笑)。(中略)ツアーが始まって、こうして今日、名古屋でコンサートが出来たことを、本当に、本当に、本当に!嬉しく思っている(歓声)。この気持ちを持って、これから全国を回って来ます》


二度目のアンコールなし。19時50分終演。


僕は今回のライブ、事前に全く初日セットリストの予備知識を調べずに(ネット検索を我慢して)、マッサラの気持ちで挑ませてもらいました。終わってからようやく初日のセットリスト見たんですけど、アンコールが初日は名古屋より2曲多かったみたい。羨ましい。けど、名古屋だって最高でしたよ。初日にないアンジェリーナ演ってくれたしね。

ただ一つ悔しいのは、僕がアルバム『今、何処』で大好きな「永遠のコメディ」が演奏されなかったこと。あの歌をライブで聴けたら最高だったろうな。セットリストに入れるとしたら「詩人の恋」の代わりに入れるとか、うーん両方は難しいか。


退場時に、僕の前を歩く男性ファン二人組が

《「サムディ」なんで演らなかったんだろう?あれ一番売れた曲でしょ(注:)。永ちゃんが「止まらないHa〜ha」演らなようなものでしょ》

と話してるのを耳にしました。うーん、そう思う人もいますよね。

で、その3分後、会場の外でやはり僕の前を歩く別のファン(女性)が、

《元春は進化してるってことよ。今日は古い歌をほとんど演奏しなかったでしょう。元春は今も新しいことをやって自分を進化させてるの》

と語ってるのが聞こえてきて、おお、ナイスタイミング、出来すぎなくらい両極端な感想を続けて聞いたぞ、と思いました。これ、作ってないですよ、ホントの話。

帰りの新東名のサービスエリアで一人、久々の打ち上げラーメン食べました。で、そこで今回のツアーパンフレットを出して読んでたのですけど、パンフレットの紙の質がペラペラで、袋から取り出した時点ですでに破けかけてた。えーっと思いました。内容がいいいのに、ちょっとこれは残念。最近のツアーパンフレットってそうなのかしら。せめて表紙くらいもっと丈夫な紙に変えて欲しいですよ。

元春の今、何処ツアー、幸いにも僕はまだこれで終わりじゃない。2週間前後に静岡市民文化会館で再び観れます。静岡は一階席だ。オールスタンディングで挑みますよ。


2023年6月25日(日)名古屋芸術劇場
00 opening
01 さよならメランコリア
02 銀の月
03 クロエ
04 植民地の夜
05 斜陽
06 冬の雑踏
07 ENTERTAINMENT!
08 新天地
09 愛が分母
10 ポーラスタア
11 La Vita a Bella
12 純恋
13 詩人の恋
14 エデンの海
15 君の宙
16 水のように
17 大人のくせに
18 明日への誓い
19 優しい闇

encore

20 約束の橋
21 アンジェリーナ



マシス



 (注:)「サムディ」が一番売れたシングルというのは間違い(オリコンチャート最高位84位)。元春の一番売れたシングル曲はもちろん「約束の橋」(ドラマ主題歌ヴァージョン)。《佐野元春といえば「サムディ」》というくらい元春の代名詞と呼ばれる人気曲なのは間違いありません。


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5月のフリーダムをやったばかりな気がするのに、もう7月のお知らせです。次回、7月のフリーダムフォーク集会は第二週の土曜日、7月8日開催ですよ。

5月の開催が第4週(28日)だったもので、まだ一ヶ月も経ってない。そりゃ早く感じて当然ですね。
第185回フリーダムフォーク集会
【日時】2023年7月8日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・NEW MOON
・てぃあーず
・ラフレシア
・砂風金

二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分


演者の皆さんよろしくおねがいします!砂風金の他はみんな二人組になってしまった。でも個性あふれる面子で面白い夜になることでしょう。

7月8日、申し訳ありませんがマシスは欠席させていただきます。なぜならその夜は!佐野元春の静岡公演を観に行くからです。オーイェー。ホントスミマセン。フリーダムはてぃあーずの大石さんとラフレシアの夢華さんに留守を頼んだので、皆さん応援のほどよろしくおねがいします。二次会の飛び入りコーナーもどうぞよろしくです。どしどし歌いに(もしくは遊びに)きてくださいませね。


で、7月の瓦版のアンケートですが、お題目は7月の七夕にちなんで、

【星、星座】です。

星や星座をイメージした楽曲、歌詞やタイトルに星が出てくる歌etc、、。

ちなみに僕がぱっと思いついた星ソングは、

やつらの足音のバラード / ムッシュかまやつ
冬の星座 / 唱歌 
We let the stars go / Prefab Sprout
Andromeda Heights / Prefab Sprout
STARS / Simply Red
星のラブレター / ザ・ブーム
星屑のステージ / ザ・チェッカーズ
アナザー・オリオン / 藤井フミヤ
星空のディスタンス / ジ・アルフィー
線香花火 / さだまさし
天体観測 / BUMP OF CHICKEN
プリファブ・スプラウト大好き。このアルバム『アンドロメダ・ハイツ』がまた大好きでして。耳がとろけてしまいそうな音楽です。タイトル曲も良いし、一曲目の「エレクトリックギター」も最高。

で、別のアルバム『ヨルダン・ザ・カムバック』からですが、プリファブ・スプラウトの星歌といえばコレ。

この「We let the stars go」の美しいことときたら!初めて聴いた時からメロメロ。音も曲も歌声も、そして歌詞までも切なくて美しい。機会があったらぜひ訳詞を読みながら聴いてほしい。モーウたまらんですから。パディジョー、パディジョー、私のこと覚えている?パディ・マクアルーンは星のイメージをまんま音楽に描き止めてしまう。天才。
他にもいろいろ星ソングはある気がしますが、言われないと思い出せないものです。星の歌といったらこれでしょ!っていう、あなたのオススメ星ソングをぜひ教えてください。複数回答可です。

そうだ、最近観ている再放送の某アニメのエンディング、歌い出しの《あれがデネブ、アルタイル、ベーガー、君が指差す夏の大三角、》ってフレーズが印象に残ります。これってさだまさしの「線香花火」の《あれがカシオペア、こちらは白鳥座、ぽつりぽつりと僕が指差す》に通じるシチュエーションだなと思ったのでした。

ちなみにマシスにも一曲、手前みそですが「ほしくず」という歌。

個人的にちょっと気に入っている一曲です。お粗末さま。


さあ、もう今週末、日曜日には佐野元春の名古屋公演に行ってしまうのです。四日後には愛知県芸術劇場の3階席で最高に盛り上がっている。それを楽しみに今日を生きる。

あと、自分の歌予定も楽しみに生きる!



そして、家族と一緒に過ごすことも楽しみに生きる。
娘の漢字検定試験へ送り迎え。喫茶店で試験が終わるのを待つ図。

もうそろそろ終わるかと、喫茶店を出て外で待つ図。僕が読んでる本は村上春樹の新刊。

娘と合流した後、お昼を食べて買い物をしました。


マシス
“私を構成する42枚” 。音楽友達がやってるのを観て、楽しそうだったので、遅ればせながら僕も真似して参加してみました。

私を構成する、つまり“これを聴いてきたから今の自分がある”、という意味と解釈して、僕が10代、20代の頃に夢中になって聴いてたものに絞りました。なので必ずしもいま一番好きな42枚というより、思い出重視の42枚です。

サイトを検索し、フォーマットにポチポチとジャケットをハメ込んでいくのですが、これがなかなか迷う。誰にも頼まれてないのに、ヒマがあればああでもないこうでもないと一人でチマチマが止まらない。キリがないので一旦完成としましたが、一週間みっちり楽しませてもらいました。

#私を構成する42枚

ALONE AGAIN / GILBERT O'SULLlVAN
夢の轍 /さだまさし
銀河鉄道999 /ゴダイゴ
NO DAMEGE /佐野元春
VISITORS /佐野元春
HOME BOUND /浜田省吾
DA ・DI・DA /松任谷由実
シングル・マン / RCサクセション
This Years Girl / ELVIS COSTELLO
Ⅴ /安全地帯
We are  /オフコース
The Best Year of My Life /オフコース
生きていてもいいですか /中島みゆき
R・E・S・O・R・T / THE SQUARE
52th STREET(ニューヨーク52番街) /Billy Joel
歌人 /村下孝蔵
ライオンのいる場所 /友部正人
ポケット・ミュージック /山下達郎
僕の中の少年 /山下達郎
kamakura /サザンオールスターズ
平凡 /井上陽水
この世で一番キレイなもの /早川義夫
SUPREME /松田聖子
HOT ROCKS 1 / The Rolling Stones
ザ・ブルーハーツ /ザ・ブルーハーツ
RAW LIFE /真島昌利
BLOOD ON TRACKS(血の轍) / BOB DYLAN
たんぽぽサラダ /谷山浩子
RUBBER SOUL / THE BEATLES
SYMFONY #10 /杉真理
壊れた扉から /尾崎豊
HURTS / ECHOES
OUR FAVORITE SHOP / STYLE COUNCIL
Born To Run(明日なき暴走) / Bruce Springsteen
彷徨 /小椋佳
シングルス・ヒストリー /杉山清貴&オメガトライブ
A LONG VACATION /大滝詠一
FROM LANGLEY PARK TO MEMPHIS(ラングレーパークからの挨拶状) / Prefab Sprout 
3rd BREAK / BARBEE BOYS
GOLDEN BEST Legendry Hits 80's/原田真二
BOØWY / BOØWY 
空中キャンプ /フィッシュマンズ


好きな音楽なんていくらでもあって、42枚じゃとても収まりませんね。いや、設定で100枚にも出来るみたいだけど、こういうのは数を絞るからこそ悩ましいので、42枚縛りだからこそ一週間もああだこうだ楽しめたんだと思います。

基本、ミュージシャン一組に対して一枚、ですが、元春とオフコースと達郎は二枚選んでます。当初はさだまさしとユーミンとサザンも二枚選んでました。ここに挙げた全ミュージシャンの作品、最低でも三枚ずつは挙げたいくらいの気分です。

10代、20代の思い出で選ぶと、どうしても邦楽が大半を埋めるので、洋楽が申し訳程度の数になってしまって、そこは残念。洋楽と邦楽を分けて考えたら良かった。けど、そうなるときっと選択も変わってくる気がします。

でも、洋楽と邦楽で分けたものも作ってみたい。いや、それより30代、40代に影響を受けた音楽でリストで作ってみたい!そっちの方がリアルタイムの僕の嗜好に近いので楽しそう。またそのうちヒマを見つけて、ああでもないこうでもないとやってみたいです。


来週にはもう、佐野元春のツアー名古屋公演があるのです。元春の調子はどうかしら。もういくつ寝ると佐野元春、早く来い来い公演日。

25日はコロナ以来の名古屋ドライブになります。ドライブ用に久しぶりに気合い入れてUSBに音楽を突っ込んでました。今回の42枚を考えてたら、あああれを聴きたいーって音楽が溢れてきたもので、大いに選曲にリキが入ったのでした。


7月にマシスが歌うイベントは、今のところ2件お誘いをもらってます。
マムゼルで、フリーダム以外のイベントに出られる。お誘いありがとうございます!


そして、浜松の猫の手。
メンツがとにかく楽しそう。5組の濃い夜になること間違いなし。こちらもお誘いありがとうございます。


そして7月、奇数月恒例のフリーダムフォーク集会ですが、7月は第二土曜日の8日に開催されます。マシスは元春の静岡公演参加のため欠席です(スミマセン)が、てぃあーずとラフレシアが当日を仕切ってくれる予定ですよ。よろしくおねがいします。
第185回フリーダムフォーク集会
【日時】2023年7月8日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・NEW MOON
・てぃあーず
・ラフレシア
・砂風金

二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分

一次会と二次会の間に換気休憩を挟みます🖐️演者も観る人もどうぞお気軽にお運びくださいませ。皆さんよろしくおねがいします。


昨日、職場の別部署の後輩から、《動画観ましたよー》と話しかけられてビックリしました。「駱駝」良いッスねーと言ってもらえて嬉しかった。ありがたや。嬉しいので、自分の歌う動画いっぱい貼る。




マシスのグッズないんすかー。Tシャツあったら買いますよーとも聞かれたけど、グッズなんてない。あったほうがいいのか?



マシス
雨がシトシト日曜日、浜松のツキクズとほしにて、【まったりと音楽を聴きませんかツキクズとほし Vol.2】に参加させてもらって来ました。
ホストは藤原コータ君。お声掛けいただきありがとうございます。僕とコータ君に加え、愛知県から素敵な歌い手さんを招いての、楽しい演奏会となりました。

足元の悪い中、お集まりいただいた皆さんに感謝です。

最初の演奏は愛知から【acco】さん。僕は今回初めて聴かせてもらいました。
ポロンとウクレレを鳴らし、一声発しただけでご自分の世界に。まったり、というイベント名にぴったりの柔らかくて温かい歌。オリジナルのカメの歌、それと「可愛い女と呼ばれたい」のカバーも色っぽくチャーミングでした。

二番目は僕、【マシス】。
マシスの歌がまったりしてるか?イベントに合ってたかどうかは心配ですが、気負わず三十分間、楽しく歌わせてもらいました。このお店でのイベントはいつでも思いっきり歌わせてもらえて嬉しいです。

そして【佐中コーコー】さん登場。とりあえず写真見て↓(足元に注目)
黄色い板は持参したタップ台(おそらく手作り)。
まるでエンケンを観てるかと錯覚する佇まい!
フラメンコのカスタネットのごとくパーカッシブなタップを踏みながらの弾き語り。久しぶりに観たコーコーさんのステージはとにかく観客を楽しませてやろうという芸を進化させてました。良い曲に良い歌詞、迫力の歌唱と演奏だけでもあんなにご機嫌なのに、このサービス精神よ。

トリは主催【藤原コータ】君。

ここまでの楽しい雰囲気を引き継いで、オリジナル曲を朗々と熱唱。愛知からのお二方の愛あるヤジとコーラス?が他のお客さんを巻き込んで、アンコールの「浜松餃子の歌」までなんだかんだヤンヤヤンヤとバカ盛り上がりに。コータは可愛いヤツとコーコーさんに言わしめるほどに、愛知のお二方の盛り上げ(イジり?)はコータ君の人徳です。

ああ面白ぇ、と心から思えた夜でした。終演後は演者さんとお客さんがテーブルを寄せて打ち上げ。どんな音楽を聴いて来たんですか?とお客さんに演者が一人ずつインタビューされたり(!)と、いつ尽きるとも知れない音楽談義に花が咲きました。

今日の演者をもっと多くの人に観てもらいたい!と熱弁してくださったお客様のありがたき事。皆さんありがとうございました。コータ君お疲れ様でした。またお声掛けいただけるよう精進してゆきます。

コーコーさんのCDを買わせてもらいました。これからゆっくり聴かせてもらいます。



マシス
ニュースを聞いて軽く声を上げてしまった。なんてことだと。
山下達郎も前回のツアー最中にコロナにかかって、コンサートを飛ばしてたのを覚えていますが、その時は達郎、わりとすぐコンサート復活されて、達郎本人も《良い休息を取れてかえって元気になった》と言ってました。元春もそのケースであって欲しい。

しっかり休んでもらって、休息の恩恵でパワフルなステージを観せてくれると信じます。すべてうまくはいかなくても、君(元春)をしーんーじーてーるー夜ー。

「クロエ」はなんて素敵な歌でしょう。早くライブで聴きたい。元春早く元気になってね。

今回のツアー、僕は名古屋公演と静岡公演の二枚取れました。もし運悪く静岡のチケット落選となった場合の保険として、名古屋も申し込んだ結果、両方取れた。静岡だけでも満足と贅沢をゆうつもりなかったけど、

アルバム『今、何処』が傑作なので、そのツアーが絶対に凄いライブにならないわけがない。おそらく後になって伝説のツアーと呼ばれるんじゃないか、と踏んでまして。なら観れるチャンスに一回でも多く観ておいたほうが後悔しないと、二公演、観れるチャンスに観ておく次第なのです。

もう、ネットでセットリストは絶対に検索しません。今回に限ってはそうしようと自分で決めました。予備知識なんて邪魔。本当にそう思う。自分の目で初めて感じなければもったいない。早く確かめたい。もうすぐだ。きっと会える。信じてます。


 

 


土曜日は娘の通う高校の文化祭を覗いて来ました。父兄の撮影は自由だけどSNSには画像動画の投稿を止めてくださいとのこと。写真は載せられませんが、ようやく一般開放、通常運転な文化祭、といった活気に溢れていて、その若い元気に当てられてきました。


特に三年生の元気な声(怒号、嬌声)は凄かった。一年、二年は我慢して、三年生になってようやく声を出せる文化祭。間に合って良かったねと心から思います。このヤケクソ感が若い。懐かしい。こういうのが彼らのかけがえない青春の一頁となる。いいものですね。

帰りにラーメン屋で昼食。僕の地元のお店が二号店を出して、たまたま学校の近くだったもので、寄ってみました。
本店より早く二号店で食べたけど、大変美味しかったです。これはもっと早く食べれば良かった。食事時に行列が出来てたから人気あるんだと思う。また絶対食べにこよう。


本日は日曜日、浜松のライブバー【ツキクズとほし】にて、歌わせてもらってきます。こちらも楽しい夜になりそうです。
あいにくの天気ですが、ご来場の際はどうか足元に気をつけてお越しくださいませ。よろしくどうぞ。何卒何卒。久しぶりのツキクズ、雨の歌でも歌って賑やかします。


ほか、今決まってるマシスの歌予定は、以下の通り。

袋井市マムゼルにて、オープンマイクのイベントです。お声掛けありがとう御座います。

こちらは浜松【猫の手】。出演者の面子の楽しそうなこと。お店の美味しいカレーも楽しみです。どうぞよろしく。


マシス

ここ三週間、怒涛のように密集していた《あれやらなきゃ》案件が、とりあえず済んだ。終わったーーーー!って開放感に包まれてます。終わった終わった終わった。一人の時間って素晴らしい。


心の負担が軽くなったというなら、職場の年度末の査定面接!こいつが終わったのが大きい。こんなことが毎年あるのがどれだけストレスか。悲しき歩兵ならぬサラリーマン哀歌。ああ、この週末の休みのなんてノンビリとしていることよ。


とはいえ、けして家でゴロゴロしてばっかじゃあない週末です。土曜日の午後、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて、Heart Warm Company主催のイベント【MUSIC ASSORT】に遊びに行って来ました。

ミュージック・アソートは偶数月に行われているマムゼルの昼間のイベントです。アソート前日になって、あー明日はアソートだったねと思い出し、夢華さんと隊長を応援しに行こう、と家族で出かけて来ました。

主催のHeart Warm Companyのオープニング演奏でいつも通りスタート。そしてゲスト二組の演奏です。

一人目は【たっくん】。

「夏の少女」「夏祭り」は今の季節にピッタリ。「ダイナミック琉球」はまさかの選曲。好きな歌なので嬉しかったです。MCの小噺もなんともいえぬ不思議な間を産んで、客席を楽しく笑わせてくれてました。

二人目は【KENZO】さん。
自分史のMCから思い入れたっぷりに歌われた「時代」「Goodbye Days」の演奏が染みました。KENZOさんの喋りって、MC上手によく有りがちな過剰な馴れ馴れしさがなくて、自然にスッと話す言葉が腑に落ちます。こういうのは人の徳の積み重ねありきで、なかなか真似出来るものではありません。


ここからオープンマイクの参加者の写真です。

やっこさん

セイさん

小栗くん


天ちゃん。写真撮り忘れ。


マシス

よしみさん

ラフレシア
楽しい時間をありがとうございました!


ミュージック・アソートで楽しく歌ってきたその夜、地元の町内会で蛍鑑賞会がありました。

僕は町内会の役員として参加。前日の大雨で、蛍は大丈夫かな、と心配でしたが、何匹かは見れました。子供たちは夜にお友達とワイワイ歩けるだけで楽しそう。実施出来てよかったです。

一夜明けた今朝、不思議な音で目が覚めた。なんだと思って部屋の窓を開けると、コウノトリの声でした。

撮影は連れ合い。カタカタという鳴き声はクラッタリングといって求愛行動だそうです。
(お隣の家の黒い車に映る自分の姿に求愛してるらしいです。毎日フン害が大変だとか。可哀想!)

数日前よりコウノトリが来てると近所で話題になってましたが、こんなに民家の庭に大胆に来るとは。朝からバードショーを見てしまった。


さて、来週はいよいよ、ツキクズとほしにて歌わせてもらってきます。
ツキクズとほしに出演するのは昨年以来です。個性的な共演者がスゲー楽しみです。思いっきり自分の歌を歌って楽しい夜にします。ぜひぜひよかったら遊びに来てくださいね。

こちらは7月のイベント。こちらもどうぞよろしくです。


金曜日の大雨は昨年の台風の雨量を上回ってたそうで、昨年の台風ではヒドイ目に合った僕は、職場の皆に《アマノさん怖いでしょう》と心配され(からかわれ)ました。おかげで金曜日は早く帰れと言われて、面接もツッコまれずサクッと終わった(超ラッキー)。週末をノンビリさせてもらっております。


今回の豪雨で被災された皆様へ、いち早い復旧と御見舞を心より申し上げます。



マシス