本日はもう大晦日。先日に夜勤明けで仕事納めして、時差ボケの中でお掃除やらお買い物やらと動いて、御札や御守りを小國神社に納めに行って、いまは腰を下ろして休憩中。あー、あそこも行ってなかったまだアレ買ってないとか思いつつ、もう来年でいいや、と諦めてウトウトしてました。

仕事納めの夜勤へ行く前に、袋井市のライブ喫茶マムゼルでの忘年会に寄ってきました。仕事前なので飲めませんが、皆さんの歌を聴いて楽しませてもらいました。
開始時間より遅れて、ちょうど演者さんが一周する終盤に顔を出しました。僕もしんがりで歌わせてもらって、楽しかったです。

そして、二周目の演奏がスタート。演者さんの写真は以下の通りです。








お久しぶりの方もお馴染みの方も、皆さんありがとうございました。今年もお世話になりました。

そう、この日はマムゼルのマスターにご挨拶したら、マスターが《これ、お歳暮がわり》とLPレコードをくれた。えーーー、そんなんもらったの初めてでビックリ。
うわ『灯りともし頃』!いいの!?と叫んでしまいました。これはeastern youthの吉野寿さんが《この一枚さえあれば他にいらない》と熱く語っていたアルバムで、ずいぶん前に僕が《聴きたい》と日記に書いたことがあったのです。

↑この日記で書いた通り、浅川マキの『灯りともし頃』はぜんぜん手に入らなかったCDを見つけた瞬間に衝動買いした思い出があります。その時も嬉しかったけど、それをLPレコードで手にできるなんて。マスターはよく覚えていてくださった。僕はレコードプレイヤー持ってないのに嬉しくて小躍りしてしまいました。マスターありがとうございました!
とりあえず、部屋に飾ってみました。レコードプレイヤーを年が明けたら、これを聴くためにきっと買う。いや、実はレコードは少しだけど持ってます。これを機会にそれらを数年ぶりに聴き直すのもいいかもと思ってます。


来年は少しでも大変なことがマシになるといい。どなたさまも、良いお年を。

 

 

ちなみに2024年、新年に一発目に聴く音楽も決めています。これは浜松のTEHOMにて歌わせてもらった際に、《ワンダー・スタッフが頭に浮かんだ》と僕の演奏の感想をもらって、早速中古でCDを見つけてきたのです。

Emon Denikerさん素敵な音楽を教えてくれてありがとうございます!マスターからのLPレコードだったり、Emonさんが教えてくれたり、こういう音楽との出会いが最高に嬉しい。


マシス
2023年12月23日(土)袋井市三川にあるハルノオトさんの手作り小屋【東山ガレージ】にて、『作り人達の公開実験室その2』というイベントが開催されると聞き、フラッと立ち寄ってきました。
東山ガレージは僕んちから近いのです。思い立った時にフラッと立ち寄れる。近いってのはなんてありがたい。
外は寒かったけど、ガレージ内は石油ストーブと火鉢でぬくぬくでした。

前に来た時と同様、この日も燐寸珈琲さん、音の駅さんが出店してくれて、美味しいコーヒーと美味いカレーを頂きました。

この日のカレーはチキンカレー。お肉柔らかくて美味い。

クラッシック音楽がノリノリで流れる中、この日の《実験室》の演者さんの写真は以下の二組です。

【ハルノオト】

相変わらずギターの音色の素晴らしいこと。そして観るたびに前より凄いライブを観せてくれてスゴイ。これって、ハルさんの進化はもちろん、僕の耳がハルさんの音楽にようやくチューニングが合ってきたのかも。ようやくこの世界観に耳が追いついてきたか。知ってる歌も初めて聴く歌も全部良かった。少年時代の歌情景はガレージにピッタリ。「雨蛙」のWA-WAの歌声はこんなに美声だったか。


【Emon Deniker】
先週にワンマンライブを終えたばかりの浜松の鬼才エモンさん。打ち込みの音もアコースティックセットも東山ガレージの中で格好良く鳴らしてくれて、なんじゃこれはーと思いました。まさに実験室。この人はどうしてこんな歌を作ろうと思いつくのか、どうしてこの音を、この言葉をそこに置いたのか、その発想が読めないって人は何人かいますけど、エモンさんはその筆頭。打ち込みのドラム音がコンクリの壁に当たって炸裂してた。たった一人のステージでこれだけいろんな世界を観せるってのはただ圧倒されます。


絶対に面白いだろうなと思って来たけど、本当に面白い夜でした。お二方のCDを帰ってゆっくり聴き返したくなった。カレーも珈琲も美味しかったし、ガレージの雰囲気と音楽のマッチングが最高。いやマッチもミスマッチも面白いが正解。

もはや何をやってもこのガレージなら面白いんじゃないかって気すらしてきます。歌詞カードをお忘れになって選曲が変わるのも面白い。これって実験室の名にふさわしい検証結果ですよ。

お二方のように、音楽を作って表現することが面白くてたまらない、て空気をまとった演者さんは、観てるだけでも刺激をもらいます。二人の演奏を聴いてる間、ずっと僕も頭の中で音楽が鳴ってました。もし自分だったら、今ここで音を出すとしたならば?と考えたら、歌のアイデアがフワフワ浮かんできた。とても良い刺激をもらえました。
Emon Denikerのワンマンライブのお土産CDをいただきました。ゆっくり楽しませてもらいます。ありがとうございました。お疲れ様でした!


そう、この日の観客の中に、僕の中学校の時の後輩がいて、マサシ君?と話しかけられて、すごく驚きました。聞けばハルノオトさんの高校の同級生なんだそうで、世間は狭い!とビックリ。本当に中学の時以来に会ったと思う。こんな再会ってあるのだな。照れくさい気もしますが、嬉しいものです。


最後に、前回にお邪魔した際、僕が勝手に作った東山ガレージへのご案内写真を貼ります




いろいろ書きましたが、お二方がすごく素敵な演奏を観せてくれたってことを書きたかったのです。またきっと遊びに寄らせてもらいます。


マシス
一週間遅れの報告ですが、先の日曜日(17日)、夢グループのお誘いでクリスマスライブに参加させてもらいました。前日の土曜日、朝は掛川で歌って、夜は浜松で歌ってきて、一夜明けて日曜日は磐田で歌えた。あちこちのイベントに行けて嬉しい。お誘いありがとうございます。
ライブの翌日もライブって予定を組むのは、僕はほとんどやらないのですが(だいたい土日のどちらかは家のことをするため。あとは身体を休めるため)、夢グループの風の家のライブはいつも緊張せず心易い時間を過ごせるので、お気楽にお邪魔してきました。
GSメモリアルクラブバンドはご都合により不参加。他の出演者の写真は以下の通り。

【Land(Olive Land)】
Olive LandのLand福元さんはお一人で参加。歌声がモウ素晴らしい。

【わがんせ】
伝説シリーズのオリジナル曲もすごい境地まで行ったな。

【白倉家】
こちらははじめまして。ジャージーで素敵な歌声、演奏でした。

【OFC】
大須賀フォーククラブ、で合ってたかな。ご夫妻の息のあった演奏。

【マシス】
写真ありがとうございました!

【あーちゃん】
心洗われるようなオカリナの素敵な音色。

【とらちゃんず】
いのちの歌のメドレー。丁寧で真摯な歌と演奏。


【もーもーず】
杉山さんに替わってPA宅に座ってて写真を撮り忘れた。桑原さんがすごく生き生きと歌ってらした。

ありがとうございました。こういう気負わない音楽の場は楽でいいな。緊張感のあるイベントもシビレルけど、別物の楽しさですね。

この日は新しい歌も歌いました。歌ったあと歌詞をまた変えました。これで落ち着くかは不明。また歌ってみます。


今週は久しぶりに何も約束のない土日。明日の日曜は家族ととっぷり過ごして、今日は少し一人でお出かけを考えてます。

さっきまでWOWOWで録画した角松敏生の舞台MILAD2『THE DANCE OF LIFE』を観てました。昨年の舞台MILAD1と、今年の2のお話は時系列で繋がってるのかしら。おそらくそうなのでしょう。僕は2のほうが楽しめました。お芝居と音楽パートのバランスが良かったし、お話も2の方が好み、というより、1のお芝居は正直好みでなかったので。演奏の見せ方もだんぜん2の方が格好良かったと思います。

Final Chapter、とサブタイトルを付けたってことは、これで終わりなのですかね。商業的にも上手くいかなかったようなことを角松本人がペラペラと書いてたので、中島みゆきの夜会のようにシリーズ化はきつそう。『THE DANCE OF LIFE』というお題目はやりきったのでしょう。お芝居はもっと外部の脚本を入れてブラッシュアップできそうな気もしましたけど、これで完全燃焼か。お疲れ様でした。




マシス
12月16日(土)、二本のイベントにお呼ばれしてきました。一本目は朝からのイベント、掛川駅の北の路上にて、けっトラ市LIVEが開催されました。
掛川路上にて毎月開催されるけっトラ市に、マシスがお邪魔するのはちょうど一年ぶり。前回も12月での参加でした。石神atkくんお誘いありがとうございました。
この日は雨が止んでるなーと思えばポツポツ落ちたりと、テントの下での演奏となりましたが、12月の屋外とは思えぬほど暖かい日で、手がかじかまない路上ライブはとてもありがたかった。雨のおかげで気温が高いのか。昨年の寒さはどこへやらって感じです。

この日の演者の皆さんの写真は以下の通り。

【TOMI&KUMI】

軽快でご機嫌なスタンダードナンバーの演奏に、大人も子供も足を止めて聴き入っていました。

【マシス】
午前中に喉を気合で起こす。gucciさん写真ありがとうございました。

【スズキ】
焼津からお越しのスズキさん。オリジナル曲をチャーミングに歌い上げてました。

【むらしん】
オリジナルナンバーにカバー曲を披露。甲斐バンドの冬の歌の二曲は大好きなので嬉しかった。

【atk】
「世界の終わり」「白い恋人達」「雪の華」と、冬のナンバーを寄った選曲でトリを飾ってくれました。

天気がなんとかもってくれて良かったです。西尾楽器さん、gucciさんお世話になりました。お買い物の間に立ち寄ってくださった皆さん、ありがとうございました。

そして、掛川を後にして、午後から浜松へ向かいました。浜松TEHOMにて、グレイトリッチーズのワタナベマモルさんのレコ発ツアーにご一緒させてもらうためです。THE SLICKSの淳吉郎さんよりマシスもお声掛け頂きました。お誘いありがとうございました。
お店に着いたら、マモルさんがガンガンにリハーサルされてた。え、時間まだ早いよね?と思ったら、予定の40分も早く始めてたそうです。細かな音の調整を何度も注文しつつ理想の音を作る姿を見て、ああロッケンローラーはなんて繊細なのか、プロだのだなーと思いました。

先月に喉の手術をされたマモルさん、リハで素晴らしい声を出しててビックリ。むき出しの真っ直ぐな声が色っぽくて聴き入りました。
開場時間を過ぎて、続々とお客様が来てくださいました。よく知ってる演者さんが何人も観に来てくださって、始まる前から緊張して舞い上がりました。

DJの只ツさんがご機嫌な曲を流してくれてます。ビートルズのカバーした元歌を並べた選曲が楽しい。開場前にはポーグスも流してくれたオーイエー。
この夜の演者の皆さんの写真は以下の通り。

【THE SLICKS】
タテノリ日本語ビートロック最高。この音が鳴っていればなんの不安もない。ロックバンドかくあるべし!ってステージング。ギターの音が大好物な音でご機嫌。大好き。


【マシス】僕。写真なし。お客様がすごくシッカリ聴いてくださった。ありがたや。他のバンドのパワーに当てられて、しまいは喉がスカスカになってました。でも楽しかった。


【タオル】
凄まじいギターのカッティングに躍り跳ねるリズム隊がぶつかり絡むカオス。凛として時雨を彷彿させる歌声(叫び)は音の塊となって聴き手を最後まで圧倒しました。凄い。

【ワタナベマモル】
ロックンロール!一聴すれば老若男女に1から10まで伝わってしまう楽曲、歌声、演奏。なんてチャーミングな還暦ロックだろう。エレキギターでもアコギでも、余計なものなんてない、格好良いも格好悪いもむき出しの、シンプルで漢臭たっぷりなステージに会場は引き込まれました。まさかのローザ・ルクセンブルクのカバー「橋の下」ヤラレタ。
 

ご機嫌な音楽いっぱいの素晴らしく楽しい夜でした。この日の演者さん、誰もエフェクターなんて踏まない、アンプ直結でドンの潔いギターの音が最高。カッコ良かった。こうでなくちゃ。

《個性的なやつらが集まった。俺もだけどね!》とマモルさんもMCで笑ってました。この夜に仲間入りさせてもらって嬉しかったです。僕は一人アコギでの演奏だったので、他のバンド目当てのお客さんに退屈させまいかと緊張しましたが、素晴らしい音響の中、存分に楽しんで歌わせてもらいました。

演奏が終わった後、お客さんからお声掛けをたくさんいただき、ああ面白がってもらえて良かったーとホッとしました。こういうのはとても励みになります。知らない人が喜んでくれるのって凄く嬉しい。音楽の話もいっぱいできて楽しかったな。

マモルさんに別れ際、《ありがとうございました。勉強させてもらいました》と言ったら、《勉強なんかしたらあかん》と笑われました。なので楽しかったですと言い直しました。


実は、一日明けた日曜日の今日(12月17日)も、イベントにお誘いいただいて、歌ってきたところなのですが、写真が貼り切れないので、次の日記にて報告します。二日間みっちり歌ってお腹いっぱいです。皆さんお世話になりました。またよろしくお願いします。



マシス
新しく歌を作りました。昨年くらいに思いついた鼻歌に、あとから歌詞をつけたものです。歌詞のみの掲載です。

毎度のこと、書けなくて、この歌は永遠に完成しない、と何度も悶えましたが、気に入っているメロディだったので、無事に歌詞が出来てくれて、ホッとしました。年内に仕上がって良かった。

雨上がりの山が霧で真っ白になってるのを見て、こんな感じを歌にしたい、と漠然と思ってたイメージに、なんとか近づけたいと考えて考えて近づかなくて、でもこのあたりを完成にしようと思いました。

2023年はこれで「インターホン」「たぶん、そのうち」「おりこうさんが荷物を積んで」の三曲、新しい歌が作れました。一年に三曲、がんばりました。

(追記。歌詞を載せてからも何度も書き直してます。)
「おりこうさんが荷物を積んで」

ここにおいで そばにおいで
たかが二人 場所は取らない
足をぶつけ 頭をぶつけ
ぽてりぽてりと朝を急ぐ

霧が吐き出されてく山は
息をしてる
だいだらぼっちのよう

型にハマることは好かぬ
胸に巣食う姑息こそが
君を作り 君を育てた
何をしても 君で良かった

一難去って 次の日には
もう忘れている
また一難去って同じことをする
僕を見ていて
あきれ返っただろう

おりこうさんが荷を積んで
おりこうさんが荷を積んで


ここにおいで  そばにおいで
たかが二人 何もできない
足を使え 頭も使え
書けない字は辞書で引くんだ

右へならえ 左に曲がれ
国破れて更地になっても
たかが二人  いつもの二人
お茶をすする 田舎道峠

霧が吐き出されてく山を
分け入るように
ここまで来たんだから

おりこうさんが荷を積んで
おりこうさんが荷を積んで



2022/08/30/4:51
〜2023/12/04/6:56
〜2023/12/08/18:12
〜2023/12/16/13:49


マシス


追記 : 今年もあと少しですが、今年はミュージシャンの訃報が多くて、ひとつひとつに言葉を寄せるのも気持ちが追いつかないほどに立て続けて、参りました。ここ数日はシャロンばかり聴いてます。クリスマスシーズンと関係なく、好きな歌です。
年内のマシスの歌予定はあと三つです。



 


久しぶりに「ほしくず」を貼ります。この動画の撮影中、たまたま点けてたテレビにBUCK-TICKのライブが放送されてて、映り込んでます(テレビの音は消してました)。


うちの娘は今、高校の部活で演劇部に所属しています。僕は音楽のコンサートは何回も観てますけど、生で観劇した経験はこれまで片手で数えるほどしかありません。

小学校に来た劇団ひまわりとか、学生時代に文化祭で演劇部の公演をちょっとのぞいたとか。あとは、一度、旅行のコースで宝塚の公演も観たことがある。ほかは音緖さんと劇団とジョイントしたライブとか。生で観たのはそれくらいですね。

映画やテレビドラマ、お芝居の舞台というのは、観ればもちろん楽しいのですけれども、音楽や活字の本と比べると、僕は進んで接してこなかったジャンルなので、いま娘の活動はとても新鮮で、改めて興味深くはあります。

意外にも周囲の音楽友人から、実は自分は学生時代に演劇部だった、とか、社会人の劇団にいた、などというお話をいくつか耳にしました。身近でこんなに演劇の経験者っているのか。音楽の演奏もお芝居も、人前で自分の芸を、表現を披露する、という意味では通じるものがあるから、お芝居への興味もわかる気がします。


先週の話。高校の演劇部の県大会が静岡市でありまして、娘の学校の応援に静岡市民文化会館へ行って来ました。
娘の学校の演劇部が県大会に行くのは、なんと18年振りだそうで、10月の地区予選を突破した時はなかなか(内輪で)盛り上がっておりました。

僕はジジババを連れて先に会場を出たので、結果発表の瞬間は見ていないのですけど、部長の男の子が表彰式で泣き崩れてたと聞いて、ああ、青春だねーと思いました。実際にその場に居たらグッと来たことでしょう。

娘は表彰式では泣かなかったけど、舞台裏で部活の先輩達にハグされて涙腺崩壊した、と言ってました。先輩たちが出来なかった予選突破を、娘たちが成し遂げて、先輩が祝福してる。いい光景ですね。
7月に佐野元春を観たステージに、娘の学校の演劇部が立つのです。オーそれは大したものだぞと感心し、娘に凄いじゃんと言っておきました。

肝心の舞台ですが、とても良かったです。予選もそうでしたが、県大会でも大いに泣かされました。オリジナルの脚本もとても良いお話だったし、みんなのお芝居も良かった。結果として関東大会は行けませんでしたが、会場のあちこちで《良かった》《感動した》の声が聞こえてきて、こっちまで嬉しくなった。お客さんだったり他校の演劇部の生徒が感動してすすり泣いてくれてたら、それはもう立派に成功した舞台といえるんじゃないでしょうか。

この県大会のおかげで、翌週より始まる期末試験(!)に部員たちが顔を青くしたのは想像に難くないところ。加えてうちの娘は翌週末(昨日)にピアノの発表会があって、舞台が終わったばかりなのに息を付く間もなく、期末の勉強とピアノの練習に追われていて、頭がパンクするんじゃないかと心配になりました。
で、ピアノの発表会も昨日(12月3日)無事終了。格好良い演奏を聴かせてくれました。ちびっ子も含めて38人の出演者の中、第一部でのピアノは娘が一番良かったと思う。親の欲目が過ぎると当人に笑われようが、本当にそう思うのだから仕方ない。

娘が今年の発表会で弾いた曲です。「カフカ」/松尾優。リズムの緩急が激しく、不協和音がカッコイイ。つんのめってすっ転びそうな勢いの指使いです。よくこんな難しいの弾いたと思う。でも良い曲ですね。


ピアノ発表会の前に、この日は避難訓練が早朝にありました。訓練終了後、地元の方が準備してくださった綿菓子を美味しく頂きました。


ここからは告知を失礼します。
一年ぶりに掛川のケットラ市にて歌わせていただきます。酔狂にも12月の屋外ライブです。暖かくして挑みたいと思います。農家さんの美味しい採れたて野菜も売ってますので、どうぞ寄ってみてくださいね。

ケットラ市に出たあとは、夜に浜松TEHOMでワタナベマモルさんのレコ初ツアーに出させていただきます。

翌日の日曜日は風の家にお邪魔します。
ちょっと早いクリスマスライブだそうです。お声掛けありがとうございます。楽しみです。



マシス

2023年11月26日(日)、日曜日の夜、【ツキクズとほし】にて“Oto no kakera”という催しにお誘いを頂きまして、歌わせてもらって来ました。
今年の6月以来のツキクズとほしです。ご無沙汰してましたが、また来れて嬉しいです。お誘いありがとうございました。

はじめましての演者さんがいっぱい。参加が決まって、皆さんの演奏を聴けるのが大変楽しみでした。

投げ銭ボックス一覧。僕のは家でも小物入れとして活用させてもらってて、すでにいろいろ入ってます。

定刻の18時30分、斎藤シラベさんからスタート。
最近あちこちのイベントでお名前を聞くシラベさんは、今年から浜松に移り住んで音楽活動をされているそうで、個人的にも大変気になっていた方でした。どれもこれも良い歌ばかり。真っ直ぐな歌声で良い歌を直球に届けてくれる、ベテランの風格すら感じるステージ。芳醇な内容の演奏でした。


二番手はThe Eccentric。
愛知県からお越しのThe Eccentric。革ジャンにリーゼントという出で立ちにピッタリな、まさに漢!という雰囲気のロックンロール。この夜はアコースティックでしたが、バンドでの演奏の格好良さが伝わってくるご機嫌な楽曲と演奏でした。ステージオフでの気さくなお人柄もとても好感で、お喋りさせてもらって楽しかったです。


三番手はHCW。
泉谷の「春夏秋冬」でサラッと始まり、オリジナルナンバーの三曲では魂を叩きつけるかの熱唱、絶唱、咆哮。バラードなのになんてエモすぎることか。他のイベントとダブルヘッダーということでしたが、駆け足での演奏と決して言わせない本気のステージを客席に放っていかれました。

四番手は僕、マシス。
色濃い演者さんに囲まれ、まるで初めてこの店に来た時のように緊張しました。考えてきたセットリストは捨てて、思いつくまま歌わせてもらいました。

この日のトリは日々全国ツアー中、少年タイチさん。
一曲目の「南無阿弥陀仏」から度肝を抜かれた。キャーという叫び声をあたかもヨーデルの如くコロコロとぶっ放して、その超音波はマライア・キャリーか少年タイチかってくらい。キャーに惑わされて一気に引き込まれますが、歌唱もかなりの曲者。「かごめかごめ」も、この歌唱で放たれたらそれは芸になってしまう。茨木県出身という朴訥な喋りも芸。こいつは本当にやべぇ。

音量注意!


素晴らしく個性的な演者の演奏がたくさん聴けた夜でした。日曜日の夜、お運びくださった皆さんありがとうございました。演者の皆さんお疲れ様でした。ツキクズの皆さんお世話になりました。


開演前にママといろいろとお喋りして、そのせいか、初めてお店に来た時の思い出がフラッシュバックして、自分のこの日の演奏に幾分か影響が出たと思います。みっこちゃんの曲がBGMで流れていたのも。いや、歌いに来れて良かったです。本当に。ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。



こちらは来月です。マモルさん、お医者さんに歌って良いと許可が出たそうで、術後は良好のようですね。良かった良かった。


マシス
先週のフリーダムフォーク集会から一週間、家でも車でも、ずっとギルバート・オサリバンを聴いてました。飛び入りコーナーでむらちゃんと一緒にオサリバンを歌って、すっかりオサリバン脳になってしまったのです。
写真は先週のひとコマ。コラボに誘っていただきありがとうございました。本番前日の夜にいきなりでびっくりしましたけどね。むらちゃんはピアノも歌もとても素敵な演奏をして、ご一緒できて凄く楽しかった。

以前から言っていますが、ギルバート・オサリバンは大好きなシンガーソングライターです。ひょっとしたら世界で一番好きかも知れない。曲の美しさとコード進行の奇抜さ!無垢な声、ウィットに富んだ歌詞、聴いて一発で夢中になりました。

もちろん、オサリバン以上に愛して聴き込んだ音楽はいっぱいあるけども、オサリバンほど《これは僕だけのための歌だ》という素敵な勘違い(!?)、そういった親密性をくれた音楽って、他になかったですね。


ちょっと邦楽を見渡せば、オサリバンの影響を受けた楽曲はいっぱいあります。パッと思いつくのは佐野元春。「Good times & Bad times」。


KANの「まゆみ」も、モロにオサリバン節ですね。

この、テッ、テテ、テッ、テテというピアノのフレーズ、アローン・アゲイン印とでもいいたくなるほど、聴けばすぐ《アローン・アゲインじゃん》と言いたくなります。オサリバンのピアノは完全に独学だそうで、左手の小指部分で鍵盤をチョップするように弾くスタイルが独特です。

日本でのオサリバンフリークといえば、来生たかおも有名です。すごくオサリバンっぽい曲があったけど、タイトルを失念。何だっけかな。


昔、そんなオサリバンの曲の魔法の秘密が知りたくて、スコアを買ったことがあります。

曲の魔法の秘密?音楽理論は難しくてよくわかんなかった。だけど当時は重宝しました。夢中だったもので、オサリバン関連の物ならこの頃は何でも欲しかった。

スコアの巻末にオサリバンのプロフィールや活動に関するレポート、それにディスコグラフィーが掲載されていて、90年代初頭の、今のようにネットが普及してなかった頃に、オサリバンの情報が知れて、これが非常にありがたかったです。

特に、シングル曲のリストが嬉しかった。アルバムに入ってない知らない曲がこんなにあるじゃん、ああどれもこれも聴いてみたい!と思ったものです。日本でのオサリバン人気が高いせいか、ありがたいことに殆どの楽曲はその後CD化されて聴くことが出来ました。


と、すっかりオサリバン脳にスイッチが入ってしまって、これは全アルバムを聴き返そう、と、オサリバン祭りを現在敢行中です。
こちらは70年代のアルバム五枚をまとめたボックスセット。
オサリバン祭りは想像以上に楽しく、特にこの70年代の五枚はどれも素晴らしくて、わかっちゃいたけど名盤揃い。やめられない止まらないと、一回聴くだけじゃ足らず二度、三度と聴いてしまう事態に。


ようやく今、80年代に入って1枚めの『オフ・センター』を聴いたところです。
オサリバンの商業的栄光、評価は70年代に集中してるきらいがありますが、その後のどのアルバムも手抜きなしで素晴らしいと個人的に思います。これ、いつか全アルバムの感想をちゃんと日記に書いてみたい。

70年代にアルバムを五枚、その後80年代、90年代、00年代、2010年代と三枚ずつ、コンスタントに新作アルバムを出し続け、2022年には『Driven』って素晴らしいアルバムを出して、こんなに長きに渡って音楽制作を楽しんでるベテランって珍しいですよ。

オサリバンなら2020年代も三枚アルバム出せるんじゃないかなって思う。あと二枚はきっと作れる!元気で長生きしてもらいたいものです。


追記:90年代はオリジナルアルバム以外にも、ライブ・イン・ジャパンというライブアルバムとミュージカルのサントラを出してるので、計五枚アルバムをリリースしてます。ちょうど日本でのオサリバン再評価の機運が高まった頃で、オリジナルアルバムCD化もこの時期にザクザク出してくれて、僕みたいな遅れてきたファンはその都度狂喜しておりました。

追記2:オサリバンはオリジナルアルバムが素晴らしいですけど、キンクスに匹敵するほどベストアルバムが映える音楽家です。「アローン・アゲイン」はアルバムに入ってないですからね。ベストアルバムもぜひ聴いてほしい。
ここからは備忘録。。先週のフリーダムフォーク集会の前、土曜日の日中に地元のお寺でオカリナのコンサートが開かれました。演者は【音心】、えんじろう君のユニットです。
お十夜の会のイベントとして企画されたそうです。およそ十年振り、二度目の出演です。
子供も大人も、オカリナのきれいな音と楽しい演奏に夢中に聴き入ってました。初めてのお客さんの前で、オカリナの説明をしながら演奏に引き込んでいく、そのステージングがとても上手で、プロだなーと感心しました。

大きい声で言いませんが、実は、オカリナのえんじろう君、僕のいとこでして、親父が今回もお寺さんからの依頼を仲介したのです。久しぶりに会うと照れもあるのですが、話せて嬉しかったです。


ここからは告知を失礼します。急なライブ予定が決まりました。来週の日曜日、ツキクズとほしにてマシス歌います。
2023.11.26(sun) Oto no kakera

場所:ツキクズとほし
時間:Open 18:00 Start 18:30
料金:1order(500yen)+投げ銭

出演:
少年タイチ (茨城)
マシス
The Eccentric (愛知)
HCW
斉藤シラベ 

˚✩∗*゚⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゚⋆。˚✩⋆。˚✩☪︎⋆

ツキクズとほしにお邪魔するのは、今年の6月以来になります。はじめましての演者さんがいっぱい。少年タイチさん、The Eccentricさん、斎藤シラベさん、皆さんどんな歌を歌うのだろう。観るのが楽しみです。日曜日の夜ですが、よかったらお運びくださいね。

そして12月、元グレイトリッチーズのワタナベマモルさんのレコ初ツアーが浜松のライブバーTEHOMであります。マシスも出させていただきます。
バンド勢に混じってギター一本で歌って来ます。どうぞ応援に来てくださいませ。
そして、マモルさんのTEHOMの翌日の日曜日、昼間ですが、音楽仲間のクリスマスライブにお声掛けいただきました。
こちらは気心知れた方たちの楽しく演奏を聴いて、歌って来ます。


今日は日曜日、連れ合いからのお誘いでコンサートに行ってきます。本当は娘と連れ合いで行く予定のチケットでしたが、娘の部活の都合で行けなくなり、僕が代役。そんなに歌はたくさん知らないのですけど、楽しんできます。
(追記:3。凄く楽しかった。芸能人を近くで観れてテンション上がりました)


マシス

2023年11月11日(土)、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて奇数月恒例、本年度最後の開催となる第187回フリーダムフォーク集会が開催されました。

一次会の出演者が四組、そして二次会の飛び入りが七組と、賑やかに催すことができました。

11月なのに店内は音楽好きのお客さんの熱気で、汗が滲むほど暑かった!
飛び入り希望の申し込みが(ありがたいことに)盛況で、これ時間内に全員やりきれるかしら、一曲ずつで回すのも考えなければいかんかしら、と思いましたが、マスターにごめんなさい遅くなるかもとお断りして(快く良いよーと言ってくれて多謝)、全員演奏してもらいました。

進行しながら、終始お客さんがみんな楽しそうにしてくれてたのが嬉しかったです。お客さんが楽しそう、ってのが、本当になにより一番なことで、進行冥利なのです。


以下、演者さんの写真が盛り沢山ですよ。

一番手【Neko's】
結成一年半というNeko'sのお二人。横浜の歌、孫の歌、今年もあちこちのイベントで活躍され、格好良い新曲もガンガン作ってらっしゃって凄い。にゃじらさんのあの、佳子さんに尻に敷かれてる感じ(?)というのか、二人の仲の良さがやり取りから滲み出た楽しいステージでした。

二番手【フェイクブラザーズ】
前回に飛び入りしてくださったお二人が、今月は一次会で登場。かぐや姫やビートルズのナンバーを熱演。最後はチューリップの「心の旅」で客席を盛り上げてくれました。ギターの内山さんの奥様のお兄さんがヴォーカルという、なるほどそれでフェイクブラザーズなのか、と合点がいきました。

三番手【音緖】
お久しぶりのフリーダム参戦の音緖さん。声を出した瞬間、ギターをかき鳴らした瞬間、店内の空気をさらっていって、そうだ、これをマムゼルで聴きたくて、お客さんに観てもらいたかった、と召還した僕は膝を叩きました。「ロックンロール」ではヒリヒリとした中にもニヤりとさせて、言葉も声もギターもグサグサと客席にキテた。まさかのカバー曲もヤバかった最高。

【砂風金】
フリーダムおなじみの砂風金、歌声もギターも力強く、客席の熱気の中、真剣に聴いてくださる視線を受けて、かぐや姫を中心に、プラス岡林のナンバーを汗をかきつつ熱演。「マキシーのために」「この秋に」「あの人の手紙」では客席から一緒に歌う声もあがって盛り上がりました。かぐや姫人気はこの夜も健在でした。

一次会の四組の演奏終了後は、少しの休憩を挟んで、飛び入り枠の二次会に突入です。

二次会参加者はお名前と写真のみ紹介。

【むらちゃん(+マシス)】

【カーテンレイザー】

【せーちゃん】

【LSD(Lord Sound is Dirty)】

【きよみとこみち】

【わがんせ】

【autumn papa】
皆さんお疲れ様でした!一次会も二次会も、みんなどれも素敵な演奏だった。たくさんの個性が一夜に集まって、とても耳福な時間でした。飛び入り枠でも皆さん、持ち時間いっぱい楽しんでやろう、観せてやろう、って気合がスゴイ。その真剣さには胸を打たれます。

フラッと寄ってくださった方がいきなり飛び入りしてくださったり、他の方の演奏をしっかり聴いてくださったりと、ありがたいことです。行くよーと仰ってて急な用事で来られなくなった方も、最初から最後まで参加してくださった方も、皆さんありがとうございました。そしてマムゼルのマスター、遅くまで遊ばせていただいてホントにありがとうございます。


この日の自分の話ですが、今回(11月)は演者さんがいっぱいいるし、マシスは歌わなくていいなーと思ってたら、フリーダム前日に、むらちゃんより飛び入り希望のメッセージが来まして、よかったらコラボしましょ、とお誘いをいただいてしまった(!)。前回のAkisaに続いて、マシス史上二回目の第三者とのコラボです。

そのお誘いがなんと、ギルバート・オサリバンの楽曲を一緒に演奏しませんか、というもの。むらちゃん、どうやら僕がオサリバンのファンだと知ってくださってたみたいで、僕としたら大好きなオサリバンを一緒に演奏しましょうだなんてお声掛け、貴重な機会に他ない。

オサリバンのナンバーを二曲、「クレア」ではギターで、「アローン・アゲイン」ではギターに加えてヴォーカルも分けて演奏に参加させてもらいました。
むらちゃんの素敵な演奏の邪魔にならないかと、とても緊張しましたが、いざ演奏したらマァ気持ち良いこと。ただでさえ誰かと一緒に演奏するって気持ち良いことですが、ピアノ演奏でオサリバンの曲を歌えるなんて、気持ち良いに決まってます。

オサリバンの歌詞って、譜割りが特殊で決して歌い易いものではないのですが、満足度な音合わせもなしに一緒に歌った二人の声と言葉が、ピタッときて、僕はゾクッときたのです。ウワーッむらちゃんもこの歌を好きなのだな、って感じました。むらちゃんお誘いありがとうございました。


2023年度のフリーダムフォーク集会の予定はこれですべて終了。今年も奇数月に1回のイベントとして、年六回、欠けることなくやることができました。こればかりはお店とお客様のおかげですね。お店が元気に営業してくれていて、お客さんが来てくだっさって、進行役を任されて七年、なんとかやらしてもらってます。

次会のフリーダムフォーク集会は来年、2024年1月20日(土)です。奇数月第三土曜日です。来年も皆さん遊びに来てくださいね。今後もどうぞよろしくお願いします。


で、フリーダム翌日の日曜日は、おもいっきり町内会のしがらみ予定。地元の神社の新嘗祭に部農会長として参加してきました。玉串の奉納、そして直会の席での挨拶をヤッてきた。町内会のお偉いさんが並ぶ中、挨拶のスピーチだなんて緊張しかない。フリーダムの進行役をやっても、こっちは全く慣れないですね。



マシス

2023年11月4日(土)、袋井市三川にある東山ガレージにて、ハルノオト、ユンヤオ、マシスの三人によるイベント【カタカナな三人】が開催されました。

カタカナな三人、の名目で集うのはおよそ4年ぶり、二回目の開催となります。

東山ガレージはハルノオトさんが手づから開墾して作ったDIYなイベントスペースで、子供の作った秘密基地って雰囲気たっぷり。今年9月のオープンイベントの時にお客さんとしてお邪魔しましたが、今回は演者でお声掛けをいただきました。

手作りガレージはちょっとした小物だったり、照明器具だったり、防寒対策だったり、内装外装のあちこちにハルノオトさんのこだわりが見えて楽しい。こんなのよく作ったなーと感心します。でも、決して作り込み過ぎてないのがまた無骨でいいのですね。

ハルさんいわく、なにしろ作ったばかりのガレージなので、ここでどんなことがやれるか試行錯誤中、とのこと。そんな実験の一歩に誘ってもらえて嬉しい。どうなることやら。
木立の中、夕景。晴れて日中はたいへん暖かい日でした。

オープンイベントの時と同様、今回も音の駅さんがフード&ドリンクを出店してくださいました。
テーブルのドラム缶がカラフル。

早速注文して、開演間近にサッと夕飯をいただきました。
モツ煮込みの田舎汁、モツが柔らかく、味が染み染みで激ウマ。腹のそこから温まった。海苔巻は韓国風でピリ辛。こちらも美味かった。

午後五時半オープン。いらしてくださったお客様を迎えて、ストーブと火鉢に火が入りました。灯りも点けて良い雰囲気です。
六時定刻よりイベントスタート。なんと今回、ハルノオトさんは演者それぞれに一枚一枚、出囃子のアルバムを用意してくれて。これって嬉しいし、楽しいですね。

【ハルノオト】出囃子アルバムはジャニスの『PEARL』!

ギターの音が相変わらずエラく良くって、声も言葉も、スッと胸に入って来た。ハルノオトさんが手掛けたガレージの内装と同様、どの歌も場の空気にピタッとシックリきて、まるでハルさんがこの場所で歌うために書き下ろしたかのよう。ハルさんのガレージだから当然か。ガレージごとハルノオトの作品世界に包まれた気分でした。

【ユンヤオ】出囃子はキング・クリムゾン『クリムゾンキングの宮殿』!

チャップマンスティックの弾き語り奏者、ユンヤオがこんなにミニマムな場所で演奏すると、いつも以上にスペイシーな音空間が現れてしまった。指が動くたびにミラーボールの光が吹き出すかのよう。ユンヤオ君の歌うメロディーは歌であるけど、その歌声は演奏の中でさもストリングスのようにも機能して、ああ正に、声も楽器、のステージだと思いました。

【マシス】出囃子はディラン『追憶のハイウェイ61』!

写真ありがとうございます。ステージでも話しましたが、いざ歌ってみると、この場所で歌うのが、想像以上に楽しい。歌いたい歌を歌いたい順に歌わせてもらいました。
(物販していいよって言ってもらってたけど、CDの収録曲は一曲も歌わずじまいだった)

三人がんばって楽しんで演奏しました。皆さんありがとうございました。


今回お客さんの中に一人でいらした若い女性がいて、出演者の誰の知り合いでもないと仰るので、どこでこのイベントを知ったんですか?と聞けば、SNSで袋井を検索したら出てきたとのこと(!)。面白そうかも、と思って本当にフラッと来てくださったんだ、とビックリ。ありがたいことですね。楽しんでいただけたかしら。

別の男性のお客さんからは、これを毎月やったらどうか!とのお言葉。まことありがたい。また来ますよのお言葉も嬉しかった。

終演後にハルさんと、最初はどんな感じになるか読めないと言ってたけど、今回やって良かったねーと話しました。みんなで火鉢を囲んでいつまでも、ビートルズの新曲どう思った?とか、ストーンズの新作聴いた?などと、楽しく歓談が続きました。
(買って持っていったマシュマロも火鉢で焼いてみんなで食べました)

三人の楽器の写真。また三人でやりましょう!


ここからは告知を失礼します。11月の第二土曜日はフリーダムフォーク集会です。もう一週間後です。今度の土曜日です!

第187回フリーダムフォーク集会

【日時】2023年11月11日(土)

    19時半開演

【場所】ライブカフェ mamselle

袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440

http://mamselle.sakura.ne.jp/

【料金】music charge 500円

【出演】

一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)


・音緒

・フェイクブラザーズ(初)

・Neko’s

・砂風金


二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分


演者の皆さんよろしくお願いします!楽しみです。皆さんどうかフラッとお立ち寄りくださいませ。



そして、本年ラストにおそらくなるマシスの歌イベント、12月のテホムです。元グレイトリッチーズのワタナベマモルさんの新譜ツアーに前座で参加してきます。

ロックンロールな宵。どちらもどちらも、よろしくのお運びをお願いします。



マシス