奇数月第三土曜日に袋井市のライブ喫茶マムゼルで開催されるフリーダムフォーク集会にて、僕が毎回客席のテーブルに置かせてもらってるチラシ“ふりぃだむ瓦版”が、次回で通算100号となります。そこで、しばらく前に100号記念のアンケートを皆さんにメッセージでお願いしました。

 

お題目は、《無人島に持っていきたい愛聴盤》です。上限は5枚まで、もちろん一枚でもOK。僕が連絡先を知ってる方に、手当たり次第アンケートメッセージを送り付けましたところ、自分を含め計36人のアンケート結果が揃いました。皆さん、突然の不躾なお願いにお答えくださってありがとうございました。

 

瓦版は本当なら、9月18日に予定していた第176回フリーダムフォーク集会でお手に取ってもらうはずでした。が、9月は中止、11月に延期となりました。なので今回、アンケートの結果だけフライングで公開します。表記を統一させてもらうため所々変えましたが、基本皆さんに送っていただいたメッセージの文章をそのまま載せてます。それぞれの熱のこもったコメントをそのまま楽しんでもらえたらと思います。

 

一度に全部載せたかったけど、この日記の規定文字数ではとても載せ切れません。なので日記を二回に分けて掲載します。

 

それでは、以下。アンケート結果、前編です。

 

AISO standard

え〜😅よくわからない💦 とりあえず

① グレイテスト・ヒッツ / サイモンとガーファンクル

お願いします✨

 

AKISA

アルバム 3枚だけあげさせて下さい。

① Night Walker / NODODY 

② Abbey road / The Beatles 

③ Never ending summer / 杉山清貴とオメガトライブ

おっしゃる通りで選びきれないんですが、あえて 絞って

この3枚でお願いします。 若い頃に聴いた音楽は 

いつまでも心に残りますね。

 

伊藤隆康

無人島に持って行きたいアルバム

① ever last / ふきのとう

② 僕らはごきげん / NSP

③ 帰去来 / さだまさし

④ Let's Go!! !/depapepe

⑤ PORTRAIT IN JAZZ / ビル・エバンス

 

岩澤明子(ワダ・アキコ)

うーん! やっぱり選べないねぇ!(笑) 毎日考えるんだけど、

考えれば考えるほど、増えるね!( •́ .̫ •̀ ) でも、夏で、砂浜で、

暑くて、思い出の懐かしアルバムで…っていうラインナップに

なりました。寒い無人島ならどうしよう…(^◇^;) 

① ヴォリュームワン / ハニードリッパーズ 

② GOLD DIGGER / 角松敏生 

③ SEA IS A LADY / 角松敏生

④ パリ・テキサス(サントラ) / ライ・クーダー

⑤ 中島みゆき (どれでもいいし、何らかのベスト盤ならラッキーくらいのノリ)←ズルですごめんなさいm(_ _)m 

というわけで、5枚いっぱい選んでみました(^^)

 

内山翔太

① PAINKILLER / JUDAS PRIEST 

② Pablo Honey / Radiohead 

③ up to you / 19(ジューク) 

以上です!

 

Emon Deniker

無人島に持って行きたい愛聴盤悩みました(笑)

 手前味噌にはなりますが、 

① 時空列車へようこそ / Emon Deniker 

これでお願いいたします🙏

 

小栗祐司朗(カラフルCOMCOM)

無人島に持って行きたいCDは 

① live in club KNOT / The colling walkers

です。

自分のバンドのライブしたときのやつですねm(_ _)m

 
 

落合紀子(ぷらっとふぉーむ)

① ノルウェーの森 / The Beatles

 

 

 

川村文久(喫茶マムゼルマスター)

① ミズーリの空高く/  チャーリーヘイデン&パットメセニー、 

② ウォールフラワー / ダイアナ・クラール 

③ ザ・メロディ・アット・ナイト、ウイズ・ユー / キース・ジャレット 

④ ノクターン / チャーリー・ヘイデン 

⑤ スティール・アウェイ / チャーリー・ヘイデン 

この5枚を選んでみました😊🎶よろしくお願いします。

 

 

希空

瓦版100号おめでとうございます🎉㊗️皆様ご無沙汰してます!

お声かけていただきありがとうございます。

無人島は夜が怖いので、頑張って火起こしして、

ダンスナンバーで朝まで踊ってたいですね。

① ゲット・ビジー / ショーン・ポール

② ハバナ / カミラ・カベロ

あたりが良いねー。なんか人喰い族とも

仲良くなれそうなダンスナンバーでオススメです。

 

きたよし

私、歌の好みは、女っぽいんですよ。

昔からずっと聴いているのは、

① カーペンターズの「イエスタデイワンスモア」を始めとするベスト・アルバムです。

それから今ハマって練習しているのは、

② 陽だまりの詩 /ル・クプル です。

 

今駒泰之(グスコブドリ)

無人島に持っていきたい愛聴盤 

その① おとぎばなし / 五つの赤い風船

私の中高校生時代、最初のカルチャーショックは、フォークル、岡林、新宿西口フォークゲリラでした。ラジオからながれ、レコードも兵藤楽器で買えました。ほどなく五つの赤い風船も聞くようになり、これらの中で一番聞いたのは、「風船のおとぎばなし」です。「おとぎばなしを聞きたいの」、「母の生まれた街」、「まぼろしの翼」 etc、半世紀の時を超えても輝きを失っていない名曲でしょう。 あと風船の使用する楽器はギター以外では、ビブラフォンやリコーダー、シタールなど、型にはまらない音選びをしています。そんなところも影響を受けたのだと思っています。

追記;フォークルとはフォーククルセイダーズのことで、彼らの2枚のライブ盤も擦りきれるくらい聞きました。

 

愛聴盤 その② パラダイス&ランチ / ライ・クーダー

70年代後半、ザバンドのラストワルツに象徴されるように、フォークもロックも潮がひくように、活力を失っていった。行き場を失った私の前に現れたのは、それまでとは異質の音楽だった。その一つがライ・クーダー。ブルースやラグタイムを基調とするギタープレイは当時の日本のギタリストもこぞってコピーしたものだ。しかし、ライ・クーダーはさらに進化する。歴史に埋もれた様々なジャンルの音楽を発掘し、自分流に仕上げていったのだ。それは90年代にキューバで埋もれたミュージシャンを発掘した名盤、『ブエナビスタソーシャルクラブ』へと結実する。 ライ・クーダーといえば、『紫の峡谷』やライブ盤が定番としてあげられるが、ここにあげた LP は、最後の「ディティワディティ」が大好きで、何度も聞いた思い出があるので、あえて選びました。

 

愛聴盤 その③ 喜納昌吉&チャンプルーズ / 喜納昌吉&チャンプルーズ

このバンドが登場した時のインパクトは説明するまでもないでしょう。多くの人が証言しているように、ラジオから流れてきた音に度肝を抜かれ、すぐにレコードを買いにいきました。ライ・クーダーでも書いたように、70年代後半のフォークやロックの停滞、テクノという異質で無機質な音楽が登場した時期に、それとは真逆の、沖縄民謡をロックのリズムにのせて、人間の本源的エネルギーを発信したチャンプルーズの音楽には、どこか停滞感を突き破って、解放感と高揚感をもたらしてくれました。

 

90年代以降は中南米の音楽を様々聞き漁っていました。それぞれ国ごとにスタイルがあり、サンバやソン、サルサ、フォルクローレ、まさに音楽の豊穣というにふさわしいほど、豊かで深みがあって、なおかつ楽しい。そんな世界にガルシママルケスの文学と併せて、浸ったものです。そんな中でどれを選ぶか、迷いますが、バンドサウンドとして影響を受けたこの1枚にしました。

 

愛聴盤 その④LIVE RACINES / KALI (ライブ ラシーヌ、カリ)。

 カリブ海に浮かぶマルチニーク島から、突如としてバンジョーを引っ提げてボブマーリーを歌って登場しました。ボブマーリーをサルサ風にアレンジして本家顔負けのパフォーマンスが聞けます。世界的にヒットしたオリジナル曲の「ラシーヌ」はフランス語で「ルーツ=根」。シリアスな詩と美しいメロディーの名曲です。日本では誰かが日本語てラブソングにして歌ってましたが(笑)。 このライブ盤は「ラシーヌ」や「フリーダムモーニング」といったオリジナルと、ボブマーリーのメドレーで大いに盛り上がります。ボブマーリーの「ONE DROP」 をサルサ風にしたてて最高のノリです。理想とするバンドのイメージがそこにはあります。

 

愛聴盤 その⑤ 8:30(eight thirty) / Weather Report。

わたしが物心ついて音楽を聞くようになり、ジャズにも関心を持ったのですが、その頃レコード店に出回っていたのが、コルトレーンの『至上の愛』だったり、マイルスの『ビッチェズブルー』だったり、いきなり脳天をハンマーでぶっ叩かれたような感じでした。いやいや、初心者にはとんでもない経験です。そんなことでウェザーも知ってはいるけど、近寄らないできました。数十年の時を経て、やっと彼らの音楽の素晴らしさに気がついたわけです。個人的なはなしですが、仕事で吹奏楽部の顧問を8年ほど任されました。合奏指導など全然できないので生意気な吹女にバカにされながら、なおかつ時間は土日も含めてかなり長く拘束されるので、かみさんにも文句を言われるし、本当に大変でした。しかし、合奏のアレンジの面白さに気づかされたのは、この時の経験のおかげです。メロディーに絡む中、低音による音のライン、そうしたことを日々耳にしたことで、サウンド構成を楽しむことができるようになりました。 バンドのサウンド構成という点では、ウェザーはビカイチです。有名な「Black Market 」、「Birdland」など、口ずさめるほどシンプルで楽しいメロディーを核におきながら、サックスのメロディーに絡むキーボード、それからあまりに有名なジャコのベースのライン。何度聞いても唸っちゃいます。曲の展開の節目にバンドとしてキメを設定しているのですが、高難度のフレーズを格好良く決めてるのがたまらないですね。ともかく、ウェザーはバンドとしての究極のあるべき姿を体現しているような気がします。音楽的にも、「In a Silent Way」のリリシズムは、もはや崇高な芸術的な高みを帯びていると言いたいほどの名曲、名演です。

 

沢中伸治(coast  to coast)

アルバムで 

① FOR YOU / 山下達郎  

② Minute By Minute / Doobie Brothers 

③ Hotel California / Eagles 

④ リフレクション / 寺尾聰 

⑤ Easy Living / Ella Fitzgerald & Joe Pass 

いっぱいありすぎて 選ぶなら5枚ですねー!

 

菅原真代

5枚!難しいですね〜😆 とりあえずタイトルだけでよいですか? 

① THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014〜25PEACE TIME BOOM  / THE BOOM

② STRAY SHEEP / 米津玄師

③ Your Songs / HEAT WAVE

④ DISNEY Adventures in SAMBA 

⑤ 秋はワインでヨッパロー!Quintet / ZAHATORTE

 かな… 

まだこれにアイリッシュも入れたかったし、沖縄民謡も入れたかった〜😅 結構、即何にするか浮かびましたが、選ぶの楽しかったです😊

 

淳吉郎(THE SLICKS)

今の気分で(笑)、あえて(笑)、一枚のアルバムを選びました。 

真島昌利さんのソロ活動における最初のアルバム

① 夏のぬけがら / 真島昌利

です。季節的にも、まーさーにぴったりかなと(笑) 友部さんも参加してるし。 

 

聖なる葉っぱ

質問の答えですが、1枚ならSEINARU HAPPA の『この世にある美しい全てを』です。とんだナルシストでごめんなさい😅 

① この世にある美しい全てを / SEINARU HAPPA

2枚ならそれに sparkle horse の 『Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain』です。

②Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain/ sparkle horse

これ、1人死んでゆくのにぴったり😆

 

だあこえ

今の気分、下記5枚です 

① シングルマン/ RCサクセション 

② ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 / 佐野元春 

③ ガラスの動物園 / 甲斐バンド 

④ ひまわり / 小山卓治 

⑤ 告白 / チャットモンチー 

よろしく、どうぞ(^_^ゞ

あー ⑤を夏のぬけがら / 真島昌利 に変更願います。案外、真剣な僕(笑)

 

 

→アンケートの続きは後編にて。



 


マシス