「小泉今日子48歳。年齢は隠しませんが、正直シミやくすみは隠したい」
小泉今日子が、堂々とそう告げたあと、頬のシミにファンデーションを塗る―― そんなCMが、このごろテレビで流れています。
このCMで小泉今日子は、「誰もが言いたくて、言えない本音」を隠さず口にしているのに、ちっとも開きなおりには見えません。シミを画面にさらしているのに、「やめておいた方が……」という風に思わせないところも見事です。
小泉今日子は、「加齢」と正面から向き合うことで、「齢を重ねなければ手に入らない魅力」を得ることに成功しています。「中年には見えないほど若くて美しい」のではなく、「中年にしか身にまとえないかっこよさ」に溢れているのです。日本の女性に、こういう人はなかなかいません。映画に出ても歌をうたっても、デビュー当時より現在のほうが、はるかに存在感があります。
女性にとっても男性にとっても、現代では「成熟すること」が困難です。「女は専業主婦、男は企業の正社員」という、標準的な到達モデルがくずれ、ひとりひとりが齢の重ねかたを考えなければなりません。
上段は、『小泉今日子の「謎」はどこにあるのか』より
http://dot.asahi.com/dot/2014111800056.html
http://dot.asahi.com/dot/2014111800057.html
http://dot.asahi.com/dot/2014111800059.html
「mathichenさん、キョンキョンより誕生日が3日ほど早い48歳
年齢は隠しませんし、シミやくすみも隠しません」
自然の摂理に悪アガキする向きと差別化するべく居直っといて
一人一人が齢の重ね方を考えなければならない。大半の現代ニッポン人には無理な相談だってば
分不相応の私立お受験勉強してりゃ親が満足し、型にはめられ出る杭は打たれる環境育ちにはね
経年劣化を気にするものの、年齢は隠さないキョンキョン
自分の責任ではない年齢で差別するなど見た目含むデータに振り回されないだけの自信持つからよ
そんな中年キョンキョンが注目されるというのは、日本人がそれだけ幼稚な国民の証明
人間は年々、出来る事より出来ない事が増えるものながら
若さが万能でなく、笑って済ませられない未熟ぶりを呈するも普通に起きる
中年にしか身に纏えない格好良さ、フランス映画観りゃ、先進国の常識と思える
アンチエージング好きで整形に熱中する米国にさえ、成熟した中年男女は見られる
小学校の段階から落第あるいは飛び級と、個人の能力は不平等教えてくれるおかげ?
魅力的な中年男女はそれだけ、篩にかけられても生き残れる逸材いうこっちゃですかね
もっとも中年キョンキョンが第一線に立ち続けられるまでには、日本も大人になったとも言える
中年キョンキョンが別の時代、あるいは別の国の限定された時代に生きていれば?
来歴
アイオワ州マーシャルタウンにて、スウェーデンからの移民であった薬剤師の父と、代理教員をしていた母との家庭に生まれる。
映画監督のオットー・プレミンジャーに見出され、17歳のときに『聖女ジャンヌ・ダーク』でデビュー。1957年の『悲しみよこんにちは』に出演。彼女のベリーショートは「セシルカット」として流行した。1959年にはジャン・リュック・ゴダールの初監督作品「勝手にしやがれ」に主演。ヌーヴェルヴァーグの寵児となる。その後、アメリカやフランスで30本以上の映画に出演したが、ヒット作には恵まれなかった。
プライベートでは公民権運動や反戦運動に傾倒し、全国有色人向上協会やブラック・パンサーをサポートしたためFBIからマークされてしまう。特に1970年、彼女の妊娠中に、お腹の子は彼女の夫との子供ではなく、ブラック・パンサーの幹部との子供であるといううわさを流された。セバーグは結局流産してしまうが、父親についてのうわさを否定しようと記者会見で流産した胎児の写真を自ら公表する。胎児にはアフリカ系の特徴は見られなかったが、セバーグが精神面でバランスを崩し始めていることは誰の目にも明らかだった。その後は深刻なうつ病に悩まされたという。
1979年の8月に失踪し、11日後にパリ郊外に駐められた車の中から遺体で発見された。アルコールとバルビツールによる自殺であると見られており、手にしていた遺書には『許してください。もう私の神経は耐えられません』と書かれていた。
( Wikipedia:『ジーン・セバーグ』より引用 )
『セシルカット』、昔々真似した感想として、「アジア系には絶対似合わない」
誤魔化し利かないショートヘアが似合う似合わないは、頭と顔の骨格、髪の色に左右される
後頭部に奥行き持つ欧米系、尚且つ、長過ぎず丸くもない顔立ち
段カットが映える条件として、金髪か、光と影の明暗つきやすい色
つまり、欧米系だから必ず似合うとも決まっていない髪型なのよ
俳優ウィリアム・ハートの最初の妻で、女優のメアリー・べス・ハート
彼女もアイオワ州マーシャルタウン出身。セバーグ家の近所に生まれた
ジーンがメアリー・べスの子守りを勤めたというが、時期は不明
ただジーンが、17歳の時に映画デビューを考えると
1938年生まれが1946年生まれを子守りする時期は、1946~1955年頃の一時期となる
米国の年齢高い子供の例に漏れず、ジーンも小遣い稼ぎでの子守りには違いない
ところで、1946~1955年頃の米国中西部、どんな世界だったのだろう
アイオワ州を大賢者Wikipedia様で調べると
「開拓者が農業に基づく経済の基礎を作り、『世界の食糧の首都』と呼ばれる事も多い
20世紀後半に農業経済から、先進的製造、加工、金融、バイオテクノロジー、再生可能エネルギーなど
多様な経済分野に移行してきて、生活するには安全な州として位置づけられてきている」
マーシャルタウンについて調べると、2010年の国勢調査による人口統計の人種別人口構成では
・白人: 84.8%
・アフリカン・アメリカン: 2.2%
・ネイティブ・アメリカン: 0.6%
・アジア人: 1.7%
・太平洋諸島系: 0.2%
・その他の人種: 7.9%
・混血: 2.6%
・ヒスパニック・ラテン系: 24.1%
ジーンの成育環境は想像するに、1930~1940年代フランク・キャプラ監督映画作品の世界
家政婦雇える余裕持つ家庭に黒人女中がいる程度の、白人しかいないに等しい中流社会ね
人種差別激しい南部、ミシシッピ州テューペロ出身、テネシー州メンフィス育ちの
エルヴィス・プレスリーに黒人音楽の影響が見受けられる背景に、「白人労働階級育ち」というのは
最下層白人は概ね、黒人地区に隣接するような場所に住み黒人文化に触れる機会あるからというが
最低人並み程度の生活送れる白人の場合、アパルトヘイト的社会が世界の中心であったろう
第二次世界大戦終了から数年後に、人格形成期を迎えたジーン自身は?
1950年代前半、米国には、赤狩りの嵐が渦巻いていた
共産主義でないを宣誓しないと高校卒業証書貰えない状況こそ、アカだと思いますがねは置き
赤狩りの波が引くと、アフリカ系アメリカ人公民権運動の波が現れるように
米国社会全体が激動期を迎えようとしていた
ジーンはといえば、国を憂い、そして純粋なるがゆえに
社会のあらゆる場所に於いて迫害される黒人たちに同情し、世の不平等を憎む左翼少女であり
表面上はどうあれ、体制に追従する側面を持ち男性原理社会であるハリウッドに馴染めなかった
正義派には却って厳しい時代に生きたのが、ジーン最大の不幸だった
いつの時代に於いても左翼志向女性など煙たがられる傾向ながら
ベトナム戦争真っ盛りの時勢での反戦運動や公民権運動に、有名女性が精魂傾けるのは自殺行為
『セシルカット』は一世を風靡した後も生き残り続けるが
ジーン自身は‘悲しみよこんにちは’と‘勝手にしやがれ’で消えていれば
反体制運動するにしても一市民として邁進していれば
誹謗中傷を最小限度に食い止められ、若過ぎた晩年の悲劇は避けられたかもしれない
生きた時代が合わなかった、これは、やはり女優のフランセス・ファーマーにも当てはまる
【魂の伴侶を得られるかが老いない関係の秘訣】(2012-04-15 18:34:00)より再掲載すると
Frances Farmer THE JOURNEY
Frances Farmer: This Is Your Life (Part One) (1958)
Frances Farmer: This Is Your Life (Part Two) (1958)
『前部前頭葉切截 ― ロボトミーは"悪魔の手術"か』
フランシス・ファーマーは、知性に恵まれた気骨持つ女性でした
「ニコニコ笑ってりゃいい綺麗どころの分際で」、男性優位社会ハリウッドから総スカン食らったほど
Frances (1982) Original Trailer
映画には、帰郷時のパーティーで、故郷の有名人として歓迎する町の名士夫人に向かって
「貴女を覚えているわ。わたしに悪態ついたわね。わたし、無神論者で、アカよ」と冷たく言い放つ場面
18歳頃、「神は死せり」と断言するエッセイを発表当時
保守的な連中を敵に回し、名士夫人からは罵倒されていた
フランシスが遂に勝てなかったのは、支配欲強い母親で、その敗北によりの改造人間であったよう
…中年キョンキョンが注目を浴びるのが、生きる時代に合ったおかげ様であれば、さればこそ…
昨日と今日、「お前こそ、基地外だ」の、思い上がり甚だしいAhoo!記事見た
本当にカネ無いなら、お外ランチせずは一切せず手弁当持参し、飲み会不参加で家族団欒を優先する
安倍ちゃんを全面的支持してなかろうが、少しでも支持する時点で、安倍ちゃんと同じ穴のムジナ
自分で地下鉄の切符買えないバカ殿様見抜けないとすれば、自らも苦労知らずの極楽トン坊なの
薄給でも働ける環境、株式やFXで増やす余裕持つ、そんな連中が虐げられるだけの庶民であるもんか
ある国に生まれるのは、神さんが決める事か否か、いずれにせよ当人の決める事じゃない
たまたま日本人に生まれただけの話よ
日本人が仮に世界有数の優れた民族だとしても、個人の能力は不平等、島国の中では玉石混交である
中国や韓国が間違っていたって、日本が常に正しいと決まっていない
というより、差別的反論する段階で、軽蔑する面々と同じ立ち位置が、わかってんの?
ヘルシーでないを割り切って食べるのが正しいコンビニ物を逸品と勧める文章を見ると
MADE IN CHINA食べずとも、脳ミソが加工物汚染される例だね
マクド育ちの結果アレルギー続出し、怪しげなマスク顔に目狸みたいな化粧で出勤する腐れ小娘もだ
男女とも25歳過ぎたら経年劣化の一途であり、30歳になって無意味な独身が低能極まる
女の場合、30歳過ぎたら男以上に篩にかけられ、市場価値下がる一方わからんのかい
結婚には苦労や不自由が付き物だが、独身には独身なりの苦労や不自由もだ
どう転んだって嫌な諸々から逃げられないんだよ
若い世代にカネ無いのが事実だとしても、年齢重ねれば、稼ぐ条件はより厳しくなる
ある程度無理が利き、少々の失敗は取り戻せる年代に、苦労は売られる前に買え
もっとも
「専業主婦は、高度成長期の産物。それより昔は、男女揃って屋外労働していた」?
家電製品存在しない時代に、必要とあらば父親も率先し、数人以上の子供を生み育てたんだけどな
1人の子さえ、親や行政に頼り、それでも大変と泣き言並べる小娘青二才親を見ると
女も稼ぐが常識と言いながら、嫁が家事育児介護に孤軍奮闘は義務と、娯楽三昧の鬼畜亭主を見ると
30歳過ぎて、まだ若いと、自分探しやってるような、ガキンチョどもに真似出来るとは到底思えん
…ジーン、フランセスのどちらとも、彼女たちなりに「アメリカ人の誇り」持っていたはず
国を思っても受け入れられず排除される苦悩を味わう
「個を確立出来ていない、いや出来ているつもり」の現代ニッポン人に無理な相談わかるでしょ


