ヤホージャパンTOPページから拝借してきました
「闇に葬られ、タブー視されていた実在の衝撃事件を描く映画9本。あなたはこれらの事実を信じられますか……?」
アタクシが信じるも何も、その前に、書いたアナタはご存知かしらん
汚れた心 CORACOES SUJOS/DIRTY HEARTS
解説: 『善き人』のヴィセンテ・アモリンが監督を務め、フェルナンド・モライス原作のノンフィクションを映画化した衝撃作。およそ70年前に、戦後ブラジルの日系移民社会で起きた驚がくの歴史に焦点を絞る。主人公に『築地魚河岸三代目』の伊原剛志、その妻を『CUT』の常盤貴子が熱演するほか、余貴美子や奥田瑛二らも豪華共演を果たす。長い間タブー視され、闇に葬られてきた真実に基づく陰惨な物語に言葉をなくす。
あらすじ: 第2次世界大戦終決直後、写真館を営むタカハシ(伊原剛志)は妻ミユキ(常盤貴子)と共にブラジルサンパウロ州の町で暮らしていた。そこで暮らす多数の日系移民たちは情報を遮断されたままの状態で、大半は当然日本軍が勝利したと考えていた。そんな折り、元陸軍大佐ワタナベ(奥田瑛二)が行政により禁止されている集会を開き……。
( http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id342701/より引用 )
現代日本で気軽に使われている『勝ち組』『負け組』という言葉は
「大東亜戦争に勝った」「いや負けたんだ」と対立するブラジル移民社会発祥という衝撃の事実をさ
どこの移民社会でも多かれ少なかれ、母国への思い入れは見られます
鉤十字なメンゲレ博士を、潜伏先の南米まで訪ねた息子側から描いた‘マイ・ファーザー 死の天使’(2003年)
博士と同居しているドイツ人女性(鉤十字仲間だったと思う)は、「ドイツの新聞は当てにならないからね」
地球の反対側情報を仕入れるには、インターネットなんて存在しない時代だとほぼ新聞雑誌類に限られる
母国から離れれば離れるほど、確認手段は少なく、勝手な思い込みや願望が多く膨らんだであろうし
「フン、嘘ばっか」とはなっから信用しないのでしょう
戦後にサンパウロ移住した新聞記者によれば
彼の勤務する新聞社では、日本が戦争に負けた事実を認める立場を取ったら
勝ち組が「貴様らは国賊だ」とピストル持って攻めてくる勢いで
初代社長はピストル携帯して通勤したといいます
外部情報を遮断されたままの状態に加え
皇室の写真を飾っておくほどの閉鎖的社会だから(現在でもある程度?)
まあ勝ち組が勢い誇ったのはわかる気がします
日系移民社会を描いた映画といえば、対極にある米国映画2作品を
1936年。ロサンゼルスで日本人向け映画館を営む日系一世、ヒロシ・カワムラ(サブ・シモノ)の娘リリー(タムリン・トミタ)は映画館で働く元労働活動家のジヤツク・マクガーン(デニス・クエイド)と恋に落ち、両親の猛反対にもかかわらず、移民と米国市民の結婚を禁じた当時のカリフォルニア州法を避けるためシアトルに駆け落ちしてまで式を挙げた。娘ミニも生まれ幸福な生活を営んでいた2人だったが、ジャックが再び組合運動に深入りしてゆくのをリリーがやめさせようとした結果いさかいが起こり、リリーはミニを連れて実家へ戻ってしまう。そこへ降ってわいたような日米開戦、リリーの父はスパイの嫌疑を受けてFBIに連行される。やがて戦火の激しくなる中ジャックは徴兵され、日系人は収容所に強制移住となったため2人は離ればなれに…。やがて釈放されたリリーの父に対する周囲の視線は冷たく、日系人2世に対する忠誠心を問うアンケートに対してカワムラ家のチャーリー(スタン・エギ)とハリー(ロナルド・ヤマモト)は別々の答を選び、チャーリーは日本に強制送還、ハリーは米軍に志願する中、リリーは母(シズコ・ホシ)と残された家族の面倒を見るので精いっぱいだった。そこへ軍隊を無断で抜け出したジャックがリリーとミニに会いにやってくる。ついに2人の仲を許したリリーの父の説得で戻ってゆくジャックだったが、やがて逃亡の罪を問われ刑務所送りに。カワムラ家の苦難の日々はさらに続く。アイダホの農場に行っていたリリーの妹ダルシー(アケミ・ニシノ)は私生児をお腹に収容所に戻り、全てを失なって廃人のようになっていたリリーの父はついに自殺を選ぶ。そこへ追い打ちをかけるようにハリーの戦死の知らせ。悲しみに茫然となる母を抱え44年、やっと収容所から解放されたリリーは、いとこのいるカリフォルニアのいちご農園に身を寄せ、そこで終戦を迎える。そして戦争が終わって3年経った48年、前線から帰還したジャックは、苦しみの日々の記憶を胸にしたリリーとミニをしっかり抱き締めるのだった。
( Movie Walker:『愛と哀しみの旅路』より引用 )
1954年。ワシントン州のサン・ピエドロ島で第一級殺人の裁判が開かれる。容疑者は日系人のカズオ(リック・ユーン)。漁師のカール(エリック・サル)を殺した罪に問われているのだった。前日にカールに会っていたカズオは不利な立場だった。傍聴席に座る新聞記者のイシュマエルはカズオの妻・ハツエ(工藤夕貴)と十数年前、愛し合う仲だったが、太平洋戦争が二人を引き裂き、ハツエはカズオと結婚。イシュマエルも戦争で片腕を失っていた。イシュマエルはカズオが無罪だという証拠を握っていたが、ハツエをいまだに愛している彼は証拠を提出する決意がつかない。日系人に対する差別が渦巻く法廷で、カズオは孤立していた。良心と過去の傷の間で、イシュマエルは引き裂かれるが、愛が運命を決めるのだった。
( Movie Walker:『ヒマラヤ杉に降る雪』より引用 )
クリスマス関連のおもちゃだっけか、ミニが手に取って見るのを商店主が叱りつける場面
ミニは一目でわかるアジア系の容貌なので、異教徒には関係ないと短絡的思考だったのね
ジャックは、不機嫌な表情で娘婿候補を検分するカワムラ氏にも負けなかったとあり
ミニを商店主の前で抱き上げ、「娘は、アメリカ人だ」
ハツエとイシュマエルはどうやら深い仲だった模様
とりわけ敵性国家出身として戦時下を生き延びるには、ハツエは移民同士の結束を保たねばならず
カズオとの新婚初夜で初物保証するのは、カズオの男(日本男児)としての面子を守ってやるためね
「時々、全ての人間が裁かれることがあるのです。
人間の良心と品位が裁かれるのです。
そして、あなた方のようなごく普通の人々が人類の成績表を提出せねばならないのです。
人間性の名において陪審の務めを果たして下さい。」
カズオの弁護に当たるネルズ・ガドマンドソン弁護士の言葉が印象的です
米国におけるアジア系有名人といえば
ハリウッドで有名になった初の中国系アメリカ人女優であるアンナ・メイ・ウォン
中国系移民は、1869年に開通したセントラル=パシフィック大陸横断鉄道の建設工事に約14000人が参加し
アメリカ的精神、開拓精神に貢献したくらい歴史が古いにもかかわらず、米国市民としての酬いは少なかった
自分の存在意義を揺るがされる経験持たずして、少なくとも清濁併せのんで歴史を調べずして
「○○人はかくあるべし」と愛国心をブチ上げるが如何に青臭いか、おわかりになりますかね
