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金八先生、最後の授業へ 「美しい手締めとしたい」 
2011.2.5 07:41

 金八先生が桜中学を“卒業”-。足かけ32年、8シリーズにわたってTBS系で放送されてきた学園ドラマ「3年B組金八先生」が、3月下旬の特別ドラマをもって終了することになった。校内暴力やいじめなど、教育問題に早くから焦点を当てた「金八」シリーズ。主演の武田鉄矢(61)は「『金八』は60歳を過ぎた僕のこの顔つきをつくってくれたドラマ。美しい手締めのスペシャルにしたい」と、気合たっぷりで教壇に立つ。(萩原万貴枝)

 「3年B組金八先生ファイナル」では、定年退職を春に控えた金八が、高校受験でナーバスになる生徒たちと向き合う様子を中心に描き、自身の健康への不安や、娘の結婚のエピソードも盛り込まれる。

 ◆「重圧」はねのけ

 金八の“語源”が「金曜八時」だったというのは有名な話だ。シリーズ開始当時、同時間帯では日本テレビ系の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」がヒット中で、TBSでは「金八(きんぱち)(の枠)の視聴率を上げなければ」という課題があった。さらに、番組は前年にヒットした「熱中時代」(日テレ系)のまねとも言われ、武田は「大変な重圧だった」と当時を思いだす。

 しかし、初めて収録現場に入ったとき、覚悟が決まったという。「セットの黒板の裏側に『3年B組』って書いてあるのを見つけて…。『オレの教室なんだ』って、その文字を指でなぞったのを覚えてますねえ」

 第1シリーズ(昭和54年)では、生徒役の田原俊彦(49)、近藤真彦(46)、野村義男(46)が人気を呼び、「たのきんトリオ」誕生のきっかけになった。また、杉田かおる(46)演じる雪乃(ゆきの)が妊娠する「15歳の母」が注目され、最終回は39・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この数字は、全8シリーズを通して破られていない。

 ◆学校の現実は…

 第2シリーズ(55年)では校内暴力を取り上げ、第5~6話「腐ったミカンの方程式」では、問題のある生徒はつまみ出そうという学校上層部に対し、金八が「生徒はミカンじゃないんです!」と叫ぶ名場面も。

 その後も、金八がいじめ問題に取り組んだ第4シリーズ(平成7年)、上戸彩(25)が演じる生徒の性同一性障害を扱った第6シリーズ(13年)、薬物問題が登場する第7シリーズ(16年)などがあり、武田自身、「これはウソだろう、こんなことが中学校であるのか」と戸惑うこともあったという。

 「でも現実にある問題で、僕も勉強させられました」。同時に、「内容はシリアスだったけれど、15歳の少年と少女が本来持っている明るさにドラマは救われた」と話す。

 「15歳は人生の交差点であり、分かれ道。そこを舞台にしたプロデューサーはすごいと思うし、“定年”まで演じさせてもらえたのは、役者として本当に幸せなことでした」

 約240人の“卒業生”を送り出してきた金八先生。最後は恩師の花道を見送りに、懐かしい顔ぶれも集結する予定だ。

( 出典先:MSN産経ニュース )



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学ぶ側の心構え次第だね




スペシャル版何本かと、桜中学から松ヶ崎中学に移した第3シリーズ(1988年)以外
1979年から現在に至るまで30年余り、リアルタイムで観ている
腐ったミカンの方程式を解きたくない、加藤君と同じ1980年中学3年女子のなれの果てです

もしも最後の教壇への注文をつけられるのであれば

完璧な人間などいないが、次世代の指標や気力、自信を奪う真似は、無責任で恥知らず
『ダメ大人』を軽い気持ちであっても人前で口にするような、永遠のコドモにはなるな
進化を続ける努力する者だけが、真価を発揮する
神仏でなくてもいい、人間としての絶対的倫理観を持っていれば