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幼児の哲学クラスを追うドキュメンタリー映画が話題に、フランス
2010年12月22日 19:54 発信地:パリ/フランス

【12月22日 AFP】愛や死、自由といった大きな哲学的テーマを、3~4歳児が語り合うクラスを追ったフランスのドキュメンタリー映画が話題になっている。

「次回は『親とは何のためにいるか?』について話しますからね」─ある日のクラスの終わり間際、幼児たちを教えるパスカリーヌ・ドリアーニ(Pascaline Dogliani)さんが声をかけた。

 パリ郊外の幼稚園で開かれている幼児のための哲学入門クラスを、映画監督のジャン・ピエール・ポッジ(Jean-Pierre Pozzi)氏とピエール・バルジェ(Pierre Barougier)氏が2年以上をかけて180時間の映像に収め、それを1時35分にまとめた映画『Ce n'est qu'un debut(ほんの事始め)』が、世界の大人たちをうならせている。

■「知性」「自由」「愛」について議論

 集中力を高めるために灯されたキャンドルを囲み、子どもたちは車座になる。クラスは簡単な問答から始まり、徐々に重く複雑な問いに移っていく。子どもたちの答えは可愛らしいものから、鋭いものまでさまざまだ。

「知性」に関する討論で、ひとりの子は「うちのお母さんはヌテラ(Nutella、ヘーゼルナッツチョコレートスプレッドの商品名)を冷蔵庫に入れないから」知性があると言った。大人のほうが子どもよりも知的か、という問いに別の子はちょっと考えてから「そうでもないよ。だって、大人は僕たちに『おまえはなんにも知らない、おまえはなんにも知らない』って言うけれど、僕たちは色々知ってるからね」と答えた。

「自由とは何か」を考える回で、ある子が「自分の好きなふうでいられること、息が吸えること、子どもでいられること」と答えると、別の子は一言、「牢屋から出られること」と言う。

「愛とは何か」について考えた回では、ちょっとしたドラマも起きた。ある男の子がもう自分のガールフレンドのことを「愛していない」と言った。「ずうっと顔を見つめられていて」うんざりしてしまったのだと言う。一緒にクラスに参加していた「元カノ」はがく然とした。

■映画を見た人はみな笑顔に

 カメラは同じクラスの2年目も追いかけている。子どもたちはすっかり自信を深め、ドリアーニさんの指示がなくても自分たちでディベートを始めている。「何よりも目を見張るのは、このころになるともう、これが4~5歳の幼稚園生だということを忘れてしまうような議論をしていることです」とポッジ氏は感心する。
 
 映画はすでにドイツの映画祭で賞を獲得したほか、イタリアや米国、カナダでも好評を博した。ニコラ・フィリベール監督の『ぼくの好きな先生(Etre et Avoir)』ほどのヒット作になるかどうかはまだわからないが、少なくともひとつポッジ監督をすでに喜ばせていることがある。「映画を見終わるとみんな微笑みながら出てくるんだ」(c)AFP/Anne Chaon

( 出典先:AFPBB News )

フランス人は人生論好きでまぁよく喋ります

幼児期より鍛えられているからですよ

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                       Ponette | Jacques Doillon | 1996

~プロヴァンスの田舎の村、秋。交通事故で突然ママ(マリー・トランティニャン)を失った4歳の少女ポネット(ヴィクトワール・ティヴィソル)は、パパ(グザビエ・ヴォーヴォワ)からそのことを聞かされても、死がまだよくわからないから、泣くこともできない。とまどうポネットは、人形のヨヨットと一緒に、ママの帰りを待つことにする。パパはポネットをおばさんに預け、仕事でリヨンに向かった。年上の従姉妹デルフィーヌとマチアスがどんなに遊ぼうと誘っても、ポネットは庭で、部屋で、一人でママを待ち続ける。おばさんはポネットを膝に抱いて、ママはもう帰らないこと、ママはイエス様と天国にいることを優しく諭すが、ポネットは「おばさんはなぜ天国に行かないの? ママはあたしといたかったのに、今はなぜ違うの」と訊ねる。従姉妹が教えてくれた、好きな人が甦るおまじないも効かない。ポネットは小さな頭を働かせ、自分なりの考えを作っていく。「死んだ人が戻ってこないのは、生きている人が、その人をほんとうに待っていないからよ」。周りは皆、途方に暮れてしまう。休暇をとってポネットに会いに来たパパも、頑にママを待ち続けるポネットに苛立ち、怒りだす。「ママは天国だ。おまえはパパの世界に住んでいる。命のある世界だ。そんな考えだと、ずっと悲しいままだぞ」と。泣きじゃくるポネット。ポネットは従姉妹と共に寄宿学校に入った。そこは現実と夢想とが混じり合う、子供たちだけの世界。自分の空に閉じこもるポネットをデルフィーヌがさりげなくかばい、子供たちも自分たちなりにポネットを受け入れていく。ポネットは、礼拝堂にあるイエス像に魅せられ、「全能の神様。ママは死にました。神様と一緒のはずです。ママに私とお話するよう伝えてください」と、一生懸命にお祈りする。ユダヤ人の少女アダから「神様の子供になるテストに合格したら願いが届く」と聞き、いろんな試練に取り組むが、何も変わらない。そして、アントワーヌに「ママが死ぬのは子供が悪い子だからだ」と言われ、ポネットは自分を攻めるようになる。マチアスが優しく慰めてくれても、傷は癒えない。ポネットはリュックをしょって、一人寄宿舎を後にする。ママのお墓の前で泣きじゃくるポネット。「ママ、ここに来て」、それに答えるかのように、静かな奇跡が訪れ、ママが目の前に現れた。そして、ポネットはようやくママの死を受け入れ、克服することができた。~

( Movie Walker:『ポネット』より引用 )

少女ポネットを演じたヴィクトワール・ティヴィソル
この映画でヴェネチア国際映画祭の主演女優賞を受賞しました
出演当時、実際に4歳。幼すぎて、あまり記憶に無いといいます

大人と子供の領分を知らせ守らせるにかけては、厳しい欧州
国にもよるでしょうが、フランスは特に厳しい部類だと思います
基本カトリックであり、保守派は「ここ修道院かい?」という感じ
階級社会であり、中流以上の子女が通うリセでは、日本の中学高校が保育園以下に見える級教育だとか
自己確立と大人への成長の手助けを怠らないのです

ただ子供なりの人格は認めた形であり、遊ぶ時は時間と時期守った上で思い切り遊べ
頭を押さえつける形で無いから、ごく自然に身につき、遊ぶ時にも無茶はしません
成年と同時に自立出来る。親も何も口出しせず「勝手にしたらぁ」
親は「ヴァカンスの邪魔するな~」らしく、自分の人生楽しむのが最優先、サイコーな環境ですね

こういうお国柄のそれなり環境で生まれ育てば
大人になってからも自然に4歳当時の経験が生かされ『人間として』豊かな人生を送れるでしょうね