中学2年生女の子。下の問題の意味が解らないので解説してくれとのこと。

 

単元は天気とその変化です。

正解としては

(1) A ,  寒気(冷たい空気)  B ,  暖気(暖かい空気)    (2)  (ア)    (3)  前線面

 

となります。

 

この問題では「(1㎥毎の)空気の温度と重さの関係を理解しているか」を問われています。

 

普段の生活では中々気がつかないけれど、我々の周りにある空気は暖かければ軽くなり、冷えると重くなります。

 

問(2)では冷たい空気が暖かい空気の下に潜り込む様子を見る実験について聞かれています。

 

A の空気は下に氷があるのでB の空気よりも温度が低く重くなり、結果として下に潜り込むように移動します。

 

A 側に線香の煙が入れてあるは冷たい空気がもぐりこむ様子を観察するためだったんですね。

 

これは実際に目の前で見ないとわからないことです。

 

 

このほかにも理科では実験の様子を問題として出されることが良くあります。

 

僕の授業では出来る限り目の前で空気の重さを計ったり、電流の流れる様子、磁石を使った磁気の力の働きなんかを見せるようにしています。

 

実験装置の工作もけっこう楽しんでいます。