今回は忘備録と復習を兼ねて記事に書きます。
長いです。
家を空けていたのは帰省中の12/31~1/2の3日間。
もちろん水は落として行きましたが、僕だけ一足早く帰省していたので妻に水周りの水抜きを任せていました。
風呂場の水抜きは止水栓(元栓)を閉めた後、さらにシャワーのネジ部分を取り水抜きをしますが、それでも凍っていたので、約2時間近く浴室を灯油ストーブで暖めつつ、蛇口の部分にタオルをかけてぬるま湯をかけ続けていました。
で、そのうちポタポタと蛇口から水が出始め、
「よし、もう大丈夫だね」
と、止水栓を空けたところ、
まさかのキッチン側から霧状の水しぶきが舞い上がりました。
古い家なので、室内配管なのです。
慌てて元栓閉めましたが
「えっと、今の悪夢はなに?幻覚かな?」
2人固まりましたね。
よ、よし。
少しづつ出してみよう。
隙間から見える配管の様子を見ると明らかに穴が空いて水が出ています。
妻の言葉を借りるならば
「公園の水飲み場みたいに上に向かってピューと出ている」とのこと。
ああ、もう完全に穴空いたな…
おそらく水抜きの時点で、水の方とお湯の方の蛇口を両方ともしっかり回さなかったことが原因と思われます。
あと留守にしていた間にマイナス20度になっていた日があったことも原因の1つ。
とりあえず大手の業者さんに連絡してみるも、同じ状況の人が多かったとみえて、もう既に予約でいっぱい。要は予約すらも受け付けてもらえない状況。
既にこの時で20時過ぎ。
風呂場の解凍だけで2時間近くかかっており、やっと溶けた!早く暖かいお風呂に入ろう!と思っていたところに水道管破裂の現実。
僕も妻も正月は雪かきで疲れ果てています。
もう2人ともすっかり心が折れました。
で、気持ちを切り替え
「よし!どっか泊まりにいっちゃおう」
とホテルに一時避難をすることに。
翌朝、うちの水周りのことをお願いしている業者さんに連絡。
「あ。ちょっと待ってて下さい。かけ直します」
と言われてから3時間経っても連絡来ず。
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多分無理だと判断し、違う業者さんを紹介してもらうため、横の繋がりがないかを聞くために灯油屋さんに連絡
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迅速に連絡はとってもらえたものの、既に予約が約20件で「早くても1/5以降になる」との事。
「それならやはりいつもの業者さんに頼んだ方が早い」と意見を頂く。
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しかし待っても、何しても相変わらず連絡はとれず。
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そうこうしている間に灯油屋さんから再度連絡が入り、もう1件心当たりがあると連絡を頂く。
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で、その前にいつもと違う業者さんに頼むなら一応大家さん(借家のため)に、了解得ておいた方がいいだろうと大家さんに連絡
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その後改めて灯油屋さんにお願いをしてなんとか来てもらえることに。
しかも翌日の1/4に来て貰えるとのこと。
↓
予定通り1月4日朝9時に来て頂く。
業者さんが来てからの流れ
目視できていた「上に向かってピュー」の箇所は工事がしづらいため、キッチンの下部分に穴をあけて作業。
破裂した配管を交換。
それからもう1箇所、破裂ではないが接続部分が外れていたためこれも部品交換。
今度こそ…!と水を通すと今度は別の箇所からもボタボタと嫌な音が。
で、次はこちらの箇所にまた穴を空けて交換。
破裂した痛々しい水道管
素材が銅なので、なんかの実験に使えるかもとこれは頂きました。
今朝の雪かき中に隣の蕎麦屋のおばちゃんと話をした時、蕎麦屋さんも凍結させてしまいお湯が出なくなってしまったとのこと。
こちらは商売ですから大変ですよね。
北国の冬季に凍結問題は本当に厳しいです。
「いくらお金かかってもいいから早く直して!」
という訳にはいきません。
凍結する時は皆一緒。
とにかく業者さんが捕まらない。
今回のことで完全に家中の水抜きの方法を教えてもらうことができました。
いつもやっている水抜きだけではまだまだ甘かったようです。
【いつもの水抜き】
・キッチン、浴室、洗面所。
・+浴室のハンドル部分の根元のネジ
【完全なる水抜きと凍結防止】
・上記の部分に加え、洗濯機の横の蛇口(我が家特有)。
・ボイラーの下部分の2箇所。
・冷え込みそうな部分にヒーターを当てておく
正月早々動いてくれた灯油屋さんと配管工事の方に本当に感謝です。
水が出ない生活は不便なんてものじゃないですし、それよりもどこがどうなっているのがわかるまでがとても心配でした。
破裂も1箇所だと思っていたら、蓋を開けたら3箇所で、流石に3箇所目になると
「まだ何かあるんじゃないか」
とビクビクしてきます。
皆様もどうぞお気をつけ下さい。
追記: 支払いはその場での現金払いでした。
正月+緊急+金額未定でしたので、後ほど振込とか回収に来てくれるかなと思いましたが、違いました。
勿論業者によって違いはあるとは思いますが。
とりあえず手元の現金で間に合って良かった。