昨日の記事のF田くんの後日談があります。
実はこのF田くん、大学生になってから塾のアルバイトをしました。
僕もバイトをした塾です。
妻にこの話をすると
「えっ。できるの?」
でした。
F田くんが中学生の時に僕と語り合っていた話(アインシュタイン方程式・統一場理論など)は、物理専攻した大学レベルの話で、僕も勉強してF田くんと話をした記憶があります。
そんな頭のいいF田くんが、普通の子達相手にものを教えられるのか、という意味の「え。できるの?」
というもの。
そうなんです。
自分が優秀だということと、教えるのが上手いというのは全く別の話。
F田くんがアルバイトしている頃の話は、当時の塾長から聞いたものです。
塾「それがねぇ、結構大変なんですよ…」
やっぱり…
塾「出来ない子に怒っちゃうんですよね」
なるほど…
なぜ1度言ったことが理解できないのか、
なぜ説明してるのにわからないのか、
この感覚が全くないF田くんには、出来ない子・わからない子の気持ちも理由も全くわからないんですね。
イライラするだけのようです。
塾長がとった策は「出来る子だけを任せる」というものでした。
まあ、これしかありません。
塾長はこういった采配(さいはい)にも優れている人でした。人のことをよく見ている証拠ですね。
生徒も雇っている講師のこともよく見て、適切な判断を下せる。加えて人柄も温かい人でした。
この塾長の元でバイトができたことは僕にとっても財産です。
加えて塾長の奥さんともよく出掛けました。
塾長の奥さんは、芸術が好きなので美術館や演奏会によく出掛けるのですが、夫である塾長はこういったものに全く興味がなく、そのお供として僕がよく駆り出されていました。
僕は美術も音楽も好きなので、とても楽しかったし、勉強になりました。
僕の妻は芸術「しか」興味のないちょっと偏った人なので、この時の経験がとても役にたっています。
本当にお世話になった方です。
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