理想の木をツクル(日田下駄に学ぶ) | ..あちゃ! no mic's

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野良作業でウクレレサイズの楽器製作中(構造材としての剛性をテスト)

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日田下駄はすごいと思った。
合板を使った日田下駄・・・厚さ0.3㎜の薄く削った板を木目を交互に5枚重ねて1.5㎜の板をツクルみたい。
部屋履き用のスリッパに使われているみたい。

オイとしては真似をするのは面白くないんで、カンナで削った板を、織ることにした。
素材として選んだのはヒノキ。



カンナは言わずと知れた日本製。



カンナで削ってみた。
繊維の木目の違いで、削った時に伸び方が違って、しわしわになった。


バラが咲いたようには見えなくもないけど・・・。


拡大写真。


な、なんと!
しわを伸ばそうと水に浸し、引っ張ってやるとしわが伸びたので、物干し竿で洗濯ばさみで挟んで日陰干し・・・。
意外と早く乾いた。


素材としてはきれいでしょう?
Arduinoで、機械加工できるものを作ってもよさそう。
モーター1個には1㎏の負荷をかけることができる。
懐かしの力学そのものだなあ。


どうやって接着するかが問題。
水に濡らすと、繊維がしっかりしているので、伸び縮みする。



バイオリンなんかのRのついた面をこれでプレスで再現することはできそうだ。
ギターのボディは何とかいけないかなあ。
ギターをデコるくらいなら簡単そうだ。
赤と青の二色で染めて、織りあげるときれいかなあ。



理想の楽器の構想。
ギターのピックアップだけでなくって、本体にも着手していきたい。
この間の、オレンジの部品で統一された奴は、まだ手を付けていない。