コミュニティ Kakawete | Miz'Lab高校数学のツボ|癒しと再起動の伴走型数学ラボ

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ルワンダにいる友人が、

Kakawete (カカウェッテ)というゲームを教えてくれた。

 

コミュニティのみんなでくじ引きをして。

それぞれが、くじに書かれていた名前の相手を

誰にもバレないように、1年間思い続けながら生活する。

そして1年後、再びみんなで集まって

自分が思い続けた相手へ小さなプレゼントを贈る、というゲーム。

 

地域の集まりや組合、貯蓄講などで行われてきたのだそう。

 

書かれた名前を見て、最初は

「1年後、どんなプレゼントをあげようかな」

「どんなものが好きなのかな?」

「あの色の服を着てることが多いから気に入ってるのかな?」

「いつもあのカゴもってるけど結構くたびれちゃってるな」

などプレゼントのことを中心に日々その人のことを見るけれど。

 

だんだんと

「そういえば先週元気なかったな」

「親族で何かあったのかな」

「子どもが寄宿舎に入って寂しいのかな」

「最近、集まりに顔出さないな」

と、その人の暮らしそのものを気にかけるようになるのよ、とのこと。

 

ゲームとしてはじめたことだけど

人を思う、気にかけるということが日常に浸透していき

さらに、本人にも周りにもバレないようにするルールも相まって

グループ全体がふんわり優しくなるのだそう。

 

「自分も誰かのことを思っているけれど

誰かも自分のことを思ってくれているんだって感じると

ずっとじんわり嬉しいし

1年間心が支えられてる気持ちになるのよ。

この人が私の名前を引いてくれたのかも

あの人が私の名前を引いてくれたのかも

と思うと、なんだかみんなに優しさをお返ししたくなって

結局引いた名前の人だけじゃなくて

みんなのことを思っちゃうのよね。

それがこのゲームのいいところだと思う。

バレちゃいけないってルールも楽しいのよ」

 

 

いくつか気になったことがあったので、聞いてみた。

 

Q)ちなみに、最後まで相手にバレないもの?もしもバレた場合はどうなるの?

 

A)バレることはあるそう(笑)

でも、バレたとしても相手は「バレてるよ」とその場では言わずに、

1年後プレゼントをあげるときに「やっぱりね!あなたが私の名前引いたって知ってたのよー」

と公開するとか。

 

「この人が私のことを思ってくれてるな、と知っていて好意を受け取るのも、

知らないで好意を受け取るのも、結局どちらも好意でしょ。」とのこと。

 

ちなみにバレたときのペナルティとかは、特にないそう。

 

Q)あー、この人、私の名前引いちゃったからわざわざ優しくしてくれてるのかな?

(本当だったら優しくしないだろうに)とか捻くれて受け取ったりすることはない?

 

A)「まー、なくはないけど(笑)。

でも続けているうちにそういう部分が気にならなくなってくるのよー」とのこと。

 

おそらく、形から入ったとしてもそのうち実が伴ってくる、というのを

みんなが実感しているのかなという感じ。

 

Q)プレゼントって、例えばどんなものをあげるの?

 

A)布の小物、靴、生活で使うカゴ、その人が好きな食べ物(野菜・果物系)、

ヤギ、ペンダント、手鏡、大切なものを入れておく小箱などがあるそう。

家族や近所の人とみんなで使えるものというより「その人個人」への贈り物とのこと。

 

ご飯に招待するとかもあるの?と聞いたら、

それは日常すぎて特別なプレゼントにはならないわよ〜!と。

 

 

・・・ヤギは「小さな」プレゼント、ではないような気も(笑)

丁寧に見つめてきたからこその「言葉」も添えて贈るのも、いいかもしれない。

 

型から入っても、自然と目的の方向になっていく感じなのか…。

そして知っちゃって受け取っても、知らないまま受け取ってもいいって

なんか、いいな。

 

誰かに見せるためではなく、

自分の中で、そっと相手を気にかけ続ける。

だから、

競争にならない。

正解がない。

評価もない。

 

でも、空気が変わる。

 

監視ではない関心。

支配ではないつながり。

この固定されない 緩やかさに惹かれる。

 

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