今回は、私自身の話を1つ。
ちょっと変わった依頼を受けたことがあった。
MBA留学のためにGMATのQuantitative対策をお願いしたいって。
Quantitativeセクションが点数の取り所と言われる中、数学が苦手でほとんどやってこなかったから困っている、という社会人さん。(今は試験の形式がちょっと変わったけど)
最初に声をかけられた時は、GMATって何?っていう状態で。
GMAT対策なんてやったことないし責任持てるのか?…って断ろうと思ってた。
問題文はぜんぶ英語だから、正直言って母語と違う負荷はあるしね。
でも、彼女が「こういうテストなんです」ってPrep(ネット上でできる模擬テスト)のスクショ見せてくれて。
問題や形式を確認して、オフィシャルガイドも見て、情報を集めまくって。
当時のPrepは、確か今と違って2回だけじゃなく無料で何回も受けられた。何回でも私が自分で練習できる。
彼女は真剣に困っていたし、形式や傾向は見えたから、それで話を受けることにした。
そこから自分でも実際にめちゃくちゃPrepを解きまくってみて。
前半or後半どこで間違えるか、連続ミスでどうなるか、時間切れはどうなるか、採点の変化を確認して。
CAT(Computer Adaptive Test)のシステムもおもしろいなーって、めっちゃ参考になった。
正解か不正解かで次に出る問題のレベルが変わる。
解答した問題数、正解率、各問題のレベル、統計学的な特性でスコアが決定する。
後半で時間が足りなくなってランダムクリックすると、連続で不正解になるせいで得点が下がったり。
どういう部分でどのくらいスコアが変わるか、試しまくって、1ヶ月でオフィシャルガイド本+1回75分のPrep18回やってた。自分でもちょっとびっくりだ(笑)
彼女、最初は問題の把握でも苦戦していて。
Verbalセクションみたいな難しさはないけど、数学や経済の用語とか文章のタイプが違うんだろうな。
内容は算数や中学数学の範囲が多いとは言え、ベースをちゃんと理解していないと、特にData Sufficiencyとか、問題に即した対応をするのに苦戦する。あと、たまに学校の算数や数学では出会わないようなタイプの問題もある。
約1ヶ月ちょっとという短期間だったけど、一緒にめいっぱい集中してやり切って、無事に留学していった。
彼女は以下の体験記を書いてくれた。
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GMATのQuantitiveセクション対策でお世話になりました。
私は高校1年生いらい10年以上も数学から離れていて全く問題に歯が立たない状態でした。
多くの受験生は満点近くこのセクションで獲得するのが常といわれている世界で、適した予備校も見つからず困っていたところに松田さんと出会うことができ、感謝しております。
授業中はもちろん、メールでの対応も懇切かつ丁寧でしたので1ヶ月という短い間ですが戦略的に取り組めました。
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依頼がなければGMATに触れる機会とか、ここまで徹底的にやり込むってしなかったと思うから、幅を広げるすごくいいきっかけになったと思う。
ちょっと怖いところに自分を連れて行ってあげるって、大事だね。
それと。
ここで出会ったData Sufficiencyの5択みたいな問い方っておもしろいなって思った。
こういうの中高生にやってみるのも、普段と違う頭の使い方ができていいんじゃないかな。
※従来のGMATがFocus Editionへ移行したことにより、変更もいろいろ。
当初は75分だったけど、その後62分になり、現在は以下に分割。
・Quantitativeセクションは「Problem Solving」のみで、図形問題なし。45分21問
・Data SufficiencyはData Insightsセクションの一部に異動して45分20問
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