あなたが胸に秘めた想いは何ですか? それが使命とつながっています | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

【あなたが胸に秘めた想いは何ですか? それが使命とつながっています】



先日、、


セラピストのきょんこさんから、潜在意識に関する講座を受けました。


1回目は京都・四条烏丸のシェアサロン、

2回目は兵庫・加古川のサロンにて。


きょんこさんはテキストを使って、

優しく、丁寧に教えてくださいました。


ありがとうございます。







そのとき、、、


「使命」という言葉が出てきました。



そんなことから、

今回は「使命」について、



そして、、


そのために「一歩踏み出す」には?


というテーマで、心理学の視点から書かせていただきますね。




心理学で考えると、、


オーストリアの精神科医、ヴィクトール・フランクルが提唱したフランクル心理学が、「使命」を大事にします。



なぜなら、、、


それは「生きる意味」につながるからです。



普段の生活で、ふと、


「私は、一体何のために生きてるのだろう?」


と思うことはありませんか?



そんなとき、、、、


生きる意味を与えてくれるのが「使命」なのです。


身近な言葉で言うと、

生きがいと考えてもいいでしょう。





ただ、、、


使命は人によってそれぞれ違います。


ある人にとっては、


「子どもと一緒に過ごす」ことかもしれません。


もしくは、

別の人にとっては、


その人の技能を発揮して

「まわりの人々のサポートする」ことかもしれません。



また、、、


たとえ同じ人でも、

年月とともに使命が変化することもあります。


貢献する相手も人それぞれです。






フランクルは次のように言います。


 ・ ・ ・ ・ ・ ・


この人生のどこかに、


あなたを必要とする「何か」があり、

あなたを必要とする「誰か」がいる。


そして、この「何か」や「誰か」は、あなたに発見されるのを待っているのです。


私たちは常に、この「何か」や「誰か」に必要とされ、待たれている存在なんです。


 ・ ・ ・ ・ ・ ・



あなたは、どうですか?


あなたを待っている「誰か」とは誰でしょうか?

あなたを待っている「何か」とは何でしょうか?


心あたりはありますか?



もし、、、


心あたりがなくても心配いりません。


今、心あたりがなくても、

どこかで見つけられると思います。






では、、、


それらを見つけるために、どうすればいいか?


フランクルは言います。


「行動すること」


で、道が開けてくると。




私も、、


数学が専門ですが、、


「現実思考をベースにして、

心理学やスピリチュアルを伝えたい」


という想いがありました。


勉強するのは、わりと好きなので、

ひたすら吸収に励みました。


特に、

アドラー心理学を何年も習い、吸収しました。



私の場合は、インプットに時間をかけすぎているような気もしますが、


去年と今年の春、

行動に移しました。


去年の4月、

アドラー心理学を実践して、大切なパートナーと幸せになるための本を、


今年の3月は、

アドラー心理学とスピリチュアルの境界領域で、

幸せを見つけるための本を


電子書籍とペーパーバックで出版しました。





この2冊を出版して、


私の伝えたいことが明確になってきたように思います。



あなたはどうですか?


あなたが本当にやりたいこと。


あなたが胸に秘めた想いは何でしょうか?


胸の奥に秘めた憧憬。


何かありますか?



それこそが、

あなたが心から欲していること。


あなたの「使命」かもしれませんよね。










「泥まじりの水を見る人は、水と泥は同一のものであると言うでしょうか?」


フランスの数学者・グロダンディークの言葉。


もちろん、、、


「泥」と「水」は異なるものです。


意味が分かりにくいかもしれませんが、、


グロダンディークは、純水のような純粋な気持ちの大切さを述べているのです。


「泥水」ではなくて「純水」です。


彼自身も、純粋な気持ちで数学をやっていました。


「純粋さ」というのは、使命を見つけるときのコツともいえます。



なぜなら、、、


「エゴ」があると視界が曇って、使命が見つけにくくなるからです。


アドラー心理学においても、、


エゴと反対の方向に人生の目的を設定することが、

幸福に生きる秘訣だと考えられています。


(このことは、アドラー心理学では「共同体感覚」という言葉を使って説明されます)






ここまで、、


いろいろ書いてきましたが、


もし、


何をやりたいのか思い浮かばなければ、

やはり焦りますよね。


もやもやした感じ。



ただ、、


そんなときは、どうか焦らないでください。

どこかで、自分の想いに気づくときが来ます。



私の好きな曲を紹介しますね!


有名な曲ですが、


槇原敬之さんの「どんなときも。」


次のような歌詞があります。



 ・ ・ ・ ・ ・ ・


ビルの間きゅうくつそうに落ちて行く夕陽に

焦る気持ち

溶かして行こう


そしていつか

誰かを愛し 

その人を守れる強さを

自分の力に変えて行けるように


 ・ ・ ・ ・ ・ ・



焦る気持ちを夕陽に溶かすなんて、

絶妙な歌詞ですよね。


MV(ミュージック・ビデオ)は こちら



あなたも、

焦る気持ちを夕陽に溶かして、
前に進みませんか?




そんなわけで、、


どうか焦らないでください。



そして、、、


自分自身の使命が見つかったなら、、


一歩踏み出しませんか?



それが、


人生を豊かに生きることにつながるのです。




というわけで、


今回は、ここまでとなります。


それでは、また!





■ 関連記事


◆ 何かが、誰かが待っている ~ ヴィクトール・フランクルの心理学 ~


◆ 精神の自由とフランクル心理学







■ 執筆者

 

 

松岡 学

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

『アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ』ココCLAFT出版。

 

詳しいプロフィールはこちら

 

 

<お問合せ先>

 

※出版社様から、松岡学への執筆(出版)の ご依頼は、

 こちらから直接ご相談ください。

 (商業出版のみ前向きにご検討させていただきます)

 

※企業様などからのお仕事のご依頼もこちらから。

 

 

 

 

◆ 子どもの算数力アップを願う、お母さんのための本

 

子どもの算数力を育てる接し方を、

アドラー心理学にもとづいて書かれています。

 

実践しやすいように具体的に書かれています。

 

 

いつのまにか子どもが算数を好きになる本

~ アドラー心理学でわかる! ~

(スタンダーズ社)

 

 

 

◆「恋愛・結婚生活 × アドラー心理学」の本

 

大切なパートナーと幸せになれるような、 

アドラー心理学のエッセンスが詰め込まれています。

 

日常生活にアドラー心理学を実践したい方に向けた本となります。

 

 

キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス

~ 大切な人と幸せになるアドラー心理学 ~

  (CLAP)

 

 

 

◆ 現実思考とスピリチュアルの境界領域で幸せを見つけるための本

 

アドラー心理学とスピリチュアルを実践することで、

幸せになるための本。

 

数学・物理学の視点についても書いてあります。

 

 

アドラー心理学とスピリチュアルの境界で見つける本当の幸せ

数学者が伝えるこの世界の法則

(ココCLAFT出版)